中外製薬<4519>
💡株価が動いたポイント
✅2025/4/18(金)終値8,328円+1,243円
✅始値8,065円、高値8,427円、安値7,897円
✅年初来高値8,427円、年初来安値6,232円
✅肥満症治療薬のロイヤルティー収入が期待され、前日比+17.54%の急騰となり上場来高値を更新しました
◎中外製薬が2018年にイーライリリー<LLY>+14.3%に開発・販売の権利を譲渡した肥満症治療薬「オルフォグリプロン」において、第3相臨床試験で有効性と安全性が確認されました
◎販売が実現すれば、「オルフォグリプロン」の売上高の1桁台半ばから10%台前半までの段階的なロイヤルティー収入を得る可能性があることから急騰しました
◎現在販売されている皮下注射型の肥満症治療薬は、世界的な肥満人口の増加により供給が追いついていないため、製造がより簡単な経口薬の「オルフォグリプロン」が注目されているようです
◎また、経口薬であることから注射を好まない患者にも利用されることが期待でき、世界的なヒット薬となる思惑もあるようです
◎あるアナリストは「有効性と安全性で良好な結果を得られたことは非常に意義が大きい」と評価し、さらなる株価上昇への期待感も示しました
◎イーライリリーは、2025年末までに各国の規制当局に承認申請するとのことです
◎また、大阪・関西万博でiPS細胞をテーマとした展示が行われるなど再生医療にも注目が集まり、医薬品・バイオ関連銘柄が幅広く買われました
◎iPS細胞は、さまざまな体の組織に変化できる万能細胞の一種で、再生医療関連事業を手がけるセルソース<4880>+6.02%などにも買いが広がりました
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