【株価が動いた理由】ニデック +12.47%〜2期連続で最高益の見通しと中期経営計画を好感。トランプ関税の影響は限定的

【株価が動いた理由】ニデック +12.47%〜2期連続で最高益の見通しと中期経営計画を好感。トランプ関税の影響は限定的

ニデック<6594>


💡株価が動いたポイント

✅2025/4/25(金)終値2,510.5円+278.5円

✅始値2,475円、高値2,525.5円、安値2,427円

✅年初来高値2,965円、年初来安値1,862.5円

✅好業績と関税の影響が限定的との見解で、前日比+12.47%の急騰となりました


 

◎2026年3月期今期純利益予想が2,000億円(前期比19%増)で、2期連続で最高益の見通しとなり買われました

データセンター用発電機などが伸びるほか、固定費を削減する構造改革を進めるとのことです

◎2025年3月期前期売上高は2兆6,070億円(前々期比11%増)、営業利益は2,402億円(同48%増)で、純利益は1,676億円(同35%増)と3期ぶりに過去最高益を更新しました。データセンター用のHDD(ハードディスクドライブ)モーターなどが伸びたようです

◎併せて発表した2028年3月期まで3カ年の中期経営計画では、最終年度の売上高を2兆9,000億円(前期比11%増)、営業利益を3,500億円(同46%増)とし、売上高営業利益率は前期の9%から12%へ引き上げを見込んでいます

◎中期経営計画で特に成長率が高くなるのは、水冷装置などのAI(人工知能)関連と発電機などのインフラ関連で、AIサーバー向け水冷装置の売上高は、前期の170億円から今期は2倍の約340億円を見込み、2028年3月期までに500億円を目指すようです

◎また、トランプ関税の影響は限定的で、メキシコ生産品やコンピューター関連製品が関税対象から外れたことで、通常の事業運営で対応できるようになり、懸念材料が後退したことも好感されたようです

 

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