💡この記事のポイント
✅TSMCの過去最高決算などAI需要は拡大中
✅AI活用にはソフトウェアの役割が重要
✅大幅下落も、今後の反転に期待の6銘柄をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅マイクロソフト、オラクル、セールスフォース、サービスナウ、パランティア、シノプシス
✅TSMCの過去最高決算などAI需要は拡大中
✅AI活用にはソフトウェアの役割が重要
✅大幅下落も、今後の反転に期待の6銘柄をご紹介
✅マイクロソフト、オラクル、セールスフォース、サービスナウ、パランティア、シノプシス
AIの恩恵をこれから受けていくソフトウェア株
マイクロソフト<MSFT>
オラクル<ORCL>
セールスフォース<CRM>
サービスナウ<NOW>
パランティア・テクノロジーズ<PLTR>
シノプシス<SNPS>
トランプ関税の影響で世界同時株安に発展するなど、足元では、米国の株式市場も不安定な動きが続いています。しかし、このような状況の中でも台湾セミコンダクター(TSMC)が過去最高決算となるなど、AI(人工知能)需要は確実に増加しています。
AI需要といえば、半導体ばかりが注目されますが、AIを活用するためにはソフトウェアの役割が重要です。AIの恩恵をこれから受けていくのがソフトウェア株と言えそうです。今年に入りソフトウェア株も軟調な展開が続いてきましたが、大きく下落しただけに市場が落ち着けば反転も期待できそうです。
そこで、今回は米国のソフトウェア株をご紹介します。
ソフトウェア製品の開発やライセンス供与、タブレット端末の製造、クラウドサービスなどを手がけています。
1月に発表された2024年10-12月期決算は、売上高が前年同期比12.3%増の696億ドル、営業利益は同17.1%増の316億ドルと好調でしたが、市場予想を下回り売られました。
4月には、創立50周年を記念するイベントを開催し、AIアシスタント「コパイロット」に一連の新たな機能を追加するなど、AI事業の強化を打ち出しています。
株価は1月28日年初来高値448.38ドルから4月7日年初来安値344.79ドルまで下落しています。全般相場次第ですが、割高感も薄れており、今後のリバウンドも期待できそうです。
ソフトウェア、ハードウェアの開発・販売のほか、クラウドサービスも手がけています。
1月にオープンAI、ソフトバンクグループ<9984>とAI開発事業「スターゲート」を設立し、急騰しました。
3月に発表された2024年12月-2025年2月期決算は、売上高が前年同期比6.4%増の141億ドル、営業利益は同16.2%増の43.5億ドルと増収増益でした。
3月には、エヌビディア<NVDA>のアクセラレーテッドコンピューティングおよび推論ソフトウェアと、同社の AIインフラ、生成AIサービスとの初の統合を発表しています。
株価は1月22日年初来高値191.99ドルから4月7日年初来安値118.86ドルへ下落。ただ、業績は良好なため、全般相場が落ち着けば、リバウンドも期待できそうです。直近は130ドル台で推移しています。
クラウド型のCRM(顧客管理)プラットフォームを手がけています。
2月に発表した2025年1月期前期決算は、売上高が前々期比8.7%増の378億ドル、営業利益は同43.8%増の72億ドルと好決算となりましたが、市場予想を下回り売られました。
3月には、自律型AIエージェントプラットフォーム「Agentforce 2dx」を発表しています。これにより、常時人間の監視無しでも裏でプロアクティブに機能しながら、あらゆる種類の顧客や従業員の新たな業務フローを実現できるようになります。
株価は1月28日年初来高値367.09ドルから下げが続き、4月7日年初来安値230ドルまで下落しました。直近は250ドル前後で推移しています。全体相場反転時のリバウンドに期待したいところです。
IT運用を自動化・効率化するクラウドサービスを企業向けに提供しています。
1月に発表した2024年12月期前期決算は、売上高が前々期比22.4%増の109億ドル、営業利益は同79%増の13.6億ドルと大幅増益となりました。
4月には、AIを活用した最新の構成可能なCPQ(Configure, Price, Quote)ソリューションを提供するLogik.ai を買収する正式契約を締結したと発表しました。
1月28日年初来高値1,198.09ドルから4月7日年初来安値678.66ドルへ下落。700ドル割れでいったん底入れが期待できます。直近は800ドル前後で推移しています。
情報分析のためのソフトウェアプラットフォームを手がけています。
2月に発表した2024年12月期前期決算は、売上高が前々期比28.8%増の28.6億ドル、営業利益は同2.6倍の3.1億ドルと大幅に増加しました。AIソフトに対する需要が業績を押し上げました。
3月にはハイネケンなど新規顧客の発表で民間企業向け事業の成長期待や、防衛スタートアップ企業の新規顧客6社の獲得とAIヘルスケアラボの立ち上げで大幅高となりました。
その後も、S&P100指数への採用や、NATOがAI軍事システムを購入するなど、相場環境が悪い中でも明るいニュースが続いています。
株価は2月19日年初来高値125.41ドルから4月7日年初来安値66.12ドルへ下落。その後は4月23日高値103.76ドルまで回復し、再び100ドルの大台に乗せました。他の銘柄と比べても底堅い動きで、業容の拡大が期待できる銘柄でもあることから安いところで買いたい銘柄の一つと言えそうです。
半導体集積回路(IC)の設計、テストのためのEDA(電子設計自動化)ソフトウェアなどを手がけています。
2月に発表した2025年11-1月期決算は、売上高が前年同期比3.7%減の14.5億ドル、営業利益は同28.6%減の2.5億ドルと減収減益でした。
3月には、NVIDIA Grace Blackwellプラットフォームを使用して半導体設計を最大30倍高速化する電子設計の自動化を発表しています。
株価は1月23日年初来高値556.31ドルから4月7日年初来安値365.74ドルへ下落。直近は420ドル前後で推移しています。
記事作成日:2025年4月24日
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