ディスコ<6146>
◎09:55執筆。トランプ政権が、エヌビディア<NVDA>のAI(人工知能)半導体「H200」の中国向け販売を容認すると報じられ、一時前日比+5.71%高となり6日続伸しました
◎報道では、現地時間8日中に詳細が発表される見込みですが、トランプ大統領がSNSで、中国への輸出を許可する方針を表明したことも材料視されたようです
◎これを受け、エヌビディアの株価は時間外取引で+2.34%高となりました
◎また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)+1.1%が上昇し、過去最高値を更新したことも背景にあるようです
◎これにより、東京エレクトロン<8035>、イビデン<4062>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株にも買いが波及しました
ゆうちょ銀行<7182>
◎10:15執筆。日銀による追加利上げ観測を背景に国内長期金利が上昇し、およそ19年ぶりの2%台が目前に迫る中、銀行株全体に利ざや改善を期待した買いが集まり、一時前日比+4.44%高となり上場来高値を更新しました
◎長期金利の上昇は、保有債券の含み損拡大という懸念材料もありますが、市場は将来的な貸出金利や運用利回りの上昇による収益押し上げ効果の方をより好感しているようです
◎特に同社は巨額の運用資産を持つことから、金利環境の正常化が中長期的な業績改善につながるとの見方が強まっているようです
神戸物産<3038>
◎10:41執筆。2025年10月期前期の業績予想と配当予想を上方修正し、一時前日比+3.81%高となりました
◎連結純利益を従来予想の240億円から318億円(前期比48%増)へ引き上げ、過去最高益を見込んだ従来予想から、さらに上振れる見通しです
◎物価高による消費者の節約志向を背景に「業務スーパー」事業が伸長したほか、価格転嫁や物流効率化が進み採算が改善したようです
◎年間配当予想を従来予想26円から30円(前々期は23円)と増額したことも好感されました
大日本印刷<7912>
◎10:35執筆。先端半導体を消費電力10分の1で生産する技術を開発したと報じられ、一時前日比+2.76%高と続伸しました
◎キヤノン<7751>が手がける「ナノインプリント」方式の製造装置向けで、次世代の1.4ナノメートル品に対応する中核部材を2027年に量産するようです
◎既存のEUV(極端紫外線)露光装置よりも導入費用を抑えられる利点があり、業績への貢献が期待されたようです
◎この報道を受け、キヤノンも一時前日比+2.25%上昇しました
キオクシアホールディングス<285A>
◎10:13執筆。工場を共同運営するメモリ大手サンディスクの株価下落が嫌気され、一時前日比-3.18%安となり4日ぶりに反落しました
◎同社株とサンディスク株は連動しやすく、前日の米国市場で-1.31%安となったことが売り材料となったようです
◎また、直近3営業日の上昇で10,000円台を回復していたことから、利益確定の手じまい売りも重なったようです
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