【株価が動いた理由】日経平均+5.24%~中東衝突の終結観測や米株高を受け2,600円超高で53,000円台回復

【株価が動いた理由】日経平均+5.24%~中東衝突の終結観測や米株高を受け2,600円超高で53,000円台回復

日経平均

💡株価が動いたポイント

✅2026/04/01(水)終値53,739.68円+2,675.96円

✅始値51,959.47円、高値53,739.68円、安値51,902.84円

✅年初来高値59,332.43円、年初来安値50,558.91円

✅米国とイランの軍事衝突が終結に向かうとの観測が浮上し、投資家心理が急速に改善したことで、前日比+5.24%の急騰となり高値引けとなりました


 

◎トランプ大統領がイランでの軍事作戦を「2〜3週間以内」に終える見通しを示したほか、イランの大統領も戦闘終結の意思を表明したと伝わり、米国株高の流れを引き継ぎ、海外投資家を中心としたショートカバー(買い戻し)が相場を牽引したようです

◎これにより、日経平均は5日ぶりに反発し、過去4番目の上げ幅で、今年最大となりました

◎3月の月間下落幅が7,000円を超え、前週末には「調整局面」の目安とされる10%安に達していた反動もあり、新年度入り初日からリスクオンとなったようです

◎また、日銀発表の3月短観で大企業・製造業の景況感(DI)が+17と4四半期連続で改善し、市場予想を上回ったことも、日本経済の底堅さを確認する材料として意識されたようです

◎これにより、キオクシアホールディングス<285A>+14.26%、アドバンテスト<6857>+10.67%、東京エレクトロン<8035>+5.51%、ソフトバンクグループ<9984>+5.88%、ファーストリテイリング<9983>+3.31%など指数寄与度の高い銘柄が大幅高となりました

◎3月に大幅調整した景気敏感セクターへの見直し買いも活発で、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>+8%、三井住友フィナンシャルグループ<8316>+8.97%などの銀行株や、三井金属<5706>+9.59%、住友金属鉱山<5713>+8.33%などの非鉄金属株の上げも目立っています

◎また、米国の光ファイバー関連株の上昇を受け、フジクラ<5803>+8.7%、古河電気工業<5801>+12.87%、住友電気工業<5802>+10.61%などの電線株も買われました

◎一方で、個別悪材料の出たKDDI<9433>-3.32%やネクソン<3659>-4.76%は逆行安となったほか、原油価格の高止まりが一服したことでINPEX<1605>+0.49%や商船三井<9104>+0.33%なども弱含みましたが、全体高に釣られ値を戻しました

大和証券グループ本社<8601>+4.55%の荻野社長は、早期停戦が実現すれば「2026年末の日経平均6万3,000円」との見通しに変更はないとの強気な姿勢を示しました

◎ただし、WTI原油先物が依然として1バレル100ドル台で高止まりしていることから、本格的な底打ちには原油の動向を見極める必要があるとの慎重論も根強いようです

◎日経平均採用銘柄の内、221銘柄が上昇、3銘柄が下落と全面高となりました

◎なお、本日より日経平均採用銘柄の日野自動車が、三菱ふそうトラック・バスと統合し上場廃止となり、その持ち株会社「アーチオン(ARCHION)」が新規上場し、日経平均にそのまま採用されたことから、前日比無しとなっています

 

 

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