【NY市場:4月23日】
★エンフェーズ・エナジー<ENPH>
・2025/4/22(火)終値53.43ドル+1.81ドル
・2025年1-3月期売上高、一株当たり利益ともに市場予想を下回る
・新たに開示した2025年4-6月期売上高予想は市場予想に沿った数値も、米国の需要低迷の影響を受ける見込みとコメント
・時間外取引では大幅下落
★インテューイティブ・サージカル<ISRG>
・2025/4/22(火)終値478.74ドル+10.42ドル
・2025年1-3月期売上高は前年同期比19.2%増、営業利益は同23.2%増
・米国の関税が業績に悪影響を与える可能性があるとコメント
・時間外取引では小動き
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/4/22(火)終値39,186.98ドル+1,016.57ドル
◎23日の米国株は続伸か
◎東京市場は米中貿易摩擦の緩和期待で大幅反発、アジア市場も堅調で、欧州も続伸スタート。時間外取引で米国主要株価指数の先物取引が上昇していることから、堅調にスタートしそう
◎23日から始まる20カ国・地域(G20)財務大臣・中央銀行総裁会議の関連報道も注目。米国と各国が対立する可能性も。
◎トランプ大統領はパウエル連邦準備理事会(FRB)議長を解任する意向との発言を撤回、利下げ要求は継続
◎トランプ大統領は、中国との貿易交渉に対して非常に好意的に臨むと発言。中国への関税は合意後に大幅に下がるだろうとした上で、ゼロにはならないともコメント
◎中国政府が韓国企業に対し、中国のレアアース(希土類)を含有する製品を米国の防衛関連企業に輸出しないよう要請したと報道
◎ビットコイン(BTC)が94,000ドル台まで上昇。ビットコイン関連のコインベース・グローバル<COIN>、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>、チャールズ・シュワブ<SCHW>、ブロック<XYZ>なども堅調か
◎インテル<INTC>が今週中にも20%超の人員削減計画を発表する見通しと報道、管理体制の合理化とエンジニアリング主導の企業文化の再構築を目指す取り組みの一環
◎ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>、統合失調症治療薬「コベンフィ」の後期臨床試験で、統計的に有意な差を示せず、失敗したと発表
◎テスラ<TSLA>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は、市場予想を大きく下回った。マスク最高経営責任者(CEO)は5月から政府効率化省(DOGE)に割く時間を大幅に減らし、テスラの経営に注力する姿勢を表明し、時間外取引で大幅高
◎エレバンス・ヘルス<ELV>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は、市場予想を上回った。時間外取引では小動き
◎GEエアロスペース<GE>の2025年1-3月期売上高は市場予想を下回った。一株当たり利益は市場予想を上回った。時間外取引では上昇
◎ロッキード・マーチン<LMT>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は、市場予想を上回った。時間外取引では上昇
◎スリーエム<MMM>の2025年1-3月期売上高と一株当たり利益は、市場予想を上回った。時間外取引では上昇
◎主な決算発表: ボーイング<BA>、CMEグループ<CME>、エーティー・アンド・ティー<T>、ネクステラ・エナジー<NEE>、IBM<IBM>、チポトレ・メキシカン・グリル<CMG>、ラム・リサーチ<LRCX>、ニューモント<NEM>、サービスナウ<NOW>、テキサス・インスツルメンツ<TXN>、オライリー・オートモーティブ<ORLY>など
◎注目の経済指標: 3月新築住宅販売件数、地区連銀経済報告(ベージュブック)
◎注目イベント:20カ国・地域(G20)財務大臣・中央銀行総裁会議(24日までワシントン)、日米財務大臣会談(予定)
(2025年4月23日17時15分執筆)