💡この記事のポイント
✅トランプ政権下でマーケットは乱高下
✅株とは違ったものもあるETFならリスクヘッジや株下落でも利益を追求できる
✅相場変動時に活用したいETFをご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅金(ゴールド)コース、中国株式コース、アメリカ石油株式コース
✅トランプ政権下でマーケットは乱高下
✅株とは違ったものもあるETFならリスクヘッジや株下落でも利益を追求できる
✅相場変動時に活用したいETFをご紹介
✅金(ゴールド)コース、中国株式コース、アメリカ石油株式コース
金(ゴールド)や原油も大きく変動
ETFなら色んな商品で機動的に売買できる
米国ETF
日本ETF
その他の関連ETF
年明け以降、米国のトランプ大統領が打ち出す政策によって、世界中の株式市場が乱高下しています。実は、大きく変動しているのは株式市場だけではありません。
例えば、世界経済の減速を警戒して株式市場から資金が流出する一方で、リスク回避の動きから金(ゴールド)市場には資金流入が続き、金価格は史上最高値を更新しました。
また、原油価格(WTI原油先物)は、景気悪化による消費の鈍化や、石油輸出国機構(OPEC)やOPECプラスによる供給拡大を背景に約4年ぶりに1バレル=60ドルを割り込みました。
日米の株式市場の乱高下はもちろん、そのほかの金融マーケットの変動は、投資家にとってリスクでもありチャンスでもあります。リスクヘッジをしたり積極的にリターンを狙う上で、ETF(上場投資信託)を活用することでさまざまな金融商品で幅広い資産運用ができるようになりました。
ETFは、取引所に上場している投資信託で、株式同様にリアルタイムで売買が可能です。中には、マーケットと逆の動きをするETFや、数倍のパフォーマンスを狙えるETFなどのブルベアETFも活用できます。個別株投資の場合、基本的には株価の上昇でしか利益を挙げることはできませんが、ETFなら株価の下落でも利益を追求することができます。
今回は、さまざまな金融マーケットの変動時に活躍してくれそうなETFをご紹介します。なお、PayPay証券では、米国ETFは原則24時間365日お取引ができますので、なおさら「いざという時」に活用しやすいはずです。
米国半導体大手エヌビディア<NVDA>の日々の変動率に対して約2倍の値動きを目指すETF。
例えば、エヌビディアの株価がプラス1%の場合には、同ETFはプラス2%の上昇となります。
ただし、株価がマイナス1%となった場合には、損失はマイナス2%となるため、リスクを十分に理解した上で利用しましょう。
米国半導体大手エヌビディアの日々の株価と逆方向に約1倍の値動きを目指すETF。
例えば、エヌビディアの株価がマイナス1%の場合には、同ETFはプラス1%の上昇となります。
「エヌビディアが下落する」と思う場合には、このETFを買っておくとエヌビディアの下落が利益となります。エヌビディアの下落を予想している場合や、すでにエヌビディアを保有していて一時的な下落をヘッジしたい場合などにも活用できます。
金現物の価格に連動した投資成果を追求するETF。
「有事の金」とも言われるように、金価格は戦争や災害、世界経済の先行き不透明な場面で安全資産として上昇する傾向があります。
足元では、トランプ関税による世界的な景気減速懸念から、金価格は史上最高値を更新しました。株式市場が不安定な場面では、リスク回避の投資先として選ばれやすいため、ポートフォリオの一部に加える投資家も多いようです。
FTSE中国50指数と同等の投資成果を目指すETF。中国50指数は、香港証券取引所に上場する中国株の中から、時価総額と流動性を考慮して選定された50銘柄で構成される指数。
代表的な構成銘柄として、テンセントやアリババ、シャオミ、中国銀行など。昨今は中国のハイテク株7社を「セブン・タイタンズ(7社の巨人)」の好調さが注目されていますが、中国企業の将来性だけでなく、米国株と逆相関の動きを見せる場合もあり、幅広い目的で利用できる可能性のあるETFと言えそうです。
MVIS米国上場石油サービス25インデックスに連動する投資成果を追求するETF。
同インデックスは、米国に上場する石油サービス企業大手25社で構成されています。基本的には、原油価格の値動きに連動しやすく、原油価格が上昇する場面では、同ETFも連動して上昇する傾向にあります。
原油価格の上昇がデメリットとなる企業の株式を保有している場合には、リスクヘッジとしても活用できそうです。
日経平均の日々の騰落率の約2倍の値動きを目指すように設計されたETF。
例えば、日経平均が前日比プラス1%の場合には、同ETFではプラス2%の上昇が期待できます。全体相場が上昇している時に積極的にリターンを追求できるETFです。
一方、日経平均が下落する局面では、同ETFはマイナス約2倍の値動きとなるので要注意です。
日経平均の日々の騰落率の逆方向に約1倍の値動きを目指すように設計されたETF。
例えば、日経平均が前日比マイナス1%の場合には、同ETFではプラス1%の値動きが期待できます。
全体相場が下落している時にリターンを追求できるETFです。
一方、日経平均が上昇する局面では、同ETFはマイナスとなるので注意が必要です。
スタンダードコース(SPDR S&P500 ETF<SPY>)
チャレンジコース(Direxion S&P500ブル3倍<SPXL>)
逆チャレンジコース(Direxion S&P500ベア3倍<SPXS>)
テクノロジーコース(インベスコQQQ<QQQ>)
テクノロジーチャレンジコース(プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ<TQQQ>)
テクノロジー逆チャレンジコース(プロシェアーズ・ウルトラプロ・ショートQQQ<SQQQ>)
アメリカ株式コース(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF<VTI>)
アメリカ増配株式コース(バンガード・米国増配株式ETF<VIG>)
アメリカ高配当株式コース(バンガード・米国高配当株式ETF<VYM>)
半導体チャレンジコース(Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍<SOXL>)
半導体逆チャレンジコース(Direxion デイリー 半導体株 ベア 3倍<SOXS>)
アメリカREITチャレンジコース(Direxion米国リートブル3倍<DRN>)
グローバル株式コース(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF<VT>)
新興国株式コース(iシェアーズMSCIエマージング<EEM>)
Appleチャレンジコース(Direxion デイリー アップル株ブル2倍ETF<AAPU>)
Apple逆連動コース(Direxion デイリー アップル株ベア1倍ETF<AAPD>)
Amazonチャレンジコース(Direxion デイリー アマゾン株ブル2倍ETF<AMZU>)
Amazon逆連動コース(Direxion デイリー アマゾン株ベア1倍ETF<AMZD>)
Googleチャレンジコース(Direxion デイリー アルファベット株ブル2倍ETF<GGLL>)
Google逆連動コース(Direxion デイリー アルファベット株ベア1倍ETF<GGLS>)
マイクロソフトチャレンジコース(Direxion デイリー マイクロソフト株ブル2倍ETF<MSFU>)
マイクロソフト逆連動コース(Direxion デイリー マイクロソフト株ベア1倍ETF<MSFD>)
テスラチャレンジコース(Direxion デイリー テスラ株ブル2倍ETF<TSLL>)
テスラ逆連動コース(Direxion デイリー テスラ株ベア1倍ETF<TSLS>)
記事作成日:2025年5月12日
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