【株価が動いた理由】三菱重工業 +8.55%~トランプ大統領の就任で恩恵を受けやすいとの思惑で押し目買い

【株価が動いた理由】三菱重工業 +8.55%~トランプ大統領の就任で恩恵を受けやすいとの思惑で押し目買い

三菱重工業<7011>

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/1/23(木)終値2,265.5円+178.5円

✅トランプ大統領の就任で恩恵を受けやすいとの思惑から、前日比+8.55%の大幅高となりました


 

◎トランプ大統領就任後、防衛関連に関して具体的な言及がないものの、今後話題となると思われることから、ここのところ下落傾向だった防衛関連株に押し目買いが集まったようです

◎また、訪米中の岩屋外相がルビオ米国務長官と会談し、日本の防衛力強化に向けた取り組みを説明した上で、同盟強化を確認したことも材料視されたようです

◎岩屋外相は、日本の防衛費をGDP(国内総生産)比で27年度までに2%に高める取り組みを伝え、ルビオ氏に理解されたと述べました

◎日米両政府は2024年6月に開催の防衛装備に関する会合でミサイルの共同生産米軍の武器不足を補うことなどが話し合われていましたが、今回の合意により防衛力を相互に補完する体制は継続するとの見方が広がったと見られます

◎米軍が使う防空用の迎撃ミサイル「パトリオット」は三菱重工業が日本国内でライセンスを得て生産しているため、恩恵は特に大きいとの思惑が株価を押し上げたようです

◎米軍がメキシコ国境に兵士1,500人を追加派遣すると発表し、移民問題や犯罪組織への対応に米軍が増強される動きも背景にあるようです

◎また、電力需要が、データセンターや半導体工場の増加で2024年度から増加傾向に転じ、2034年度には今よりも5.7%増えるとのニュースも好感されたようです

◎AIデータセンター向け電力需要への思惑から電線株が人気化していますが、この流れが周辺銘柄へも広がり、三菱重工業などエネルギー関連株も買われたようです

◎株価は2024年8月安値1,250円から12月上場来高値2,485円へ上昇。その後、今年1月17日安値2,042円まで下落も、この日は一時2,274.5円まで上昇しました

 

 

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公開日:2025.1.23

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