アルファベット<GOOGL>
◎2024/9/6(金)終値150.92ドル-6.32ドル
◎8月の米雇用統計の結果を受け米国の景気後退懸念が高まり、株式市場が全面安となったことから、同社株も前日比-4.01%の大幅安となりました
◎米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が14.2万人増と、市場予想16万人増を下回ったことから米景気の後退懸念が高まりました
◎6月分と7月分が下方修正され、雇用拡大ペースの鈍化が示されたことも売り要因となりました
◎また、グーグルの検索サービスをめぐる反トラスト法(独占禁止法)訴訟で、グーグルへの処罰内容が2025年8月までに決定される見通しと報じられたたことも警戒されたようです
◎処罰内容として多額の罰金や検索サービス事業の分割などが命じられれば、アルファベットの事業運営や業績に大きな影響を与える可能性がありそうです
◎また、英国の規制当局がオンライン広告でグーグルが支配的な立場を利用し、英国内での競争を妨げたとする暫定的見解を発表したことも伝えられています
◎英国当局は自社を優先して公正な取引を行わず、競争法に違反したと指摘しており、違反が正式に認定された場合、世界の年間売上高の最大10%にあたる制裁金が科せられる可能性があるようです
◎株価は7月10日の上場来高値191.75ドルから下落基調となっており、この日は一時150.55ドルまで下落しました
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