【株価が動いた理由】ブロードコム +24.43%~決算が好感され上場来高値を更新、時価総額は初の1兆ドル超え

【株価が動いた理由】ブロードコム +24.43%~決算が好感され上場来高値を更新、時価総額は初の1兆ドル超え

ブロードコム<AVGO>

 

💡株価が動いたポイント

✅2024/12/13(金)終値224.8ドル+44.14ドル

✅決算が市場予想を上回り、前日比+24.43%の急騰となり時価総額は同社初の1兆ドルを超えました


 

◎2024年11月-2025年1月期売上高予想146億ドルが市場予想145億5,000万ドルを上回り、成長指標とされる調整後のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が96億3,600万ドルで市場予想92億3,000万ドルを上回ったことが好感されました

◎AI(人工知能)製品の売上高予想が11-1月期に前年同期比65%増加し、ブロードコムの半導体製品全体の伸び率約10%をはるかに上回るとの見通しが示されました

◎データセンター事業者向けに設計したAI部品の対応可能市場は2027年度までに900億ドルに達するとの予測も示されました

◎最高経営責任者(CEO)は2027年度に主要顧客3社に対して600億~900億ドルのAIによる収益機会を見込んでいると述べ、AI半導体の需要急増見通しが買い材料視されたと見られます

◎あるアナリストによると主要顧客3社とは、アルファベット<GOOGL>、メタ・プラットフォームズ<META>、TikTok(ティックトック)を運営する中国のバイトダンスとのことです

◎これらの背景には、高額で供給が限られているエヌビディア<NVDA>のAI半導体への依存を減らし、カスタム半導体を利用しようとしているハイテク大手各社の動向があるようです

◎2024年8 -10月期売上高140億5,400万ドル(前年同期比51.2%増)は市場予想140億6,810万ドルを下回りましたが、一株当たり利益1.42ドルは市場予想1.39ドルを上回りました

◎決算を評価して証券各社などが目標株価を、205ドルから245ドルに、201ドルから250ドルに引き上げました

◎株価は10月9日高値186.42ドルから11月27日安値157.54ドルへ下落。この日は一時228.7ドルまで上昇して上場来高値を更新しました

 

 

【関連記事】
米国クリスマス商戦で注目の消費関連株6選
AI周辺銘柄の日米株3選/パランティア、セールスフォース、Appier Group
「ポイント投資」で株や投資信託を買おう!
【2024年11月】NISA人気銘柄ランキング
【2024年12月】米国株&日本株 配当利回りランキング
株主優待 27銘柄【2024年9~12月】

公開日:2024.12.16

マーケット情報

シェアする
FacebookXnote

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。