【株価が動いた理由】コインベース・グローバル -10.19%~FRB議長の発言で暗号資産が全面安

【株価が動いた理由】コインベース・グローバル -10.19%~FRB議長の発言で暗号資産が全面安

コインベース・グローバル<COIN>

 

💡株価が動いたポイント

✅2024/12/18(水)終値279.86ドル-31.78ドル

✅ビットコイン(BTC)が急落し、前日比-10.19%の急落となりました


  

ビットコインが前日の108,000ドル超の最高値から一転、一時5.3%安の100,752ドルまで急落したことを背景に暗号資産(仮想通貨)関連株が売られ、コインベースも急落しました

◎この日はビットコインだけでなく、イーサリアム(RTH)やリップル(XRP)、ソラナ(SOL)といった主な暗号資産は全面安となりました

◎米連邦準備理事会(FRB)が2025年の政策金利見通しを前回9月の4回の利下げ見通しから2回に半減し株式市場が全面安となったことと、その後のパウエルFRB議長の記者会見での発言が暗号資産の売り材料となったようです

◎パウエル議長は、ビットコイン国家準備金の設置可能性に関する記者質問に対して「私たちはビットコインを所有することを禁止されており、その法律を変えるつもりはない」と否定的見解を述べており、暗号資産の下落に繋がったとようです

◎また、2025年の利下げ見通しについて「ペースを落とし、より慎重に評価する」と発言したことで為替相場が円安ドル高となり、これも暗号資産の重石となったようです

◎暗号資産は投機的な商品(リスク資産)と位置づけられており、米ドル相場と反比例の値動きとなりやすく、米ドルが買われると暗号資産は下落する傾向があります

◎そもそもでビットコインは8月5日の5万ドル割れから直近の10万ドル超えまで2倍以上上昇しているため、利食い売りが出やすい状況にあったことが背景にあるようです

◎この流れを受け、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>、チャールズ・シュワブ<SCHW>も下落しました

◎株価は9月6日安値146.12ドルから12月6日年初来高値349.75ドルまで上昇。この日は一時275.81ドルまで下落しました

 

 

 【関連記事】
2024年 日米株の上昇トップ10&下落ワースト10
米国株・投資信託の新規取扱銘柄一覧(12/17追加72銘柄)
第18回 投資のアノマリーは当たるの?
【2024年11月】NISA人気銘柄ランキング
【2024年12月】米国株&日本株 配当利回りランキング
株主優待 27銘柄【2024年9~12月】

公開日:2024.12.19

マーケット情報

シェアする
FacebookXnote

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。