【株価が動いた理由】スポティファイ・テクノロジー -3.47%~月間アクティブユーザー数が市場予想を下回り大幅安

【株価が動いた理由】スポティファイ・テクノロジー -3.47%~月間アクティブユーザー数が市場予想を下回り大幅安

スポティファイ・テクノロジー<SPOT>

💡株価が動いたポイント

✅2025/4/29(火)終値576.94ドル-20.79ドル

✅始値558ドル、高値591ドル、安値540.1ドル

✅年初来高値652.63ドル、年初来安値443.21ドル

✅利用者数が市場予想を下回り、前日比-3.47%の大幅安となりました


 

◎2025年1-3月期月間アクティブユーザー数(MAU)が6億7,800万人(前年同期比10%増)で、市場予想6億7,900万人を下回り、4-6月期MAU予想も6億8,900万人で、市場予想6億9,400万人を下回りました

◎1-3月期は、年末キャンペーンの時期が遅れたことやマーケティング活動を抑えたことなどが影響したようです

◎これにより、取引開始直後に前日比-9.6%まで売られましたが、その後は下げ幅を縮めました

◎これは、経営陣の強気な見通し、広告収入の増加、アナリストの好評価が背景にあるようです

◎同社最高経営責任者(CEO)は「短期的には多少の騒ぎになるかもしれないが、長期的な展望には引き続き自信を持っており、我々が向かう方向はこれまで以上に明確になっていると感じている」「現時点での基礎データは非常に健全です。エンゲージメントは高いまま、リテンションも強力で、フリーミアムモデルのおかげで、人々は状況が不透明になったときでも私たちを使い続ける柔軟性を持っています」と述べました

◎また、総収入の12%を占める広告収入において、1-3月期に1万社以上(同21%増)の広告主が広告ツールを利用し、広告主数で1-3月期が10-12月期を上回ったのははじめてのことで、今後の成長が期待できると見られているようです

◎これらを受けあるアナリストは「全体的な不確実性にもかかわらず、競争上の優位性は深まっており、価格上昇の可能性、新たな熱狂的ファン層の設置、広告の強化、ビデオポッドキャストなどの新機能など、いくつかの手段によって長期的な見通しは明るい」と述べました

◎別のアナリストは「現在のマクロ経済の不確実性の中で、同社のサブ​​スクリプションモデルは、より防御的/公益事業的なもの」と述べました

◎2025年1-3月期売上高は41億9,000万ユーロ(同15%増)で、市場予想42億ユーロを下回りました。4-6月期売上高予想は43億ユーロで、市場予想43億7,000万ユーロを下回りました

◎最も収益性の高い1-3月期プレミアム加入者数は2億6,800万人(同12%増)で、市場予想2億6,500万人を上回りました。4-6月期プレミアム加入者数予想は2億7,300万人で、市場予想2億7,100万人を上回りました

◎株価は4月7日安値475.01ドルから4月28日高値627.5ドルまで上昇し、3月25日高値621.2ドルを上抜けていただけに、売りが出やすかった面もあるようです

 

【関連記事】
続伸期待!関税ショック前の高値を上抜いた好調米株10選
ドル安メリット期待の米国株3選
割安解消期待!PBR1倍割れ銘柄一覧【2025年4月】
3月期末を過ぎても配当金の恩恵がある「高配当株ファンド」3選
資産防衛に活かす「金(ゴールド)」関連4選
不透明相場で出番がくる「ディフェンシブ株一覧」日米6選+107銘柄

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。