【株価が動いた理由】エヌビディア、フリーポート・マクモラン、マーベル・テクノロジー、サービスナウ、コインベース
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エヌビディア<NVDA>

フリーポート・マクモラン<FCX>

マーベル・テクノロジー<MRVL>

サービスナウ<NOW>

コインベース・グローバル<COIN>

【株価が動いた理由】エヌビディア、フリーポート・マクモラン、マーベル・テクノロジー、サービスナウ、コインベース

エヌビディア<NVDA>

◎2025/12/23(火)終値189.21ドル+5.52ドル

◎AI(人工知能)向け半導体「H200」を2026年2月の春節(旧正月)前に中国へ出荷開始する計画と報じられ、前日比+3%高と4連騰しました

◎報道によると、同社は在庫からH200を約4万~8万個相当出荷する計画で、2026年4-6月期には生産能力拡大に伴う受注も開始する予定のようです

◎トランプ米大統領による輸出容認方針を受けた動きであり、会社側は「米国の顧客への供給能力に影響はない」としているようです

◎一方で、中国政府による購入承認が未定である点や、国産半導体の購入を条件とする案も浮上するなど、不確実性は残ると指摘されています

◎また、AIバブルへの懸念がくすぶりつつも、アナリストの高評価が相次いでいることも背景のようです

 

フリーポート・マクモラン<FCX>

◎2025/12/23(火)終値51.9ドル+1.26ドル

◎銅や金の先物価格が過去最高値を更新したことによる収益拡大期待や、目標株価引き上げを背景に、前日比+2.48%高となり7連騰しました

ウェルズ・ファーゴ<WFC>+0.2%のアナリストが、投資判断「買い」を維持し、目標株価を47ドルから55ドルへ引き上げました

◎アナリストは供給制約が銅価格を支える状況が、2026年7-9月期まで続くと予想しているようです

◎銅価格(LME3カ月物)は一時1トン1万2,000ドルを超え、同社が権益を持つインドネシア・グラスベルグ鉱山の事故による生産減などが影響しているとのことです

◎一方で需要面では、AIデータセンター向けなどの拡大に加え、トランプ政権による関税引き上げを見越した在庫積み増しの動きも指摘されています

 

マーベル・テクノロジー<MRVL>

◎2025/12/23(火)終値87.68ドル+2.88ドル

シティグループ<C>+1.11%のアナリストが、来月のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)を前に同社株を「30日間の注目銘柄(カタリスト・ウォッチ)」に追加したことで、前日比+3.39%高となりました

◎アナリストは、アマゾン・ドット・コム<AMZN>+1.62%とアルファベット<GOOGL>+1.48%傘下のグーグルの自社製半導体との競争懸念などは「誤解」であり、最近の株価下落は「買いの好機」であるとして、投資判断「買い」と目標株価114ドルとしたようです

◎CESでは次世代ネットワーク技術の採用拡大が強調されると予想され、これがアマゾンの次世代AIチップ「Trainium 4」での勝利につながると分析しているようです

◎また、別のアナリストも、同社が「Trainium」設計における役割を継続していることを明らかにし、投資家の懸念後退につながったようです

 

サービスナウ<NOW>

◎2025/12/23(火)終値154.36ドル-2.32ドル

◎新興サイバーセキュリティ企業「アルミス(Armis)」を77億5,000万ドルで買収すると発表しましたが、財務負担や成長戦略への不透明感が嫌気され、前日比-1.48%安となりました

◎買収額は全額現金で支払われ、過去最大の案件となりますが、アルミスの直近の評価額(約61億ドル)に比べて割高であるとの指摘があるようです

◎会社側は製品への機能統合や2026年の市場拡大を見据えた戦略としていますが、市場ではAIの収益化への疑問や、成長鈍化の懸念の声が上がっているようです

 

コインベース・グローバル<COIN>

◎2025/12/23(火)終値242.3ドル-5.6ドル

◎ビットコインなどの主要な暗号資産(仮想通貨)価格が下落したことを受け、取引減少による業績への懸念などから前日比-2.25%安となりました

◎ビットコインは、市場センチメントの悪化や取引の停滞を背景に、一時8万6,000ドル台まで下落しました

◎10月に付けた史上最高値12万5,000ドル台以降は調整局面が続いています

◎この流れを受け、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>-1.74%なども売られました

 

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