ブロードコム<AVGO>
◎2026/02/04(水)終値308.05ドル-12.28ドル
◎この日の通常取引は-3.83%安で終えましたが、取引終了後にアルファベット<GOOGL>が発表した決算での巨額の設備投資計画を受け、時間外取引で+6.21%高となりました
◎アルファベットが2026年12月期今期の設備投資額を1,750億~1,850億ドルとし、市場予想の1,155億6,000万ドルを上回り、前年の約920億ドルから約2倍に増やす計画を表明したことが好感されたようです
◎ブロードコムは、グーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」の設計・製造を受託する最大のパートナーであり、アルファベットの投資拡大がそのまま同社の収益に直結するとの期待が膨らんだようです
◎AIインフラへの投資意欲が2026年も衰えないことが示されたことで、エヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>なども時間外取引で上昇しています
エンフェーズ・エナジー<ENPH>
◎2026/02/04(水)終値51.67ドル+14.39ドル
◎2025年10-12月期決算と1-3月期の見通しが共に市場予想を上回ったことがサプライズとなり、前日比+38.59%の急騰となりました
◎10-12月期決算は、売上高3億4,332万ドル(前年同期比10.3%減)が市場予想3億3,843万ドルを上回り、一株当たり利益0.71ドルも市場予想0.59ドルを上回りました
◎2026年1-3月期の売上高予想2億7,000万~3億ドルの中央値2億8,500万ドルが、市場予想の2億6,900万ドルを大きく上回ったことも好感されたようです
◎トランプ政権の税制改革による太陽光発電への税額控除削減を前に、顧客の駆け込み需要が2年ぶりの高水準となったことが業績を押し上げたとのことです
◎また、補助金削減を補うための新たな「プリペイドリース」モデルの普及に期待が集まっているようです
◎一方で、トランプ政権による相互関税の導入で利益率が5.1ポイント押し下げられたほか、欧州での売上高が前年同期比29%減となるなど、政策リスクや地域的な弱さも指摘されています
イーライリリー<LLY>
◎2026/02/04(水)終値1,107.12ドル+103.66ドル
◎2025年10-12月期決算が市場予想を上回ったほか、2026年12月期今期の強気な見通しが好感され、前日比+10.33%の大幅高となりました
◎10-12月期決算は、売上高192億9,200万ドル(前年同期比42.6%増)が市場予想179億4,440万ドルを上回り、一株当たり利益7.54ドルも市場予想6.91ドルを上回りました
◎主力商品の肥満症治療薬「ゼップバウンド」の売上高が前年同期比2.2倍、糖尿病治療薬「マンジャロ」が同2.1倍と急増し、全体を大きく押し上げました
◎2026年12月期今期の売上高予想800億~830億ドルの中央値815億ドルが市場予想の776億4,000万ドルを上回り、一株当たり利益予想33.5~35ドルの中央値34.25ドルも市場予想の33.04ドルを上回ったことが好感されたようです
◎トランプ政権との合意による薬価引き下げの影響(成長率を10%台前半〜半ば押し下げ)を、販売数量の拡大で補えるとの見通しが示されたことが安心感に繋がったようです
◎また、2026年4-6月期に米国で販売開始予定の経口肥満症薬候補「オルフォグリプロン」への期待も買いを誘ったようです
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>
◎2026/02/04(水)終値200.19ドル-41.92ドル
◎決算と見通しが市場予想を上回ったものの、投資家の極めて高い期待に届かなかったことで、前日比-17.31%の急落となりました
◎2025年10-12月期決算は、売上高102億7,000万ドル(前年同期比34%増)が市場予想96億7,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.53ドルも市場予想1.32ドルを上回りました
◎2026年1-3月期売上高見通し98億ドルも市場予想94.2億ドルを上回りましたが、営業費用見通し30.5億ドルが予想28.5億ドルを超えたことが嫌気されたようです
◎また、好実績が中国向けMI308の寄与によるもので成長の質が物足りないとの指摘や、対中輸出規制に伴う不透明感、次世代品MI450投入までの様子見姿勢も売りを誘ったようです
パランティア・テクノロジーズ<PLTR>
◎2026/02/04(水)終値139.54ドル-18.34ドル
◎米アンソロピックの「Cowork」発表に端を発した「SaaSの終焉(AIによる既存ソフトの代替懸念)」への懸念で、前日比-11.61%の急落となりました
◎2025年10-12月期は極めて好調で、前日は+6.84%と大幅高となりましたが、業界全体への不信感に押され反落しました
◎アンソロピックの新技術が法務や財務などの専門業務を自動化できると判明したことで、「パランティアのようなAIソフトさえも、進化するAIモデル自体に代替される」との恐怖が市場に蔓延したようです
◎あるアナリストが業種全体の投資環境悪化を理由に、パランティアの投資判断は「中立」を維持したものの、目標株価を205ドルから180ドルに引き下げたことも嫌気されたようです
◎一方で、前日アンソロピックの件で急落したアドビ<ADBE>+2.86%、インテュイット<INTU>+2.66%、セールスフォース<CRM>+1.55%などは反発しました
アップラビン<APP>
◎2026/02/04(水)終値387.34ドル-74.45ドル
◎AIを活用した競合企業の台頭や複数の不祥事疑惑、さらにはソフトウェア株全般の売りが波及し、-16.12%の急落となりました
◎この日、モバイルゲーム広告の自動化を手掛けるスタートアップ企業「CloudX」がソリューションを一般公開し、同分野のニッチ市場で収益化を独占してきたアップラブビンの優位性が脅かされるとの懸念が強まったようです
◎また、マネーロンダリングへの関与を非難する投資会社のレポートや、データ収集慣行に関する米証券取引委員会(SEC)の調査継続、グーグルによる「プロジェクト・ジーニー」を通じた広告ビジネスの破壊リスクなども引き続き懸念されているようです
◎また、アンソロピックの技術公開をきっかけとした「既存ソフトがAIに代替される懸念」も重石となったようです
◎2月11日の決算発表でこれらの逆風に対する説明がなされるかが注目されているようです
テスラ<TSLA>
◎2026/02/04(水)終値406.01ドル-15.95ドル
◎この日開催された米議会の公聴会で自動運転を巡る規制の議論が行われたことや、ハイテク株安の流れを受け、前日比-3.77%の下落となりました
◎商務科学運輸委員会のテッド・クルーズ上院議員は、自動運転技術の責任ある導入に向けた「連邦基準」策定の必要性を指摘したことが嫌気されたようです
◎公聴会ではテスラとアルファベット<GOOGL>傘下のウェイモが証言を行っており、規制の枠組み作りが今後の重要課題として改めて意識されたようです
◎また、2026年の設備投資額が200億ドルに達する見込みであることから、AIプロジェクトへの資本支出増を懸念する向きもあるようです
◎この日はエヌビディア<NVDA>-3.41%などのハイテク株全体に売りが広がったことも響いたようです
◎一方で、人型ロボット「オプティマス」の年内生産開始や、数カ月以内の第3世代のロボット発表といった将来の成長要因には引き続き高い関心が寄せられているものの、足元では規制動向やコスト負担を注視する動きが勝ったようです
アムジェン<AMGN>
◎2026/02/04(水)終値366.2ドル+27.61ドル
◎2025年10-12月期決算が市場予想を上回ったほか、2026年12月期今期の強気な見通しが好感され、前日比+8.15%の急騰となりました
◎10-12月期決算は、売上高98億6,600万ドル(前年同期比8.6%増)が市場予想94億7,404万ドルを上回り、一株当たり利益5.29ドルも市場予想4.73ドルを上回りました
◎高コレステロール血症治療薬「レパーサ」や骨粗しょう症治療薬「イベニティ」の販売が好調だったようです
◎また、2026年12月期今期の売上高予想370億~384億ドルの中央値(377億ドル)が市場予想の371億ドルを上回り、一株当たり利益予想も21.6ドル~23ドルで市場予想の20.63ドルを上回ったことも好感されたようです
◎ハイテク株からディフェンシブ株へのセクターローテーションも追い風となり、メルク<MRK>+2.14%やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>+0.99%などのディフェンシブ株と共にNYダウを支えたようです
ボストン・サイエンティフィック<BSX>
◎2026/02/04(水)終値75.5ドル-16.12ドル
◎決算は予想を上回ったものの、米国の電気生理学関連の売上高が市場予想を下回ったことや、今期の見通しが慎重と受け止められ、前日比-17.59%の急落となりました
◎2025年10-12月期決算は、売上高52億9,000万ドル(前年同期比16.0%増)が市場予想52億8,000万ドルを上回り、一株当たり利益0.80ドルも市場予想0.78ドルを上回りました
◎しかし、主力の電気生理学部門の売上高が8億9,000万ドルで、市場予想9億3,300万ドルを下回ったことが不安視されたようです
◎また、2026年12月期今期の売上高予想221.8億~223.8億ドルの中央値222.8億ドルが市場予想の223.7億ドルを下回り、一株当たり利益予想3.43〜3.49ドルの中央値3.46ドルも市場予想の3.47ドルをやや下回ったことも嫌気されたようです
ウーバー・テクノロジーズ<UBER>
◎2026/02/04(水)終値73.92ドル-4.01ドル
◎業績見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気され、前日比-5.14%の下落となりました
◎2025年10-12月期決算は、売上高143億6,600万ドル(前年同期比20.1%増)が市場予想143億2,310万ドルを上回りましたが、保有株の評価損により一株当たり利益は0.14ドルと市場予想0.79ドルを下回りました
◎2026年1-3月期の調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)予想23億7,000万~24億7,000万ドルの中央値24億2,000万ドルが、市場予想の24億4,000万ドルを下回ったことが嫌気されたようです
◎また、英国(ロンドンを除く)での会計分類変更により、今後の売上高が見かけ上目減りすることへの懸念も売りに繋がったようです
◎一方で、月間利用者数が初めて2億人を突破したほか、自動運転分野への明確な道筋を示した点などは「効果を発揮している」と評価する声も出ているようです
【関連記事】
・日本株・米国株27銘柄を新規取扱!暗号資産関連など人気上位銘柄
・TOPIXが10カ月連続上昇!日本株をけん引する主力株&高配当株20銘柄
・「iPhone 17」が絶好調!アップル好決算で期待の日米株7選
・金急落!これからどうなる?関連6選
・米国で処方が急増!「飲む肥満症薬」関連の日米株9選
・政府が国産化を支援!ドローン関連の日本株10選
・【2026年2月】米国株&日本株 配当利回りランキング
