【株価が動いた理由】オラクル、マイクロン・テクノロジー、ロビンフッド、アップラビン、アーサー・J・ギャラガー、ニューモント、ワークデイ、クローガー
目次

オラクル<ORCL>

マイクロン・テクノロジー<MU>

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

アップラビン<APP>

アーサー・J・ギャラガー<AJG>

ニューモント<NEM>

ワークデイ<WDAY>

クローガー<KR>

【株価が動いた理由】オラクル、マイクロン・テクノロジー、ロビンフッド、アップラビン、アーサー・J・ギャラガー、ニューモント、ワークデイ、クローガー

オラクル<ORCL>

◎2026/02/09(月)終値156.59ドル+13.77ドル

◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたことを受け、前日比+9.64%の急騰となりました

◎クラウド供給契約を結ぶオープンAIが最大1,000億ドルの資金調達を行う可能性が高まり、懸念されていたデータセンター建設費用の支払い履行能力に対する信頼が回復したことが評価されたようです

◎TikTokの米国事業においてデータ管理を担う合弁会社への出資(15%)により、年50億〜90億ドルの収益上振れが期待されているとのことで、TikTokからの収益は「見落とされている好材料」と指摘されています

◎株価は昨年9月10日上場来高値345.72ドル以降、巨額投資への懸念で下落が続き、さらにAI(人工知能)による代替を懸念した「SaaSの死」への過剰な悲観論から、2月5日まで8日連続安となっていましたが、売られすぎとの見方が強まったようです

◎約1,300億ドルの負債などの課題もあり、目標株価は180ドルに据え置かれましたが、「ソフトウェアは死んでいない」として安値では買いとの見方を示しました

◎これにより、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>+5.15%、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>+3.17%、マイクロソフト<MSFT>+3.11%、サービスナウ<NOW>+3.1%なども買われました

 

マイクロン・テクノロジー<MU>

◎2026/02/09(月)終値383.5ドル-11.19ドル

◎競合サムスンの「HBM4」量産開始報道を受け、競争激化への懸念から一時前日比-6.08%安まで下落し、その後は下げ幅を縮め-2.83%安で引けました

◎サムスンがエヌビディア<NVDA>向けに先行出荷する見通しとなり、マイクロンの4-6月期増産計画への影響が警戒されたようです

◎一方で、主要顧客はSKハイニックス含め3社での調達戦略を採る意向で、ある程度のシェアは維持できるとの見方もあるようです

 

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>

◎2026/02/09(月)終値86.56ドル+3.74ドル

◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」引き上げを受け、前日比+4.51%の上昇となりました

◎アナリストは、暗号資産(仮想通貨)安に伴う直近の下落を「絶好の買い場」と指摘し、予測市場への参入や商品拡充による収益力向上を評価し、目標株価を125ドルに設定しました

◎スポーツ賭博等の予測市場が急伸し、10月のイベント契約販売数(25億件)が前期全体を上回るなど、暗号資産取引の減少を補う収益源として期待されているようです

◎別のアナリストも、目標株価は160ドルから130ドルに引き下げたものの、暗号資産取引のリスクは低く、売られすぎとの見方から、投資判断「オーバーウェイト」を維持しました

◎同業のコインベース・グローバル<COIN>+1.28%も買われました

 

アップラビン<APP>

◎2026/02/09(月)終値460.38ドル+53.66ドル

◎金融調査会社のキャピタルウォッチが、マネーロンダリングや国際犯罪組織との関与に関する疑惑を「不正確」として撤回・謝罪したことを受け、前日比+13.19%の急騰となりました

◎主要株主のハオ・タン氏に対する非難が事実無根と認められたことで、レピュテーションリスクへの懸念が後退。S&P500指数の騰落率トップを記録しました

◎同社側は当初より疑惑に対し「不合理かつ虚偽」として法的措置を講じていましたが、今回の撤回を受けて一気に買い戻しが入ったようです

◎空売り筋の監視やAI競争への懸念で昨年末から大きく下落していましたが、今回の疑惑解消が強力な反発材料となったようです

 

アーサー・J・ギャラガー<AJG>

◎2026/02/09(月)終値217.79ドル-23.79ドル

◎オープンAIがチャットGPT向けに保険ネイティブアプリを承認したことを受け、「仲介業者抜き」の契約普及による収益悪化懸念から、前日比-9.84%の急落となりました

◎デジタル保険会社Tuioが開発したAIアプリにより、ユーザーは会話を通じて直接見積もりや比較、購入が可能になるようです

◎これにより、フォームや電話、仲介人を介さない新たな販売チャネルの登場が、従来の仲介モデルへの脅威と受け止められたようです

◎AIエージェントが複雑なリスクマッチングを担うことで、将来的に高額な手数料収入源が「仲介排除」されることへの警戒感が強まったようです

◎この動きは業界全体に波及し、エーオン<AON>-9.26%、マーシュ・アンド・マクレナン<MRSH>-7.5%など、保険株が軒並み急落しました

 

ニューモント<NEM>

◎2026/02/09(月)終値120.73ドル+5.41ドル

◎金先物価格が5,000ドルを回復したことを受け、前日比+4.69%の大幅続伸となりました

◎米ドル指数が4年ぶりの安値へ下落したほか、中国による金蓄積や米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る不確実性が金需要を押し上げているようです

◎また、銀先物も6.9%高と急騰しており、資源・産金株への資金流入が強まっているようです

◎地政学的リスクの高まりやドル安を背景としたコモディティ価格全般の上昇が、資源株全体の押し上げ要因となり、同業のフリーポート・マクモラン<FCX>+4.84%も買われました

 

ワークデイ<WDAY>

◎2026/02/09(月)終値154.56ドル-8.36ドル

◎最高経営責任者(CEO)交代の発表とAI投資拡大による利益率への圧迫懸念から、前日比-5.13%の下落となりました

◎共同創業者のアニール・ブースリ氏がCEOに復帰し、カール・エッシェンバック氏が退任したことが、市場では経営体制の不安定化や苦戦の兆候と受け止められたようです

◎24日発表予定の決算を前に、AIへの多額の投資が営業利益率を圧迫するとの警戒感が強まり、あるアナリストは「AI戦略の成果が出るまでには相応の時間を要する」と指摘し、目標株価を300ドルから200ドルに引き下げました

◎別のアナリストも目標株価を235ドルから175ドルへ引き下げるなど、慎重な見方が広がっているようです

 

クローガー<KR>

◎2026/02/09(月)終値70.1ドル+2.6ドル

◎次期CEOにウォルマート米国部門の元CEO、グレッグ・フォラン氏を任命したと発表し、経営体制の安定と事業再生への期待から、前日比+3.85%高となりました

◎約1年間にわたり常任のリーダーが不在でしたが、ウォルマート<WMT>-1.64%で生鮮食品の改善や店舗運営の立て直しを主導したフォラン氏の手腕を、アナリストも「強材料」と高く評価しているようです

◎同社は現在、1,000人規模の人員削減や不振店舗の閉鎖による徹底したコスト削減を進めており、その削減分を価格引き下げやプライベートブランドの拡充に充てて市場シェアの拡大を狙っています

◎競合するウォルマート等との価格競争が激化する中、実務に精通したフォラン氏のリーダーシップによる競争力強化が期待されているようです

 

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