マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/02/11(水)終値410.34ドル+37.09ドル
◎次世代の高帯域幅メモリ「HBM4」の量産・出荷開始を発表したことで、競合に対する懸念が払拭され、前日比+9.93%の急騰となりました
◎最高財務責任者(CFO)が、HBM4の量産体制は当初の計画より1年早く進んでおり、2026年1-3月期の出荷も順調であると表明。エヌビディア<NVDA>+0.8%に対しても、4-6月期から供給が開始される見込みとのことです
◎AI(人工知能)による爆発的な需要拡大でメモリ市場は深刻な供給不足にあり、CFOは「需要を満たす供給力がなく、非常に好ましい価格環境にある」と強気の見通しを示しました
◎これを受け、モルガン・スタンレー<MS>-0.68%のアナリストは投資判断を「オーバーウェイト」維持し、目標株価を350ドルから450ドルに引き上げました
ユニティ・ソフトウェア<U>
◎2026/02/11(水)終値21.41ドル-7.65ドル
◎2025年10-12月期決算で利益が市場予想を上回ったものの、2026年1-3月期の見通しが弱かったことを受け、前日比-26.32%の急落となりました
◎10-12月期の売上高5億310万ドル(前年同期比10.1%増)が市場予想4億9,279万ドルを上回り、一株当たり利益0.24ドルも市場予想0.21ドルを上回りました
◎2026年1-3月期の売上高予想を4億8,000万〜4億9,000万ドルとし、市場予想4億9,200万ドルを下回りました。EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)の見通しも予想に届かず、先行きの不透明感が強まったようです
◎アルファベット<GOOGL>-2.39%が先月、AIによる仮想世界作成ツール「Project Genie」を発表したことで、生成AIが将来的に複雑なゲーム開発ソフトの需要を代替するとの懸念が広がっていることも背景のようです
リフト<LYFT>
◎2026/02/11(水)終値13.99ドル-2.86ドル
◎2025年10-12月期決算で売上高が市場予想を下回り、2026年1-3月期の利益見通しも物足りないと受け止められ、前日比-16.97%の急落となりました ◎10-12月期の売上高は15億9,270万ドル(前年同期比3%増)で市場予想17億5,000万ドルを下回り、配車件数2億4,350万件(同11%増)も市場予想2億5,660万件を下回りました
◎利益指標の調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は1億5,410万ドルと市場予想1億4,700万ドルを上回りました
◎しかし、1-3月期のEBITDA見通しの中央値1億3,000万ドルが、市場予想1億3,980万ドルに届かなかったことも嫌気されたようです
◎競合のウーバー・テクノロジーズ<UBER>-3.38%と比較してサービスが分散しておらず、自動運転車による混乱の影響を最も受けやすいとの懸念も示されているようです
◎決算を受け、あるアナリストが目標株価を20ドルから15.5ドルに、別のアナリストも25ドルから16ドルに引き下げるなど、目標株価の下方修正が相次ぎました
ジロー・グループ<ZG>
◎2026/02/11(水)終値45.1ドル-9.32ドル
◎2025年10-12月期決算で利益が市場予想に届かなかったほか、訴訟費用の増大による利益率の圧迫が嫌気され、前日比-17.12%の急落となりました
◎10-12月期の売上高6億5,400万ドル(前年同期比18.1%増)が市場予想6億5,050万ドルを上回りましたが、一株当たり利益は0.39ドルと市場予想の0.4ドルを下回りました
◎2026年1-3月期の調整後EBITDA見通しを1億6,000万〜1億7,500万ドルとし、市場予想1億8,300万ドル超に届きませんでした
◎継続的な訴訟費用の増加が2026年1-3月期の利益率に対し逆風になるとの見通しが示されており、コスター・グループ<CSGP>-5.86%による著作権侵害訴訟や連邦取引委員会による苦情などが重荷となっているようです
◎住宅市場の回復遅れや法的不確実性を背景に、あるアナリストは投資判断を「ホールド」を維持し、目標株価を84ドルから72ドルに引き下げました
アップスタート・ホールディングス<UPST>
◎2026/02/11(水)終値33.1ドル-5.86ドル
◎共同創業者の最高経営責任者(CEO)退任や、四半期ガイダンスの公表中止が重荷となり、前日比-15.04%の急落となりました
◎2025年10-12月期決算は、売上高2億9,608万ドル(前年同期比35.2%増)が市場予想2億8,842万ドルを上回りましたが、一株当たり利益0.46ドルは市場予想並でした
◎創業時から会社を率いてきたデイブ・ジルアードCEOが5月に退任し、最高技術責任者(CTO)のポール・グー氏が後任に就くという体制の変化が、不透明感として嫌気されたようです
◎また、四半期ごとの業績見通しの公表を中止し、通期予想のみに限定することを決定したことも、透明性が低下することへの疑念が売りに拍車をかけたようです
◎一方で、2026年12月期今期の売上高見通しを14億ドル(前期は約10億ドル)とする強気な見通しや、2028年まで年率35%の成長を目指す長期目標は維持しました
◎また、融資指標の月次公表を開始するなど、信頼回復に向けた新たな情報開示の姿勢も示しているようです
ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>
◎2026/02/11(水)終値77.97ドル-7.63ドル
◎2025年10-12月期売上高が市場予想を下回り、2026年の費用見通しを上方修正したことが嫌気され、前日比-8.91%の急落となりました
◎10-12月期の売上高12億8,300万ドル(前年同期比27%増)が市場予想13億5,000万ドルに届かず、暗号資産(仮想通貨)取引収入2億2,100万ドル(前年同期比38%減)も市場予想2億5,530万ドルを下回りました
◎2026年今期の営業費用見通しを26億〜27億2,500万ドルとし、従来予想の22億8,000万ドルから大幅に引き上げたことがネガティブサプライズとして売りを誘ったようです
◎チャットGPTを活用したAIエージェントの台頭や暗号資産価格の下落、個人投資家の活動低迷が逆風となっており、アプリをあらゆる金融ニーズに応える「ワンストップショップ」にするという多角化の成否が注目されています
◎あるアナリストは、2026年の収益予想を下方修正し、投資判断「買い」を維持し、目標株価を135ドルから100ドルへ引き下げました
◎別のアナリストも、投資の加速による利益圧迫懸念から、投資判断「中立」を維持し、投資判断を「中立」目標株価を130ドルから113ドルへ引き下げました
ショッピファイ<SHOP>
◎2026/02/11(水)終値118.71ドル-8.53ドル
◎2025年10-12月期決算が利益面で市場予想を下回ったことや、AIによる業界への影響懸念から、前日比-6.7%の下落となりました。一時は+9.32%高となる場面もありましたが、反落して引けました
◎10-12月期の売上高36億7,200万ドル(前年同期比30.6%増)は市場予想35億9,003万ドルを上回りました。一方、一株当たり利益は0.48ドルで市場予想0.5ドルを下回りました
◎2026年1-3月期の売上高予想を前年同期比30%台前半の成長とし、市場予想25%増を上回る強気な見通しを提示し、また最大20億ドルの自社株買いプログラムも公表しました
◎オープンAIやアルファベットの「Gemini」と提携し、AIエージェント機能をプラットフォームに統合したことで、米国eコマース市場のシェアは14%超へ拡大していますが、フリーキャッシュフローマージンの低下懸念が重荷となったようです
クラウドフレア<NET>
◎2026/02/11(水)終値189.41ドル+9.43ドル
◎2025年10-12月期決算が市場予想を上回り、2026年12月期今期の売上高見通しも強気だったことを受け、前日比で一時+5.23%の急騰となりました
◎10-12月期の売上高6億1,450万ドル(前年同期比34%増)が市場予想5億9,130万ドルを上回り、一株当たり利益0.28ドルも市場予想0.27ドルを上回りました
◎オープンAIのチャットGPTに代表されるAIエージェントへの移行が、インターネットインフラの根本的な再構築を促しており、同社サービスへの需要を全般的に押し上げているとのことです
◎2026年今期の売上高見通しを27億8,500万〜27億9,500万ドルとし、下限でも市場予想27億3,000万ドルを上回る強気なガイダンスを提示したことが好感されたようです
◎あるアナリストは、世界のウェブトラフィックの約2割を担う同社が、AIエージェントの「コントロールプレーン(制御基盤)」として独自の地位を築いていると評価し、目標株価を260ドルから265ドルに引き上げました
モデルナ<MRNA>
◎2026/02/11(水)終値40.51ドル-1.49ドル
◎開発中のインフルワクチン「mRNA-1010」の承認申請に対し、米食品医薬品局(FDA)が審査受理を拒否したと発表し、一時前日比-12.71%の急落となり、その後は下げ幅を縮め-3.53%安となりました
◎FDAは比較対象が「現時点で最善の標準治療」を反映しておらず、治験が不十分であると指摘。モデルナ側は「治験開始前に当局と合意済みであり矛盾している」と反論し、優先会議の開催を求めています
◎ケネディ長官率いる保健福祉省は、モデルナがCDC推奨ワクチンとの比較指示を拒否したと説明したようです
◎あるアナリストは当局による「最大限の圧力」の姿勢を反映した動きとみて、投資判断「アンダーパフォーム」を維持し、目標株価を17ドルから12ドルへ引き下げました
◎トランプ政権による反ワクチン的な政策が今後の収益に悪影響を及ぼすとの懸念も、売りを加速させる要因となったようです
Tモバイル US<TMUS>
◎2026/02/11(水)終値209.54ドル+10.11ドル
◎2025年10-12月期決算で利益が市場予想を下回ったものの、将来の利益見通しが強気だったことや、AI新戦略の発表が好感され、前日比+5.06%の上昇となりました
◎10-12月期の売上高243億3,400万ドル(前年同期比11.3%増)が市場予想241億7,460万ドルを上回りました
◎一株当たり利益は1.88ドルは市場予想2.05ドルに届きませんでしたが、人員整理等に伴う一時的費用(0.26ドル分)が要因とのことです
◎2026年今期の調整後EBITDA見通しの中央値372.5億ドルが市場予想370.9億ドルを上回ったほか、2027年の目標も強気な数値を提示したことで、足元の利益未達を軽視する動きとなったようです
◎5Gネットワーク上で会話のライブ翻訳を可能にする「エージェント型AI」プラットフォームの導入も発表され、新技術による差別化も期待されたようです
◎これにより、エーティー・アンド・ティー<T>+3.86%、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>+3.33%なども買われました
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