テスラ<TSLA>
◎2026/03/11(水)終値407.82ドル+8.59ドル
◎中国での2月の販売台数が前年同期から大幅に増加したことなどから、一時前日比+4.29%高となりましたが、その後は上げ幅を縮め+2.15%高となりました
◎中国工場製の「モデル3」および「モデルY」の2月の販売台数(輸出分含む)は5万8,600台となり、前年同期比91%増と4カ月連続で前年実績を上回りました
◎昨年2月はモデルYの改良に伴う生産ラインの一部停止や春節時期の影響で販売が低水準だった反動もあり、大幅な伸びを記録したようです
◎競合他社の販売台数が落ち込む中でテスラの回復傾向が鮮明となったほか、あるアナリストが蓄電池システムの生産能力拡大による今後の成長性を指摘したことも買いを後押ししたようです
◎アナリストは、垂直統合型のビジネスモデルやソフトウエアの活用が高い利益率につながると分析し、投資判断「中立」を維持しました
シェブロン<CVX>
◎2026/03/11(水)終値191.79ドル+5.5ドル
◎中東のホルムズ海峡での緊張激化に伴う原油価格の上昇を受け、前日比+2.95%高となりました
◎イランによる機雷敷設や貨物船への攻撃で供給不安が高まり、10日には一時70ドル台まで反落していたWTI原油先物が90ドル台まで上昇しました
◎国際エネルギー機関(IEA)が過去最大となる4億バレルの石油備蓄放出を決定したものの、海峡の緊張による供給途絶リスクを補うには不十分との見方から原油価格が上昇し、エネルギー関連株に買いが集まったようです
◎また、中東での事業展開が厚い同社は原油価格上昇の恩恵を受けやすいほか、堅調なキャッシュフローを背景とした高配当(予想配当利回り3.83%)や自社株買いといった積極的な株主還元策も背景のようです
◎これにより、バレロ・エナジー<VLO>+6.46%、マラソン・ペトロリアム<MPC>+5.34%、オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>+4.63%、フィリップス66<PSX>+4.3%、デボン・エナジー<DVN>+3.79%、EOGリソーシーズ<EOG>+3.61%、EQT<EQT>+3.23%、コノコフィリップス<COP>+2.52%、エクソン・モービル<XOM>+2.32%なども買われました
キャンベルズ<CPB>
◎2026/03/11(水)終値22.94ドル-1.74ドル
◎2025年11月-2026年1月期決算が嫌気され、前日比-7.05%安となりました
◎11-1月期決算は、売上高25億6,400万ドル(前年同期比4.5%減)が市場予想26億960万ドルを下回り、一株当たり利益0.51ドルも市場予想0.57ドルを下回りました
◎主力のスナック部門などの減収に加え、1月の寒波による出荷遅延が響いたほか、2026年7月期今期の売上高予想を従来の1%減~1%増から1%~2%減へ、一株当たり利益予想も2.40~2.55ドルから2.15~2.25ドルへ下方修正したことが売りに繋がったようです
◎また、時価総額の減少によりS&P500構成銘柄から除外される可能性が浮上したことも、投資家の心理的な重石となったようです
オラクル<ORCL>
◎2026/03/11(水)終値163.12ドル+13.72ドル
◎2025年12月-2026年2月期決算で売上高と利益が市場予想を上回り、AI(人工知能)需要に伴うクラウド事業の急成長が好感され、前日比+9.18%高となりました
◎12-2月期の売上高171.9億ドル(前年同期比22%増)が市場予想169.2億ドルを上回り、一株当たり利益1.79ドルも市場予想1.7ドルを上回りました
◎クラウドインフラ事業の増収率が前四半期の68%から84%へ加速したほか、2027年5月期来期の売上高予想900億ドルが市場予想866億ドルを上回ると発表し、業績拡大への期待が高まりました
◎また、2026年5月期今期の設備投資額を500億ドルに据え置いたことも、半導体メモリー価格の高騰下でコスト管理が機能していると評価されたようです
◎これを受け、あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」相当へ引き上げるなど、複数のアナリストからポジティブな評価が相次いだことも株価を押し上げたようです
ウーバー・テクノロジーズ<UBER>
◎2026/03/11(水)終値74.97ドル+2.61ドル
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>-0.78%傘下の自動運転企業ズークスとの提携を発表し、将来的な収益拡大への期待から、前日比+3.6%高となりました
◎今夏にネバダ州ラスベガス、2027年にはカリフォルニア州ロサンゼルスで、ウーバーのアプリからズークスの自動運転タクシーを利用できるようになる計画です
◎また、同日に決算を発表した提携先のサーブ・ロボティクスが市場予想を上回る売上高や強気な来期見通しを提示したことも、自動運転配送分野の成長性を示す材料として好感されたようです
フェア・アイザック<FICO>
◎2026/03/11(水)終値1,165.23ドル-119.92ドル
◎住宅ローン向けスコア「VantageScore」を運営するエキファックス、エクスペリアン、トランスユニオンの3大信用調査会社が利用料を大幅値下げし、市場シェア低下への懸念から前日比-9.33%安となりました
◎3大信用調査会社は、フェア・アイザックの「FICOスコア」に対抗して1ドル以下の安価な新料金を打ち出しました
◎これにより、同分野で独占的地位を築いてきた同社の収益基盤が脅かされるとの警戒感が強まったようです
◎また、同日に総額10億ドルのシニア債発行による資金調達を発表したことも、財務負担増への懸念として売りを加速させたようです
コンステレーション・エナジー<CEG>
◎2026/03/11(水)終値300.69ドル-16.4ドル
◎2月の消費者物価指数(CPI)で電力価格が予想外に下落したことが嫌気され、前日比-5.17%安となりました
◎2月のCPIで電力部門の価格が前月比0.7%の下落を示し、AIデータセンターの需要拡大に伴う電力価格の上昇を期待していた投資家の失望を誘ったようです
◎また、米10年国債利回りが4.2%に上昇したことで、配当利回りが重視される公益事業株の相対的な魅力が低下し、業種全体の下落につながったようです
◎同社のPER(株価収益率)が41倍と業界内でも高い水準にあったため、地合いの悪化を受けて利益確定売りが出たことも背景のようです
ストライカー<SYK>
◎2026/03/11(水)終値345.78ドル-12.87ドル
◎イランと関係のあるハッカー集団「ハンダラ」による大規模なサイバー攻撃を受け、ネットワーク障害やデータ消失への懸念から、前日比-3.58%安となりました
◎ストライカーのマイクロソフト<MSFT>-0.21%環境への攻撃により、世界規模でネットワークの混乱やサーバー内のデータ消去などの被害が発生したようです
◎同社は事件を封じ込めたとしていますが、システムの完全復旧に向けた時期が不透明なことが嫌気されたようです
◎重要インフラを担う医療技術大手への攻撃が深刻な地政学リスクとして意識されたことも、投資家の売りを誘ったようです
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