【株価が動いた理由】アマゾン、インテル、パランティア、マーベル・テクノロジー、ゼットスケーラー、GEベルノバ、テキサス・インスツルメンツ、ルルレモン
目次

アマゾン・ドット・コム<AMZN>

インテル<INTC>

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

マーベル・テクノロジー<MRVL>

ゼットスケーラー<ZS>

GEベルノバ<GEV>

テキサス・インスツルメンツ<TXN>

ルルレモン・アスレティカ<LULU>

【株価が動いた理由】アマゾン、インテル、パランティア、マーベル・テクノロジー、ゼットスケーラー、GEベルノバ、テキサス・インスツルメンツ、ルルレモン

アマゾン・ドット・コム<AMZN>

◎2026/04/09(木)終値233.65ドル+12.4ドル

◎アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)が株主向け書簡で、クラウド事業と半導体事業の驚異的な成長ペースを強調したことが好感され、前日比+5.6%高と4連騰しました

◎1-3月期のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)におけるAI関連売上高が年換算で150億ドルを超え、3年前の5,800万ドルから爆発的に拡大していることが収益成長への期待を改めて高めた模様です

◎自社開発半導体の売上高も年換算で200億ドルを突破しており、将来的には外販による収益化を含めエヌビディア<NVDA>+1.01%やブロードコム<AVGO>+1.22%に対抗するリーダーシップを目指す姿勢が示されました

◎2026年に約2,000億ドルの設備投資を計画しAIデータセンターへ重点投資する方針や、ミシシッピ州での250億ドル規模の投資計画も長期的な成長要因として評価されたようです

 

インテル<INTC>

◎2026/04/09(木)終値61.72ドル+2.77ドル

アルファベット<GOOGL>+0.36%傘下のグーグルとAIおよびクラウドインフラ分野で提携すると発表したことが好感され、前日比+4.69%高と7連騰しました

◎データセンター向けCPU「Xeon」の複数年にわたる供給に加え、インフラ処理ユニット(IPU)の共同開発拡大により、システム全体の効率化と収益拡大への期待が高まった模様です

◎イーロン・マスク氏の巨大プロジェクト「テラファブ」への参画や、アイルランド拠点「Fab 34」の持分買い戻しによる収益管理の強化など、企業固有の好材料が相次いでいることも背景のようです

◎直近7営業日で株価は約48%急騰し、終値ベースで2021年4月以来約5年ぶりの高値を更新しました

◎AI需要の拡大に伴いサーバー用CPUが供給不足となるなか、同社の設計・製造能力が業績回復の鍵として再評価されているようです

 

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

◎2026/04/09(木)終値130.49ドル-10.27ドル

◎アンソロピックが作業自動化AI「Cowork(コワーク)」の提供を開始したことで競争激化が懸念され、前日比-7.3%安と急落しました

◎アンソロピックが事務作業やデータ分析を自動化する「Cowork」を一般提供したほか、最新モデル「クロードミトス」の驚異的な性能が明らかになり、従来のソフトウェア事業を根底から覆す「SaaSの死」への警戒感が再燃したようです

◎アンソロピックの年換算売上高が3カ月で3倍以上の300億ドルに急拡大したと判明し、データ分析分野で随一の高成長を誇ってきたパランティアの牙城さえも崩すと懸念されたようです

◎これにより、スノーフレイク<SNOW>-11.83%、オクタ<OKTA>-10.88%、サービスナウ<NOW>-7.85%、インテュイット<INTU>-7.14%、セールスフォース<CRM>-3.12%などの同業種銘柄も売られました

 

マーベル・テクノロジー<MRVL>

◎2026/04/09(木)終値119.93ドル+5.48ドル

◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、目標株価を105ドルから150ドルへ大幅に引き上げたことが好感され、前日比+4.78%高となりました

◎AIデータセンターの大型化に伴い、効率的なデータ転送を可能にする光トランシーバー向け光学製品の需要が急増しており、同分野の販売がさらなる収益成長を促すとの見方が強まった模様です

エヌビディアと提携しセミカスタムAIインフラの開発を進めているほか、2027年度の相互接続製品の売上高が50%以上増加するとの予測も背景のようです

◎光ネットワーク事業の売上高が今後2年間で最大90%増加するとの分析もあり、急成長するAI市場における同社の優位性が改めて意識されたようです

 

ゼットスケーラー<ZS>

◎2026/04/09(木)終値122.23ドル-15.62ドル

◎あるアナリストが投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げ、2026年前半の「トップピック(最有力買い銘柄)」から外したことが嫌気され、前日比-11.33%安と急落しました

クラウドフレア<NET>-8.61%などとの競争激化に加え、主力製品以外のプラットフォーム拡張の遅れや新製品の評価不足が指摘されている模様です

◎AIの進展により既存のセキュリティ機能が代替される懸念や、複雑化する新たな脅威への対応力に対する不透明感が業種全体の重荷となったようです

◎これにより、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>-7.46%、パロアルトネットワークス<PANW>-3.9%、フォーティネット<FTNT>-3.41%なども売られました

 

GEベルノバ<GEV>

◎2026/04/09(木)終値968.02ドル+31.95ドル

◎あるアナリストが目標株価を820ドルから1,080ドルへ引き上げたことが好感され、前日比+3.41%高と3連騰しました

◎データセンターの増設や電化に伴う電力需要の急増により、ガス火力発電機や送電関連機器の需要が加速する主要な恩恵銘柄として評価されたようです 

◎高単価な受注残高の消化が進むことで、売上高に対するEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)比率は2025年10-12月期の10.6%から2027年には17%へ改善するとの強気な見通しが示されたようです

◎また、傘下の日立GEニュークリア・エナジーが欧州企業と小型モジュール炉の導入支援契約を締結し、原子力の収益機会がこれまでの米国中心から欧州市場へ拡大していることも好感されたようです

◎ハイパースケーラー(巨大データセンターを運営する大企業)による設備投資拡大を背景に、2026年1-3月期の受注高も再び堅調に推移すると期待されているようです

 

テキサス・インスツルメンツ<TXN>

◎2026/04/09(木)終値214.98ドル+6.08ドル

◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、目標株価を215ドルから250ドルへ大幅に引き上げたことが好感され、前日比+2.91%高と4連騰しました

◎6年間にわたる大規模な設備投資サイクルが節目を迎え、収益性の高いアナログ事業の好転期に移行したことで、フリーキャッシュフローが29億ドルに増加し利益率が16.6%に改善したことが評価された模様です

◎2月に発表した半導体設計大手シリコン・ラブスの買収により、2030年までに一株当たり利益を10.5%ほど押し上げる可能性があるとの分析も期待値を高めているようです

◎次世代データセンターの電力供給が大きな課題となるなか、同社が手掛ける高効率な製品が需要を取り込むとの見方が強まったようです

 

ルルレモン・アスレティカ<LULU>

◎2026/04/09(木)終値166.51ドル+7.65ドル

◎売上高見通しが市場予想を上回ったことや最高経営責任者(CEO)による自社株買いが好感され、前日比+4.81%高となりました

◎2027年1月期今期の売上高予想を114億~115億ドルに更新し、市場予想の113億ドルを上回る底堅い需要予測を公表したことが好感されたようです

◎一株当たり利益予想は12.1~12.3ドルとし、市場予想の12.95ドルには届かなかったものの、中国市場での28%増収など海外事業の成長力が改めて評価されたようです

◎また、アンドレ・マエストリーニ最高経営責任者(CEO)が自社株3,275株を市場で購入したことが判明し、経営陣の業績改善に対する強い自信が投資家の安心感を誘ったようです

◎高級アパレル業界のライバルと目されるラルフローレン<RL>+2.59%の堅調な株価推移と比べて出遅れていることや、予想PER(株価収益率)が低いことも買いを後押ししたようです

 

【関連記事】
注目の本決算を迎える主な日本株67銘柄
「インフレに強い」+高配当日米株10選
中東情勢で動く日米株10選
スペースXやアルテミス2で注目の「宇宙関連」日米株10選
押し目で魅力増す「REIT(不動産投資信託)」6選
いま注目のインデックスファンド9選
アナリストの目標株価を40%超下回る割安な米国株13選【2026年4月】