マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/04/22(水)終値487.48ドル+38.1ドル
◎トランプ大統領によるイランとの停戦延長方針を受け地政学リスクが和らぎ、さらに対中輸出規制を強化する法案の進展期待から、前日比+8.47%の大幅高となり上場来高値を更新しました
◎米国議会で審議中の「MATCH法」を巡り、同社が可決を働きかけていると報じられたことが好感されたようです
◎この法案が成立すれば、中国の競合他社による先端チップ製造が困難になるとの思惑から、同社の市場シェア維持につながると見られたようです
◎また、あるアナリストが投資判断「オーバーウェイト」と、目標株価600ドルを維持したことも背景のようです
◎AI向け高帯域幅メモリ(HBM)などの需要が供給を上回る状態が続き、DRAMやNANDの価格上昇が2027年まで収益を押し上げると分析しているようです
ブロードコム<AVGO>
◎2026/04/22(水)終値422.65ドル+20.48ドル
◎トランプ大統領によるイランとの停戦延長表明を受けて地政学リスクが後退し、前日比+5.09%高となり上場来高値を更新し、時価総額が2兆ドルを突破しました
◎協議が終了するまで停戦するとされたことで、紛争が終結に向かうと楽観視され、ハイテク株中心に株式市場全体がリスクオンとなり、買われたようです
◎また、アルファベット<GOOGL>+2.12%傘下のグーグルと、グーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」の共同開発およびネットワーク機器提供に関する契約を2031年まで締結したことも、引き続き好感されているようです
◎あるアナリストは同社を「TPU」の主要設計者として高く評価しており、AIチップの新世代化に伴う単価上昇と出荷増が今期の成長と企業価値向上の原動力になるとの見方から、適正株価を500ドルと見積もっているとのことです
アーム・ホールディングス ADR<ARM>
◎2026/04/22(水)終値196.57ドル+21.08ドル
◎レネ・ハース最高経営責任者(CEO)が親会社ソフトバンクグループ<9984>の海外事業を統括するポストに就任し、AI事業会社への転換を加速させる姿勢が好感され、前日比+12.01%高と急騰し上場来高値を更新しました
◎ハースCEOがソフトバンクグループインターナショナル(SBGI)のCEOを兼務することで、グループ内の半導体とAI関連事業の連携が強化され、業務効率の向上やハイパースケーラー向けAIチップ開発における同社アーキテクチャの採用拡大に繋がるとの見方が買いを誘ったようです
◎また、従来の黒子役に留まらず自社ブランドの半導体チップ「AGI CPU」の開発に乗り出すなど、事業領域の拡大に向けた積極的な姿勢も投資家の期待感を一段と高める背景となっているようです
GEベルノバ<GEV>
◎2026/04/22(水)終値1,127.56ドル+136.26ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を大幅に上回り、今期の業績見通しを上方修正したことで、前日比+13.74%の急騰となり上場来高値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高93億3,900万ドル(前年同期比16.3%増)が市場予想92億5,162万ドルを上回り、一株当たり利益17.44ドルも市場予想1.95ドルを大幅に上回りました
◎AIデータセンター向けを含む旺盛な電力需要により、受注額が前年同期比71%増の183億ドルと売上高の約2倍に達したほか、2026年12月期今期のEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)予想を従来の53億ドルから59億ドルへ引き上げたことも好感されたようです
◎あるアナリストは、ガス発電分野での価格上昇が今後数年間の利益率拡大に寄与すると指摘し、投資判断「買い」と目標株価1,150ドルを維持しました
◎受注残高が予想より2年早く2,000億ドルに達する見込みである点も、成長の持続性を裏付ける背景のようです
アリスタ・ネットワークス<ANET>
◎2026/04/22(水)終値177.73ドル+4.87ドル
◎グーグルが発表したAIハイパーコンピューター向けネットワーク「Virgo」から恩恵を受けるとの期待から、前日比+2.82%高となり上場来高値を更新しました
◎グーグルが13万4,000個のチップを接続可能とする大規模なネットワーク構築を進める中、同社の強みである高帯域幅スイッチング製品がその設計に合致しており、大きな収益拡大の機会になるとの見方が強まっているようです
◎あるアナリストは、AI関連の売上高が今期は約2倍の32億5,000万ドルに達する見込みであることや、メタ・プラットフォームズ<META>+0.87%やオラクル<ORCL>+3.49%など顧客の多様化が進んでいる点を評価し、投資判断「アウトパフォーム」と、目標株価200ドルを維持しました
シーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>
◎2026/04/22(水)終値579.88ドル+19.98ドル
◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を425ドルから625ドルに引き上げ、前日比+3.56%高となり連日で上場来高値を更新しました
◎データセンター向け低コストストレージへの需要増により、HDD(ハードディスクドライブ)の売上高成長率が2025年の26%から2026年には30.5%へ加速するとの見通しが示されたことが好材料視されたようです
◎業界がウエスタン・デジタル<WDC>+1.37%との実質的な寡占状態にあり、各社が生産能力を制限する中で販売価格の上振れが期待できるほか、新技術「HAMR」の量産加速による利益率改善への自信も好感されたようです
◎4月28日に2026年1-3月期決算発表を控え、目標株価の引き上げが相次いでおり、AI関連のインフラ需要拡大を背景とした今期の成長期待が買いを後押ししているようです
ボーイング<BA>
◎2026/04/22(水)終値231.28ドル+12.12ドル
◎2026年1-3月期決算が売上高・利益ともに市場予想を上回り、事業再建への進展が確認されたことで、前日比+5.53%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高222億1,700万ドル(前年同期比14%増)が市場予想212億9,590万ドルを上回り、一株当たり利益-0.2ドルも市場予想-0.61ドルを上回りました
◎民間航空機の納入数が143機と前年同期比で増加したほか、2026年12月期今期のフリーキャッシュフローを10億~30億ドルの黒字とする見通しを据え置いたことも好感されたようです
アドビ<ADBE>
◎2026/04/22(水)終値255.94ドル+8.76ドル
◎大規模な自社株買い計画の公表に加え、ジェンスン・ファン氏の支持が好材料となり、前日比+3.54%高となりました
◎2030年4月末までに最大250億ドルの自社株買いを発表し、生成AIによる「SaaSの死」への懸念から下落していた株価の不安払拭と、株主還元を強化する方針を示したことが好感されたようです
◎また、イベントでエヌビディア<NVDA>+1.31%のジェンスン・ファンCEOが、アドビのAIエージェント活用を高く評価し、「エヌビディアのマーケティングはアドビを基盤としている。当社におけるアドビ製品の利用は急増するだろう」と述べたことも背景のようです
◎また、あるアナリストがトークンベースの利用制など明確な収益化の道筋を評価し、AI時代での優位性を強調したことも買いを誘ったようです
ボストン・サイエンティフィック<BSX>
◎2026/04/22(水)終値64.87ドル+5.35ドル
◎2026年1-3月期決算が売上高・利益ともに市場予想を上回り、医療機器への強い需要が確認されたことで、前日比+8.98%の大幅高となりました
◎2026年1-3月期決算は、売上高52億300万ドル(前年同期比11.6%増)が市場予想51億7,292万ドルを上回り、一株当たり利益0.8ドルも市場予想0.79ドルを上回りました
◎ステントやカテーテルなど心血管系製品の売上高が市場予想を超え、懸念されていた「ウオッチマン」などの成長鈍化不安を払拭したようです
◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想を従来の3.43~3.49ドルから3.34~3.41ドルへ下方修正したものの、1-3月期の純利益が前年同期の6億7,400万ドルから13億4,000万ドルへほぼ倍増したことも好感されたようです
インテューイティブ・サージカル<ISRG>
◎2026/04/22(水)終値483.62ドル+32.33ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を大幅に上回る増収増益となり、成長持続への期待感から、前日比+7.16%の大幅高となりました
◎2026年1-3月期決算は、売上高27億7,080万ドル(前年同期比23%増)が市場予想26億1,875万ドルを上回り、一株当たり利益2.5ドルも市場予想2.12ドルを上回りました
◎手術支援ロボット「ダビンチ」と「アイオン」の手術件数が全世界で17%増加したことに加え、2026年12月期通期の「ダビンチ」手術件数の伸び率予想を従来の13~15%から13.5~15.5%へ、売上高総利益率の見通しを67.5~68.5%へそれぞれ上方修正したことも好感されたようです
フィリップ・モリス・インターナショナル<PM>
◎2026/04/22(水)終値163.95ドル+10.7ドル
◎2026年1-3月期決算が売上高・利益ともに市場予想を上回り、主力の加熱式たばこ「IQOS」などの無煙事業が力強く成長していることが確認され、前日比+6.98%の上昇となりました
◎1-3月期決算は、売上高101億4,600万ドル(前年同期比9.1%増)が市場予想99億719万ドルを上回り、一株当たり利益1.96ドルも市場予想1.83ドルを上回りました
◎ニコチンパウチ「ZYN」の在庫調整や燃焼式たばこの需要減、さらにイラン情勢による物流混乱といった逆風を、国際的な無煙事業の出荷量が前年同期比11.9%増加したことで打ち消し、収益成長を維持した模様です
◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想も8.36~8.51ドルと堅調な見通しを維持したことが投資家の安心感を誘い、非たばこ事業の拡大への期待が改めて評価されたようです
ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL>
◎2026/04/22(水)終値91.71ドル-5.42ドル
◎2026年1-3月期決算は市場予想を上回ったものの、燃料費高騰を背景に2026年12月期今期の業績見通しを下方修正したことが嫌気され、前日比-5.58%の大幅安となりました
◎1-3月期決算は、売上高146億800万ドル(前年同期比10.6%増)が市場予想143億8,660万ドルを上回り、一株当たり利益1.19ドルも市場予想1.08ドルを上回りました
◎地政学リスクに伴う燃料価格の急騰により、4-6月期の利益予想が市場予想を下回ったほか、今期の計画成長率を5%削減するなど運航スケジュールを調整する方針を公表したことが重石となったようです
◎スコット・カービーCEOが、燃料コストの高止まりが続けば2027年の輸送能力抑制も必要になると言及したことも、収益の先行き不透明感を強める背景となった模様です
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