アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>
◎2026/05/06(水)終値421.39ドル+66.13ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、エージェント型AIの普及に伴うCPU需要の再評価から前日比+18.61%の急騰となりました
◎1-3月期決算は、売上高102億5,300万ドル(前年同期比37.8%増)が市場予想99億1万ドルを上回り、一株当たり利益1.37ドルも市場予想1.29ドルを上回りました
◎部門別では主力のデータセンター部門の売上高が前年同期比57%増の57億7,500万ドルとなり、市場予想の56億4,000万ドルを超えたようです
◎また、4-6月期の売上高予想も中央値で112億ドルと、市場予想の105億4,000万ドルを上回る強気な計画となりました
◎自律的に働くエージェント型AIの普及により、処理の「頭脳」となるCPUの使用比率がGPU(画像処理半導体)に対し1対1まで高まるとの期待が背景のようです
◎リサ・スー最高経営責任者(CEO)は、サーバー向けCPUの市場規模が2030年までに1,200億ドルを超えると予測し、従来の成長率予想を約2倍に引き上げたことも好感されたようです
◎決算を受けてバンク・オブ・アメリカ<BAC>+0.9%のアナリストが目標株価を310ドルから450ドルへ引き上げ、別のアナリストも358ドルから579ドルへ引き上げました
◎これにより、アーム・ホールディングス ADR<ARM>+13.62%、ラム・リサーチ<LRCX>+7.74%、ASMLホールディング NYRS<ASML>+7.05%、インテル<INTC>+4.49%なども買われました
エヌビディア<NVDA>
◎2026/05/06(水)終値207.83ドル+11.33ドル
◎コーニングへの巨額投資によるインフラ強化と、アドバンスト・マイクロ・デバイセズの好決算で、前日比+5.76%高となりました
◎AIインフラ向けの光ファイバー供給を確保するため、光ファイバー製造のコーニングに対し5億ドルの投資を実施し、将来的に最大27億ドルまで投資を拡大する権利を得たことが好感されたようです
◎米国内に3カ所の工場を新設し、光学製品の生産能力を従来の10倍に引き上げる計画とのことで、データ伝送の高速化に伴う部品不足を先取りする戦略が評価されたようです
◎また、アドバンスト・マイクロ・デバイセズの好決算で、AI半導体需要の強さを裏付けたことも背景のようです
ウーバー・テクノロジーズ<UBER>
◎2026/05/06(水)終値79.17ドル+6.22ドル
◎2026年1-3月期決算で一株当たり利益が市場予想を上回り、強気な次期見通しが好感され、前日比+8.52%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高132億300万ドル(前年同期比14.5%増)が市場予想132億7,930万ドルを下回りましたが、一株当たり利益0.72ドルは市場予想0.69ドルを上回りました
◎総取扱高(グロスブッキング)は537億2,000万ドル(前年同期比25%増)と市場予想528億ドルを超え、継続課金型「ウーバー・ワン」の契約者数が5,000万人を突破するなど主力事業の成長が加速しているようです
◎4-6月期の見通しは、総取扱高予想の中央値570億ドルが市場予想561億7,000万ドルを上回り、特別項目を除くEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)予想27億〜28億ドルが市場予想26億7,000万ドルを上回る強気な計画となったことが好感されたようです
◎あるアナリストは、逆風下でも総取扱高が予想を超えたことは堅実な事業運営を示していると指摘し、AI活用による生産性改善や自動運転タクシーへの成長投資を継続しつつ利益率を維持している点を評価したようです
デル・テクノロジーズ<DELL>
◎2026/05/06(水)終値238.8ドル+22.48ドル
◎同業のスーパー・マイクロ・コンピューターが発表した決算でAIサーバー需要の強さが改めて示され、前日比+10.4%高と急騰し上場来高値を更新しました
◎スーパー・マイクロ・コンピューターの2026年1-3月期決算は、売上高102億4,301万ドル(前年同期比122.7%増)が市場予想123億8,750万ドルを下回りましたが、一株当たり利益0.84ドルは市場予想0.62ドルを上回り、+24.54%高となりました
◎特別項目を除く売上高総利益率が10.1%と市場予想の6.7%を大幅に上回り、利益率の高いハイパースケーラー(巨大データセンターを運営する大企業)向け製品の好調が確認されたことが、同様の事業を展開するデルへの連想買いを誘ったようです
◎これにより、エイチピー<HPQ>+1.09%も買われました
ウォルト・ディズニー<DIS>
◎2026/05/06(水)終値108.06ドル+7.58ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回ったほか、今期の利益見通し上方修正や自社株買い枠の拡大が好感され、前日比+7.54%高となりました
◎1-3月期決算は、売上高251億6,800万ドル(前年同期比7%増)が市場予想248億7,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.57ドルも市場予想1.49ドルを上回りました
◎動画配信や映画配給を含むエンターテインメント部門が、ディズニープラスの会員増と単価改善により4四半期ぶりの営業増益に転じたほか、テーマパーク等の体験部門も米国内での客単価上昇により堅調に推移したようです
◎2026年9月期今期の見通しについて、一株当たり利益の成長率を従来の「2桁」から「12%前後」へ引き上げ、年間の自社株買い目標を従来の70億ドルから80億ドル以上へ拡大したことも好感されたようです
◎3月に就任したジョシュ・ダマロCEOが、AI活用によるコンテンツ制作の効率化や知的財産(IP)からの価値最大化を表明し、新体制での成長戦略が再確認されたことも背景のようです
アリスタ・ネットワークス<ANET>
◎2026/05/06(水)終値147.06ドル-23.16ドル
◎2026年1-3月期決算で売上高総利益率が市場予想を下回り、部材不足に伴うコスト増が嫌気され、前日比-13.6%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高27億900万ドル(前年同期比35%増)が市場予想26億2,000万ドルを上回り、一株当たり利益0.87ドルも市場予想0.81ドルを上回りました
◎主力の製品部門の売上高は市場予想以上に伸びたものの、半導体や光学部品の不足で調達費用が嵩み、特別項目を除く売上高総利益率が62.4%と市場予想の62.7%に届かなかったことが嫌気されたようです
◎4-6月期の売上高予想は市場予想を上回りましたが、営業利益率の見通しを46〜47%とし、1-3月期の47.8%から一段と低下する見込みを示したことも将来的な収益性への懸念が嫌気されたようです
マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/05/06(水)終値666.59ドル+26.39ドル
◎メモリ市場の構造変化に関するレポートや世界最高容量SSDの出荷開始が好感され、前日比+4.12%高の4連騰となり上場来高値を更新しました
◎あるアナリストはAI需要を背景に、今年のDRAM業界収益が従来の約1,400億ドルから3倍の4,186億ドルへ、NAND収益が2倍以上の1,741億ドルへ急増するとの予測を示しました
◎売上高1ドルあたりの売上総利益が従来の約60セントから約80セントへと大幅に改善しており、AI向け高付加価値製品へのシフトによる収益性の向上が評価されたようです
◎また、世界最大容量となる245TBのデータセンター向けSSD(Solid State Drive)の出荷を開始し、AI需要の増大に伴うHDDからSSDへの移行が一段と加速する見通しのようです
◎主要顧客との契約が最大5年間の長期契約へ移行し始めており、メモリ業界特有の激しい業績変動が抑制されるとの期待も背景のようです
◎これにより、ウエスタン・デジタル<WDC>+3.84%やシーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>+1.99%なども買われました
CVSヘルス<CVS>
◎2026/05/06(水)終値86.86ドル+6.17ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を大幅に上回ったほか、今期の利益見通しを上方修正したことが好感され、前日比+7.65%高となり年初来高値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高1,004億2,600万ドル(前年同期比6.2%増)が市場予想949億6,850万ドルを上回り、一株当たり利益2.57ドルも市場予想2.18ドルを上回りました
◎保険部門の収益性を示す医療給付率が84.6%と、市場予想の86.6%や前年同期の87.3%から大幅に改善しており、懸念されていた医療費負担の上昇が抑制されている点が評価されたようです
◎また、薬剤給付管理を担うヘルスケアサービス部門の売上高が前年同期比11%増の482億ドルと好調に推移し、営業利益も堅調に確保したことが安心感を誘ったようです
◎好調な実績を受けて、2026年12月期今期の一株当たり利益予想を従来の7〜7.2ドルから7.3〜7.5ドルへ引き上げ、営業キャッシュフローの見通しも95億ドル以上へと上方修正したことも背景のようです
◎これにより、ヒューマナ<HUM>+2.84%、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>+0.93%も買われました
デボン・エナジー<DVN>
◎2026/05/06(水)終値46.6ドル-4.39ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を下回ったことに加え、原油価格の下落が収益の押し下げ要因となり、前日比-8.6%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高38億700万ドル(前年同期比14.5%減)が市場予想43億2,142万ドルを下回り、一株当たり利益1.04ドルも市場予想1.06ドルを下回りました
◎四半期中の原油生産量は日量平均38万7,000バレルと自社予想の上限に達しましたが、インフレに伴うコスト高や販売価格の下落による利益率の低下が嫌気されたようです
◎また、コテラ・エナジーとの合併を5月7日頃に完了する予定で、2027年末までに年間10億ドルのシナジー効果を見込んでいるものの、足元の業績不振から先行きに対する警戒感が強まったようです
◎さらに、米国とイランの戦闘終結に向けた合意が近づいているとの報道を受け、WTI原油先物が一時1バレル88.66ドルと90ドルの大台を割り込み、エネルギー供給の正常化期待が収益の押し下げ要因として意識されたようです
◎これにより、エクソン・モービル<XOM>-3.99%やシェブロン<CVX>-3.88%なども売られました
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