マイクロン・テクノロジー<MU>
◎2026/05/11(月)終値795.33ドル+48.52ドル
◎アナリストの高評価や、競合のサムスン電子のストライキ懸念を背景に、前日比+6.49%高となり上場来高値を更新しました
◎あるアナリストは、AIモデルの進化やコンテキストウィンドウ(一度に処理できるデータ量)の拡大で必要なメモリー量が急増しており、マイクロンの重要性が増していると指摘しました
◎アナリストは、DRAM市場がマイクロンとサムスン電子、SKハイニックスの3社の寡占状態にあり、供給不足下で価格決定力を持つと評価し、投資判断「買い」と目標株価1,000ドルを維持したことが好感されたようです
◎また、サムスン電子の労働組合が営業利益の15%をボーナスに充てるよう求め、合意できなければ5月下旬からストライキを実施すると警告しており、世界の生産量の約3%が影響を受けると試算されているようです
◎供給がすでに歴史的な逼迫状態にあるなかでマイクロンへの需要がさらに増加するとの見方も背景のようです
◎これにより、ウエスタン・デジタル<WDC>+7.46%、シーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>+6.56%なども買われました
テスラ<TSLA>
◎2026/05/11(月)終値445.00ドル+16.65ドル
◎イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のSNSでの投稿などを通じて、中国で完全自動運転(FSD)技術の展開が間近に控えているとの見方が広がり、前日比+3.89%高となり4連騰しました
◎FSDは米国で130万件の契約数を持ち、世界最大の電気自動車市場である中国でのリリースにより新たな収益源を開拓できると期待されているようです
◎また、FSDやロボタクシー、人型ロボット「オプティマス」など、同社のAIアプリケーションの進歩に対する成長期待も株価を押し上げているようです
◎6月にテキサス州オースティンでロボタクシーサービスを開始したほか、今年後半には第3世代のオプティマスを発表する予定とのことです
インテル<INTC>
◎2026/05/11(月)終値129.44ドル+4.52ドル
◎韓国の半導体大手SKハイニックスがファウンドリー(半導体受託生産)の顧客になる可能性が報じられ、前日比+3.61%高となり上場来高値を更新しました
◎SKハイニックスはインテルのシリコンチップ埋め込み技術「EMIB」を利用し、広帯域メモリー(HBM)とロジック半導体のパッケージング工程の委託を検討しているとのことです
◎あるアナリストは、EMIBは台湾セミコンダクター(TSMC)の「CoWoS」技術と比べて、大型で高価な部品が不要になり、構造の簡素化や製造歩留まりの向上が見込める利点があると評価しています
◎前週末にはアップル<AAPL>-0.21%との間で自社設計半導体の生産受託で暫定的な合意に至ったと報じられており、イーロン・マスク氏の「テラファブ」に続き、主要顧客の獲得が進んでいることが好感されたようです
クアルコム<QCOM>
◎2026/05/11(月)終値237.53ドル+18.44ドル
◎ハイパースケーラー(巨大データセンターを運営する大企業)との契約への期待から、前日比+8.41%高の5連騰となり上場来高値を更新しました
◎クリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)が、ハイパースケーラーとのデータセンター用カスタムチップの契約についての詳細を、6月の投資家向け説明会で発表すると述べたことが好感されたようです
◎CEOは「これは大規模なハイパースケーラーであり、我々は複数世代にわたる取り組みを真剣に検討しているが、現時点で言えるのはここまでだ」と述べました
◎また、インテルの顧客拡大報道を背景に半導体関連株全体が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も+2.59%高となり史上最高値を更新したことも背景のようです
デル・テクノロジーズ<DELL>
◎2026/05/11(月)終値247.04ドル-13.42ドル
◎あるアナリストが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたことから利益確定売りに押され、前日比-5.15%安となりました
◎アナリストは、株価が過去1年間で2.7倍に上昇しており、投資家が長期的な成長率予想を大幅に上回る利益成長を既に株価に織り込んでいると指摘しました
◎また、デルの顧客は新興クラウド事業者や一般企業が多く、ハイパースケーラーよりも設備投資の伸びが鈍いとも予想しています
◎今後の業績見通しの上方修正があってもすでに株価に織り込み済みの可能性が高いとの見方を示しており、同様に投資判断「中立」とするアナリストが1月の19%から現在31%に増加しているようです
◎一方で、差別化された技術やサプライチェーン戦略がAI最適化サーバーの力強い成長をもたらしたと評価し、目標株価を167ドルから243ドルへ引き上げました
ストラテジー<MSTR>
◎2026/05/11(月)終値195.94ドル+8.35ドル
◎約4,300万ドルで535ビットコインを追加購入し、保有総数が818,869ビットコイン(総投資額約618億6,000万ドル)に達したことを発表し、前日比+4.45%高となりました
◎今回のビットコイン購入には、普通株などの売却を通じて株式市場から調達した4,300万ドルが充てられたとのことです
◎マイケル・セイラーCEOはSNS上で「株式市場をATMのように利用してビットコインの購入費用を支払っている」と空売り筋に向けたラップソングを披露し話題となったようです
◎また、サークル・インターネット・グループがAIエージェント向け新サービスを発表して急騰したことや、ビットコインが一時82,000ドル台まで上昇したことも背景のようです
◎これにより、コインベース・グローバル<COIN>+7.67%、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>+4.86%なども買われました
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