アプライド・マテリアルズ<AMAT>
◎2026/05/18(月)終値413.57ドル-23.05ドル
◎アナリストが投資判断を引き下げたことや、半導体関連株全般への利益確定売りで、前日比-5.28%安と続落しました
◎モルガン・スタンレー<MS>+0.09%のアナリストは、2027年はNAND型フラッシュメモリーが最も成長ペースの速い分野になると予想しており、DRAMの比率が高い同社よりも、NAND型の比率が高い同業のラム・リサーチ<LRCX>-2.37%の方が市場シェアを拡大しやすいと分析したようです
◎これに伴い、同アナリストはアプライドの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ、ラム・リサーチの投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げました
◎一方で、アプライドの目標株価は502ドルに設定されており、2026年はDRAM市場の好調により良好な業績が期待できるほか、2028年にはロジック半導体の成長が期待できるとの前向きな見方も示されたようです
◎なお、前週発表した2026年2-4月期決算と5-7月期の業績見通しはともに市場予想を大きく上回っており、AI半導体などの旺盛な需要による追い風は続いているものの、この日は半導体株全体が利益確定売りに押される展開となったようです
シーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>
◎2026/05/18(月)終値740.84ドル-54.63ドル
◎デーブ・モーズリー最高経営責任者(CEO)が新工場の建設には時間が掛かると語り、成長速度の鈍化が懸念され、前日比-6.86%安となりました
◎モーズリーCEOは投資家向け説明会で、「新工場を建設するには時間がかかりすぎる」と述べ、AI関連データセンターへの投資増で需要が急増しているにもかかわらず、生産能力の増強に慎重なことから、供給が追いつかず収益機会を逃す可能性があると見られたようです
◎シーゲートが生産能力の増強を見送る姿勢を示したことは業界全体への懸念を生み、マイクロン・テクノロジー<MU>-5.95%、ウエスタン・デジタル<WDC>-4.84%なども売られました
サービスナウ<NOW>
◎2026/05/18(月)終値103.42ドル+8.35ドル
◎アナリストが投資判断を「買い」として調査を再開したことが好感され、前日比+8.78%高となりました
◎バンク・オブ・アメリカ<BAC>+1.84%のアナリストは、企業の業務フローに深く浸透しているサービスナウのシステムは他への移行コストが高いため、新たなAIソリューションに取って代わられるのではなく、むしろ恩恵を受ける立場にあると評価し、目標株価を130ドルに設定しました
◎サービスナウが現在提供しているサービスの一部がAIに代替される懸念についても、AIの利用に応じた従量課金制の料金体系によって十分に補える可能性があると見ているようです
◎一方で、同時に調査を再開したセールスフォース<CRM>+3.44%については、新規顧客の伸び悩みやAIによる収益化への期待外れから投資判断を「アンダーパフォーム」としており、AIがもたらす影響について両銘柄で大きく見解が分かれる形となりました
ボストン・サイエンティフィック<BSX>
◎2026/05/18(月)終値55.92ドル+3.24ドル
◎JPモルガン・チェース<JPM>+0.98%などを通じた20億ドルの加速型自社株買い(ASR)の実施や、医療機器会社への戦略的出資を発表したことが好感され、前日比+6.15%高となりました
◎この自社株買いは既存の50億ドルの自社株買い枠の一環で、6月末までに完了することで株式需給が引き締まるほか、これにより2026年12月期今期の一株当たり利益が約0.02ドル押し上げられると見込まれています
◎また、非公開企業のマイラスに15億ドルを出資して約34%の株式を取得することも好感されたようです
◎マイラスは独自のレニウム合金を使用した革新的な人工心臓弁システムを開発しており、ボストン・サイエンティフィックは一定の目標達成を条件に、最大30億ドルの追加支払いでこの事業を買収する独占的な権利も得たとのことです
ネクステラ・エナジー<NEE>
◎2026/05/18(月)終値89.04ドル-4.32ドル
◎同業のドミニオン・エナジーを総額約670億ドルで買収することに合意したと発表しましたが、株式の希薄化や統合コストなどが懸念され、前日比-4.62%安となりました
◎買収は全額株式交換で行われ、ドミニオン・エナジーの株主は1株につきネクステラ・エナジーの0.8138株を受け取るほか、取引完了時に総額3億6,000万ドルの現金を受け取るとのことです
◎AIの普及に伴いデータセンターの電力需要が急増するなか、データセンターが集中する米バージニア州などで事業を展開するドミニオン・エナジーを統合し、時価総額で世界最大規模の電力会社となることで相乗効果を高める狙いがあるようです
◎アナリストからは、同社の強固な財務基盤がドミニオン・エナジーの成長を支えるとして戦略的合理性を評価する声がある一方で、洋上風力発電事業を巡る不透明感や独占禁止法上の懸念を指摘する声も上がっているようです
リジェネロン・ファーマシューティカルズ<REGN>
◎2026/05/18(月)終値629.68ドル-68.57ドル
◎進行性黒色腫(皮膚がんの一種)の治療薬候補「フィアンリマブ」の第3相臨床試験で主要項目を達成できなかったことなどが嫌気され、前日比-9.82%安となり年初来安値を更新しました
◎臨床試験では、フィアンリマブとリジェネロンの既存薬の併用療法をメルク<MRK>+1.05%の大ヒットがん治療薬「キイトルーダ」と比較しましたが、病気の進行や死亡を遅らせる効果において統計的に有意な改善は認められなかったとのことです
◎なお、リジェネロンは現在、高用量の併用療法とブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>+0.54%のメラノーマ治療薬「オプデュラグ」を比較する別の臨床試験も進行中とのことです
◎また、主力製品である網膜疾患治療薬「アイリーアHD」の薬剤充填済み注射器についても、委託先工場の問題で米食品医薬品局(FDA)の承認が遅れており、競合薬やバイオ後続品の参入による売上圧迫が懸念されているようです
◎これにより、シティグループ<C>-0.81%のアナリストが、投資判断を「買い」から「中立」へ、目標株価を900ドルから700ドルへ引き下げました
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