東宝<9602>
💡株価が動いたポイント
✅2024/12/24(火)終値6,217円-410円
✅今年の興行収入が過去最高も材料出尽くしの利益確定売りで、前日比-6.18%の大幅安となりました
◎今年配給した映画作品の興行収入が過去最高の910億~920億円になる見込みと発表されましたが、直近に上場来高値まで上昇していたこともあり、材料出尽くしによる利益確定売りで下落したようです
◎あるアナリストは、トランプ米次期大統領政権の関税政策の影響が少ないIP(Intellectual Property:知的財産権)関連株として買われていたものの、高値警戒感が広がり売られたとの見方を示しました
◎また別のアナリストが、2025年以降に公開予定の配給作品は、おおむね想定通りの内容でサプライズ感がない、と述べたことも嫌気されたようです
◎このアナリストは、中堅タイトルを含め、着実な興行収入の積み上げが期待できるバランスの取れた編成、とも述べています
◎2024年は「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の興行収入が150億円を超えるなど人気アニメシリーズ作品が好調だったほか、実写映画でも「ラストマイル」や「変な家」など50億円を超える大ヒット作があったとのことです
◎2025年は「名探偵コナン」や「鬼滅の刃」など人気アニメが予定されている一方、製作自体は決まっている「ゴジラ」の新作情報が無かったことはネガティブに捉えられたようです
◎株価は7月10日年初来安値4,460円から12月17日上場来高値6,884円へ上昇。この日は一時6,210円まで下落しました
【関連記事】
・注目高まるM&A関連日米株6選
・いまインド株ファンドは買い時?
・アクティビスト(物言う株主)の保有で値上がり期待!日本株6選
・【2024年11月】NISA人気銘柄ランキング
・【2024年12月】米国株&日本株 配当利回りランキング
・株主優待 27銘柄【2024年9~12月】