三越伊勢丹ホールディングス<3099>
💡株価が動いたポイント
✅2024/12/26(木)終値2,711.5円+191.5円
✅中国人のインバウンド需要の拡大期待で、前日比+7.59%の大幅高となりました
◎岩屋毅外務大臣が中国人向けビザ発給に関する緩和措置を表明したことで、中国人の訪日客数が増加し消費が増える、との期待から百貨店株が買われました
◎日本と中国は経済・人的交流を拡大させる方針で、緩和措置では富裕層向けに10年間有効な観光ビザを新設し、団体旅行で取得するビザは滞在可能な日数を30日に延長するとしています
◎市場では、10年間の観光ビザは、年収などの取得条件を高く設定し、富裕層を呼び込むことで消費喚起の効果を見込めるとの見方があるようです
◎また、団体旅行向けのビザは、滞在可能日数を延長することで、都市部以外への訪問も期待できるとの見方もあるようです
◎加えて、国内では冬のボーナス増や株高の資産効果もあり、伊勢丹新宿本店では12月前半の売上高が前年比で10%増ペースと好調で、高級ブランドのバッグや金(ゴールド)など宝飾品や時計など高額商品が人気のようです
◎11月時点では、百貨店売上の約9割が国内消費のため、インバウンド消費が増えればさらなる業績向上も期待できそうです
◎株価は7月11日上場来高値3,674円から8月5日安値1,948円へ下落。その後はおよそ2,100~2,500円程度で推移していましたが、この日は一時2,724.5円まで上昇しました
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