【株価が動いた理由】日産自動車 -5.73%~ホンダとの統合比率に関する報道で大幅安

【株価が動いた理由】日産自動車 -5.73%~ホンダとの統合比率に関する報道で大幅安

日産自動車<7201>

 

💡株価が動いたポイント

✅2024/12/30(月)終値480円-29.2円

本田技研工業<7267>との統合比率に関する報道で、前日比-5.73%の大幅安となりました


 

◎ホンダとの経営統合に関して、統合比率が時価総額比率で「ホンダ5:日産1」と試算されるとの報道を受け、新会社での日産の存在感低下が嫌気され日産株が売られました

◎両社は新設する持ち株会社の傘下に入る方向で検討しているとされ、統合比率が低い場合、日産の既存株主が受け取る持ち株会社の株数が減少することが嫌気されたようです

◎対等な経営統合を目指す日産にとって、5対1の比率では経営統合に合意できない可能性もあり不安視されたようです

◎また、ホンダによる日産の救済色が強まると、株主総会で統合への賛同を得られなくなる可能性も指摘されています

◎別の報道でも、日産が2025年1月末までに資産査定を行い、その結果を元にホンダは事業構造改革による業績改善が期待できると判断した場合のみ最終合意する意向だと報じられ、経営統合の難しさが指摘されています

◎株価は3月22日年初来高値651.5円から12月17日年初来安値337.6円へ下落。12月27日高値553.7円まで反発も、この日は一時475円まで下落しました

 

 

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公開日:2024.12.30

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