日本電気<6701>
💡株価が動いたポイント
✅2025/1/31(金)終値15,525円+2,410円
✅今期業績予想の上方修正と株式分割を発表し、前日比+18.37%の急騰となり23年ぶりの高値となりました
◎2025年3月期今期の調整後純利益(買収などの一時的な利益・費用を除く)予想を1,820億円(前期比2.3%増)とし、従来予想の1,650億円(同7.2%減)から上方修正し、一転最終増益となったことが好感されました
◎防衛関連とITサービスが好調で業績に貢献したとのことです
◎あるアナリストは「これまであまり成長が見られなかった防衛関連が、新たな成長の原動力になっている」と評価しました
◎政府の2025年度の防衛予算案が過去最大の8兆7,005億円に達し、今後も拡大が見込まれることから、一層の成長が期待されているようです
◎ITサービスでは政府が主導する自治体システムの標準化への需要や、金融・流通業向けサービスが拡大しました
◎2024年に開始したデジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービス「ブルーステラ」も順調で、同社の最高財務責任者(CFO)は「2024年4-12月期の時点で、期初に設定した調整後営業利益の目標を達成した」と述べました
◎同時に、2025年3月31日時点の株主を対象として1株を5株にする株式分割を発表したことも買い材料視されました
◎また、直近のPER(株価収益率)約22倍は、同業の日立製作所<6501>の約30倍、富士通<6702>の約26倍と比較して割安感があることからも買いが集まったようです
◎株価は2024年8月安値9,642円から10月高値14,470円へ上昇。その後は13,000円前後で推移していましたが、この日は一時15,770円まで上昇して2001年8月以来23年ぶりの高値となり昨年来高値を更新しました
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