【株価が動いた理由】フジクラ +10.35%~業績予想と期末配当予想の上方修正で上場来高値を更新

【株価が動いた理由】フジクラ +10.35%~業績予想と期末配当予想の上方修正で上場来高値を更新

フジクラ<5803>

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/2/12(水)終値7,366円+691円

✅業績予想と期末配当予想の上方修正が好感され、前日比+10.35%の急騰となり上場来高値を更新しました


  

◎2025年3月期今期純利益予想が740億円(前期比45.1%増)で、従来予想の620億円から上方修正し、市場予想676億円も上回りました

◎期末配当予想は従来予想の33.5円から46.5円(前期は32.5円)に増配し、年間で80円(同55円)の見込みとなりました

◎今期純利益予想の上方修正は3度目となり、生成AI(人工知能)の普及によるデータセンター向け製品の需要増が業績を押し上げたようです

◎今期売上高予想は従来予想の8,800億円から9,400億円(前期比17.5%増)へ、今期営業利益予想は従来予想の1,040億円から1,240億円(同78.5%増)へ上方修正しました

◎光ケーブルなどを手掛ける情報通信事業部門が業績を牽引し、同部門の今期売上高予想を従来予想の3,651億から4,172億円に引き上げました

◎アナリストからは前向きな評価が相次ぎ「今期営業利益予想は保守的で上振れる可能性がある」「2026年3月期の市場予想が引き上げられるのではないか」などの見方があったようです

◎市場での期待感の高まりから、同業の電線株である住友電気工業<5802>+4.25%も大幅高となりました

◎一方、中国の新興企業ディープシークによる低コストAIの台頭、トランプ大統領の関税政策、アマゾン・ドット・コム<AMZN>など大手クラウド事業者の成長鈍化を不安材料として述べる声もあるようです

◎株価は2024年1月昨年来安値1,075.5円から今年1月23日高値7,482円へ上昇。その後「DeepSeekショック」で1月29日安値5,684円まで下落しましたが、この日は一時7,555円まで上昇し上場来高値を更新しました

 

 

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公開日:2025.2.12

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