【株価が動いた理由】東京エレクトロン -3.43%~米国半導体株下落の流れを受け日本の半導体株売りが継続

【株価が動いた理由】東京エレクトロン -3.43%~米国半導体株下落の流れを受け日本の半導体株売りが継続

東京エレクトロン<8035>

💡株価が動いたポイント

✅2025/3/28(金)終値21,525円-765円

✅始値21,810円、高値21,840円、安値21,285円

✅昨年来高値:40,860円、昨年来安値:20,450円

✅米国半導体株下落の流れを受け、前日比-3.43%の大幅安となりました


 

◎中国と米国の規制強化への懸念からエヌビディア<NVDA>-2.04%、ブロードコム<AVGO>-4.06%など半導体株が続落し、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も-2.07%下落した流れを受け、日本の半導体株も軒並み売られました

◎前日比765円安の内、306円分が2025年3月期の期末配当の配当落ちです

◎また、マイクロソフト<MSFT>がデータセンタープロジェクトから撤退した件も、引き続き悪材料視されたようです

◎これまで半導体株をけん引してきたデータセンター向け需要の減速はネガティブ・サプライズとなっており、アナリストらは成長シナリオの修正を迫られ、その中で半導体製造装置や電線関連など幅広い銘柄へ売りが広がっています

◎さらに、先行して大統領令の署名が行われた自動車に続き、4月2日には他の製品に対する追加関税が明らかになる見通しですが、半導体規制は避けられないとの見方が強いことも、半導体関連株への売り圧力が強い理由のようです

◎これを受け、アドバンテスト<6857>-2.69%、ディスコ<6146>-2.65%、レーザーテック<6920>-2.53%、TOWA<6315>-5.57%なども下落しました

◎なお、東京エレクトロンの執行役員に対するインタビュー報道で、2026年3月期は生成AI(人工知能)の駆動に必要となる広帯域メモリー(HBM)向け装置が伸びるとの見通しが示されましたが、買い材料とみる向きは限定的だったようです

 

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