フジクラ<5803>
💡株価が動いたポイント
✅2025/3/27(木)終値5,831円-440円
✅始値6,029円、高値6,029円、安値5,800円
✅昨年来高値:7,620円、昨年来安値:1,075.5円
✅マイクロソフトがデータセンタープロジェクトから撤退したことで、前日比-7.02%の大幅安となりました
◎マイクロソフト<MSFT>が米国と欧州で計画されていた2ギガワット規模のデータセンター開発プロジェクトから撤退したとのアナリスト・レポートが注目され、データセンター関連株が全面安となる中で、フジクラも大きく売られたようです
◎撤退の理由についてはAI(人工知能)を動かすコンピュータ類の供給過剰を挙げており、フジクラも手がけるデータセンター向け光関連製品の先行きに対する懸念が広がっているようです
◎また、26日の米国市場でエヌビディア<NVDA>など半導体関連株が全面安となった流れを受け、東京市場でも関連株が全般的に売られており、生成AI関連のフジクラにも売りが波及した面もありそうです
◎これは中国政府が2024年に導入した省電力規制がエヌビディアの中国向けの販売が減少する可能性を指摘する報道のほか、中国が先端半導体をめぐるエネルギー効率の規制強化を進める中でエヌビディア製品の販売を禁じる可能性があるとの別の報道も嫌気されたと見られます
◎27日は3月期決算銘柄の権利付き最終売買日となりましたが、権利取りの買いは限定的だったようです
◎前日までの4日続伸を受け、権利・配当落を警戒するムードから権利を確定せずに早めに売る、利益確定売りが出やすい状況であったことも下げ幅が大きくなった背景にあるようです
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