【株価が動いた理由】ディスコ -8%~エヌビディアが時間外取引で大幅安となりツレ安しオランダASMLの決算が市場予想を下回り下げ幅拡大

【株価が動いた理由】ディスコ -8%~エヌビディアが時間外取引で大幅安となりツレ安しオランダASMLの決算が市場予想を下回り下げ幅拡大

ディスコ<6146>


💡株価が動いたポイント

✅2025/4/16(水)終値25,975円-2,260円

✅始値27,370円、高値27,560円、安値25,770円

✅年初来高値53,680円、年初来安値22,640円

エヌビディアが時間外取引で大幅安となったことや、オランダASMLの受注額が市場予想を下回ったことから、前日比-8%の大幅安となりました


 

エヌビディア<NVDA>の中国向けAI半導体H20が輸出規制の対象となったことが判明し、時間外取引で-6.32%の大幅安となったことを受け、東京市場でも半導体関連株がツレ安しました

◎今後はH20の中国への輸出にはライセンス取得が必要になることに伴い、2025年2-4月期に最大55億ドルの費用を計上するとのことです

◎市場では、H20は規制対象にならないだろうと楽観的な見方があっただけに、想定外の発表が投資家心理を冷やし、半導体関連株の重石となりました

ディスコは17日に2025年3月期今期の決算発表を控え、業績への悪影響が懸念された側面もあるようです

◎一方、エヌビディアの最新AI半導体「ブラックウェル」の需要は高く、新しい製造ラインへの投資が滞るわけではないことから、半導体製造装置メーカーへの悪影響は限定的との見方もあります

◎また、トランプ政権が関税交渉を通じて貿易相手国に中国との取引を制限するよう圧力をかける計画と報じられたことも売り材料視されました

◎目的は、関税の引き下げと引き換えに、中国製品の流入や関税回避を防ぐよう貿易相手国に求め、中国経済の孤立化を図ることのようです

◎さらに、午後にオランダの半導体製造装置メーカーASMLホールディングが2025年1-3月期決算を発表し、受注額が市場予想を下回ったことから日本の半導体関連株は下げ幅を拡大させました

◎この流れを受け、KOKUSAI ELECTRIC<6525>-8.48%、ローツェ<6323>-8.11%、キオクシアホールディングス<285A>-7.4%、TOWA<6315>-7.18%、アドバンテスト<6857>-6.54%、ソシオネクスト<6526>-6.14%、SUMCO<3436>-5.95%、日本マイクロニクス<6871>-5.23%、イビデン<4062>-5%、ルネサスエレクトロニクス<6723>-4.22%、SCREENホールディングス<7735>-4.12%、東京エレクトロン<8035>-1.5%などの半導体関連株も下落しました

◎明日に予定されている台湾セミコンダクター(TSMC)の2025年1-3月期決算も注目されそうです

 

 

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