東京地下鉄(東京メトロ)<9023>
💡株価が動いたポイント
✅2025/4/30(水)終値1,811円-151.5円
✅始値1,818.5円、高値1,829.5円、安値1,791.5円
✅年初来高値2,125円、年初来安値1,594.5円
✅業績見通しと中期経営計画が失望され、前日比-7.71%の急落となり4日続落しました
◎2026年3月期今期純利益予想が582億円(前期比8%増)で、市場予想605億円を下回ったことが嫌気され売られました
◎売上高予想も4,206億円(同3%増)で市場予想4,235億円を下回り、営業利益予想も887億円(同2%増)で市場予想9,737億円を下回りました
◎また、併せて発表した2028年3月期を最終年度とする中期経営計画では、営業利益930億円、ROE(自己資本利益率)7.7%(前期末は7.8%)、配当性向40%以上を目標としましたが、ROEが1つの目安とされる8%未満であることや株主還元方針も目新しさに欠けることから失望売りとなったようです
◎中期経営計画では他にも、新線建設など輸送効率や安全性の向上に繋げる4,000億円の設備投資枠や、自社ブランドのホテル運営を新たに計画し鉄道収入依存からの脱却を目指すことなどを発表しましたが、買い材料とは見られなかったようです
◎2025年3月期前期売上高は4,078億円(前々期比4.8%増)、営業利益は869億円(同13.9%増)、純利益は537億円(同16.2%増)でした
◎都心部を中心に沿線全域で好調で、増収増益となったようです
【関連記事】
・続伸期待!関税ショック前の高値を上抜いた好調米株10選
・ドル安メリット期待の米国株3選
・割安解消期待!PBR1倍割れ銘柄一覧【2025年4月】
・3月期末を過ぎても配当金の恩恵がある「高配当株ファンド」3選
・資産防衛に活かす「金(ゴールド)」関連4選
・不透明相場で出番がくる「ディフェンシブ株一覧」日米6選+107銘柄