【株価が動いた理由】ヤマトホールディングス +5.32%〜今期の営業利益が前期比2.8倍の見通しで大幅高となり年初来高値を更新

【株価が動いた理由】ヤマトホールディングス +5.32%〜今期の営業利益が前期比2.8倍の見通しで大幅高となり年初来高値を更新

ヤマトホールディングス<9064>


💡株価が動いたポイント

✅2025/5/2(金)終値2,077.5円+105円

✅始値2,042円、高値2,124円、安値2,038円

✅年初来高値2,124円、年初来安値1,738円

✅今期の営業利益予想が前期比2.8倍で、前日比+5.32%の大幅高となり年初来高値を更新しました


 

◎2026年3月期今期営業利益予想が400億円(前期比2.8倍)で、市場予想420億円を下回るものの、2025年3月期前期の142億円(前々期比65%減)から大幅に回復する見通しとなったことが好感されました

◎個人向け「宅急便」の運賃を平均3.5%値上げし、法人顧客との運賃交渉も強化するほか、約2,900あった集配拠点を2027年3月期までに約1,800拠点に集約・大型化して100億円規模のコスト削減を図るとのことです

◎連結子会社化したナカノ商会と倉庫運営事業で連携を強化することや、越境ECのインバウンド顧客取り込みも業績に貢献するようです

◎市場では、ヤマトHDは競争力があるため値上げをしても取扱数量の大幅な減少は考えにくく、採算改善に繋がることで営業利益が420億円を上回る可能性があるとの見方もあるようです

◎また、今期純利益予想は240億円(前期比37%減)と減益見通しですが、投資有価証券や固定資産の売却益など、前期の一時的な利益の反動による減少であることから、あまり材料視されなかったようです

◎前期売上高は1兆7,626億円(前々期比0.2%増)、営業利益は142億円(同65%減)でした

◎メール便などの配達を日本郵便に委託したことで取扱量が減少し、宅配便などを扱うエクスプレス事業で128億円の営業赤字を計上したことが響いたようです

◎株価は2024年8月安値1,524.5円から上昇傾向で、2024年4月以来1年ぶりの水準まで上昇しました

 

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