【株価が動いた理由】メルカリ、オリンパス、TOWA、オムロン、マネックス、ホンダ、SGホールディングス、リコー、日本マクドナルド(11/10)
目次

メルカリ<4385>

オリンパス<7733>

TOWA<6315>

オムロン<6645>

マネックスグループ<8698>

本田技研工業<7267>

マツダ<7261>

SGホールディングス<9143>

リコー<7752>

日本マクドナルドホールディングス<2702>

【株価が動いた理由】メルカリ、オリンパス、TOWA、オムロン、マネックス、ホンダ、SGホールディングス、リコー、日本マクドナルド(11/10)

メルカリ<4385>

◎09:35執筆。決算が好感され、一時前日比+15.35%高となりました

◎2025年7-9月期純利益は49億円(前年同期比70%増)で市場予想41億円を上回り、7-9月期として過去最高益となりました

◎不正対策を強化し、フリマ取引の環境整備のほか、本など小型便の配送料減額キャンペーンも奏功したことで、国内フリマ事業が堅調に推移したようです

◎これにより、一時的な損益を除いた本業の儲けを示す7-9月期コア営業利益も過去最高の93億円(前年同期比2倍超)となりました

◎また、米国事業が同期間として初めて黒字化したことや、フィンテック事業で分割払いの利用が伸長し好調だったことも買い材料となったようです


オリンパス<7733>

◎10:00執筆。2025年4-9月期営業利益が市場予想を上回ったほか、人員削減も好感され、一時前週末比+15.09%高となりました

◎4-9月期営業利益は461億円(前年同期比35%減)で市場予想435億円を上回りました

◎また、2027年3月期までに約2,000人の人員削減を行い、年間約240億円のコスト削減を見込んでいるようです

◎下方修正が懸念されていた2026年3月期今期の経営計画が、北米と中国の持ち直しで維持されたことも買い材料視されたようです


TOWA<6315>

◎10:25執筆。2025年4-9月営業利益が会社計画を上回ったことが好感され、一時前日比+23.82%のストップ高となりました

◎4-9月期営業利益は24億9,000万円(前年同期比52.6%減)と、前年同期比では減少したものの、会社計画の17億1,000万円を上回ったようです

◎高付加価値製品の売上比率が上昇し利益率が改善したことが要因のようです


オムロン<6645>

◎10:45執筆。決算が物足りないと見られ、一時前日比-7.46%安となりました

◎2026年3月期今期の連結営業利益予想を600億円(前期比11%増)に上方修正しましたが、これが市場予想599億円並みだったことが嫌気されたようです

◎2025年4-9月期の連結営業利益は177億円(前年同期比7.8%減)と減益となりました

◎4-9月期の減益は、原材料価格の高騰、物流コストの上昇、米国関税政策の影響に加え、将来成長に向けた開発投資を実行したことが要因のようです

◎今期予想が市場予想並みでサプライズがなく、4-9月期が減益だったことが売り材料となっているようです


マネックスグループ<8698>

◎10:35執筆。2025年4-9月期純利益が45億円(前年同期比12%増)となったことが好感され、一時前日比+9.71%高となりました

◎傘下の運用会社が運用するファンドのパフォーマンスが好調で、成功報酬が大きく伸びたことや、暗号資産(仮想通貨)取引の増加に伴う収益が増えたことが要因のようです

◎日米の株式相場が活況だったことで、証券事業の委託手数料が増加したことも寄与したようです


本田技研工業<7267>

◎09:50執筆。2026年3月期今期純利益予想の下方修正が嫌気され、一時前日比-5.17%安となりました

◎今期純利益予想を従来予想4,200億円から3,000億円(前期比64%減)へ引き下げ、市場予想5,899億円も大幅に下回りました

◎中国資本のオランダの半導体メーカー、ネクスペリア製半導体が通商問題を背景に出荷停止となっており、半導体不足による北米などでの減産の影響が出たようです

◎また、米関税政策への対応も収益を押し下げたようです


マツダ<7261>

◎10:54執筆。7日に決算発表を受け+8.16%高となりましたが、先行き懸念から、一時前日比-6.34%安と反落しました

◎7日に発表した2025年4-9月期の連結決算は、米国の高関税政策の影響(971億円の利益押し下げ要因)が直撃し、営業損益が538億円の赤字(前年同期は1,030億円の黒字)となりました

◎2026年3月期今期の経常利益予想を、想定為替レートの円安見直し(1ドル=147円)などにより、従来計画から150億円上乗せの680億円に上方修正しました

◎7日の市場ではこの上方修正が好感され、株価は急騰しました

◎しかし、今期の営業利益予想500億円(前期比73%減)と最終利益予想200億円(同82%減)は据え置かれました

◎10月の米国新車販売が前年同月比33%減と大幅に落ち込むなど、収益源の米国事業の先行き不透明感も強く、前日の上昇を維持できなかったようです


SGホールディングス<9143>

◎10:15執筆。2026年3月期今期純利益予想を上方修正し、一転して増益見通しとなったことが好感され、一時前日比+5.28%高となりました

◎不動産などの資産売却により、今期純利益予想を従来予想570億円(前期比2%減)から590億円(同2%増)へ引き上げました

◎また、今期売上高予想は従来予想1兆6,530億円から1兆6,350億円(同11%増)へ下方修正したものの、今期営業利益予想は920億円(5%増)に据え置きました

◎主力のデリバリー事業で取扱個数が増えることや、ロジスティクス事業での単価引き上げなどが業績に寄与するようです


リコー<7752>

◎10:40執筆。2025年4-9月期純利益が大幅な増益となったことが好感され、一時前日比+4.51%高となりました

◎国内企業向けにデジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスが伸び、4-9月期純利益が245億円(前年同期比2.7倍)となりました

◎また、4-9月期営業利益も354億円(同5.2倍)と大幅増益となりました

◎2026年3月期今期の売上高予想は2兆5,600億円(前期比1%増)、純利益予想は560億円(同23%増)で従来予想を据え置きました


日本マクドナルドホールディングス<2702>

◎09:45執筆。2025年1-9月期純利益が269億円(前年同期比11%増)だったことが好感され、一時前週末比+1.97%高となりました

◎期間限定商品や販売促進策が引き続き好調だったことに加え、セルフ式注文端末の導入による店舗運営の効率化も寄与したようです

◎また、秋限定の「月見」シリーズが好評だったことで、10月の既存店売上高が前年同月比8.1%増となったことも買い材料となったようです

 

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