💡この記事のポイント
✅日経平均が高値圏で推移
✅過去1年で2倍高となった銘柄も
✅将来ダブルバガーが期待できる日本株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅JX金属、アシックス、ニトリ、エムスリー

✅日経平均が高値圏で推移
✅過去1年で2倍高となった銘柄も
✅将来ダブルバガーが期待できる日本株をご紹介
✅JX金属、アシックス、ニトリ、エムスリー
ダブルバガーを狙うには?
日本たばこ産業<2914>
JX金属<5016>
アシックス<7936>
三菱HCキャピタル<8593>
阪急阪神ホールディングス<9042>
日本M&Aセンターホールディングス<2127>
エムスリー<2413>
ニトリホールディングス<9843>
日経平均株価が史上最高値圏で推移する中、多くの銘柄が上場来高値を更新しています。中には、この1年間で株価が2倍になった銘柄もあります。
一方で、相変わらず株価が安値で放置されている銘柄もあります。「ダブルバガー」と呼ばれる株価2倍高銘柄を狙うためには、業績が好調で高値を更新している銘柄のさらなる上昇に期待するか、安値で放置されている銘柄のリバウンドに期待するのが王道でしょう。
今回は、そんなダブルバガー期待の日本株をご紹介します。
国内外でたばこ事業を展開する世界大手。医薬品や加工食品も手がけています。主力のたばこ事業は、ロシアやトルコで好調に推移。
2025年12月期今期は、売上高予想で前期比6.2%増、営業利益予想で同128.5%増を見込んでいます。2025年4-6月期決算では、為替の円高推移が懸念されていましたが、足元では円安ドル高に回帰していることもあり、業績の上振れも期待できそうです。
予想配当利回りも4.15%と高く、NISA(少額投資非課税制度)経由で個人投資家にも人気の銘柄です(10月23日時点)。
株価は10月20日に5,042円の上場来高値をつけました。短期間での株価2倍高は難しそうですが、時間をかけて着実に緩やかな上昇する可能性が期待できそうです。
2025年3月に上場したばかりの非鉄金属の大手です。半導体用の薄膜材料「スパッタリングターゲット」に強み。米国の関税政策など市場全体の不確実性が高い中でも、半導体や情報通信材料市場でAI(人工知能)関連が成長のけん引役となって急激に成長しています。また、直近の銅価格上昇も同社にとっては追い風です。
2026年3月期今期は、純利益予想で前期比6.9%増の見込み。需給面では、上場間もないこともあり、売り圧力が少ないことも魅力です。
株価は初値の843円からすでに2倍高を達成しています。上場来高値は10月7日の2,339円。足元ではやや調整していますが、高値奪回なら上昇に弾みが付く可能性もありそうです。
ランニングシューズの世界大手です。足元の業績は絶好調で、2025年12月期今期業績予想を上方修正しています。
今期は、売上高予想で前期比17.9%増、経常利益予想で同41.5%増を計画しています。欧米での販売が好調なうえ、国内では「オニツカタイガー」ブランドが訪日外国人観光客にも人気を博しています。続く2026年12月期来期の業績も期待が持てそうで、業績の成長が続けば、株価の上昇も期待できそうです。
2023年は株価2倍高、2024年は3倍高を達成した銘柄です。今年は4月7日年初来安値2,561円から8月19日上場来高値4,289円へ上昇。その後10月14日安値3,648円まで下落しましたが、10月23日高値4,086円まで戻しています。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の傘下で、リース事業ではトップクラス。国内再生可能エネルギー事業や海外コンテナ事業に強みを持っています。
2026年3月期今期は、純利益予想で前期比18.4%増を見込んでいます。配当は27期連続増配を見込み、予想配当利回りは3.68%と高く、積極的な株主還元の姿勢は、個人投資家にも人気です(10月23日時点)。
株価は、4月7日年初来安値870.6 円から9月26日上場来高値1,260.5円へ上昇。その後は上昇一服となり10月2日安値1,169円まで下落。直近は10月23日高値1,225円まで戻しています。
阪急阪神グループの持ち株会社で、鉄道や不動産、ホテル事業などを手がけています。足元では、大阪・関西万博で阪急線・阪神線の鉄道利用が想定を上回る増加となりました。
2026年3月期今期は、今のところ営業利益予想で前期比10.4%増を計画していますが、業績の上振れも期待できそうです。大阪・関西万博会場の跡地にはエンターテインメント空間の整備や、隣接地には2030年開業のカジノを含む統合型リゾート施設の工事も進むなど、今後も材料は豊富です。
株価は、2月20日年初来安値3,613円から「副首都構想」の関連銘柄として注目され10月20日年初来高値4,600円へ上昇。ここ数年は4,000円前後での推移が続いているため、人気化すれば株価水準を切り上げる可能性もありそうです。
中小企業向けのM&A(合併・買収)で業界最大手。全国の地銀や証券会社と連携。事業承継案件に強みがあります。
2026年3月期今期は、売上高予想で前期比8.1%増、営業利益予想で同14.8%増を見込んでおり、2025年3月期前期に続き、過去最高益を更新する見込みです。2022年に発覚した会計不祥事により、株価は当時より大きく調整していますが、過去最高益更新ということもあり、見直される局面もありそうです。
2020年12月上場来高値3,785円から今年4月7日年初来安値483.2円まで下落。その後9月2日年初来高値811.4まで上昇も、10月17日安値677.8円まで反落しました。6~7月にもみ合った700円前後を若干下回っただけに、押し目買いのタイミングの一つとも言えそうです。
医療従事者向けのインターネットサイトで製薬会社の情報提供を支援しています。
2026年3月期今期は、売上高予想で前期比26.4%増、営業利益予想で同11.2%増を計画しています。同社の過去最高益(営業利益)は2022年3月期の951億4,100万円。今期の営業利益は700億円まで回復見込みですので、株価もリバウンドが期待できる可能性があります。なお、同社の上場来高値は、2021年1月の10,675円です。
株価は2021年上場来高値10,675円から2024年8月安値1,126.5円まで下落。その後は徐々に下値を切り上げ、今年9月30日年初来高値2,475円まで上昇しました。その後は上昇一服となり、直近は2,200円前後で推移しています。昨年の安値以降は上昇一服を繰り返し上昇してきていますので、そろそろ押し目買いのタイミングとも考えられそうです。
国内外約1,000店舗で展開する家具・インテリア専門店の大手企業です。プライベートブランド(PB)商品が取扱商品のの約9割を占め、それらはインドネシアなどを中心とする自社および協力工場から調達しています。海外生産比率が高く、株式市場では円高メリットの代表銘柄と位置付けられています。
2026年3月期今期の純利益予想は、過去最高益には届かないものの、かなり近い水準で着地そうです。株価は大きく調整していますので、円高ドル安に傾けば、反騰に期待できそうです。
2024年3月上場来高値4,884円から今年8月5日安値2,417円へ下落。その後9月17日高値2,942円まで上昇も、その後10月14日年初来安値2,415円まで反落しました。直近は2,500円前後で推移していますが、安値圏だけにリバウンド待ちで円高反転狙いも考えられそうです。
※予想配当利回りは2025年10月23日時点(出所:QUICK)
※予想配当利回りは予想配当より算出しており、確定しているものではありません
記事作成日:2025年10月23日
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