太陽誘電<6976>
◎10:45執筆。2日にAI(人工知能)サーバー向け積層セラミックコンデンサーの新製品発売の発表が引き続き好感され、一時前日比+6.85%高となりました
◎従来品よりサイズは大きいものの、容量が約5倍となる新製品の量産を11月から開始したようです
◎生成AIの高度化でサーバー部品に大電流への対応が求められる中、従来より容量が大きい同製品への需要が高まり、業績に貢献すると期待されたようです
ソフトバンクグループ<9984>
◎10:45執筆。米国の継続的な利下げ期待や前日の米ハイテク株高を背景に、AI関連株が買われ、一時前日比+4.3%高と反発しました
◎トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事を早々に発表する意向を示し、利下げに積極的とされる人物が有力候補に挙がったことで、来年以降も緩和的な金融環境が続くとの見方が強まったようです
◎また、世界的なリスク選好姿勢の高まりから、足元で調整が見られた日本のAI・半導体関連銘柄への見直し買いが入ったことも、株価を押し上げたようです
◎これにより、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、SCREENホールディングス<7735>、レーザーテック<6920>、イビデン<4062>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、TOWA<6315>なども上昇しました
イオン<8267>
◎10:30執筆。ツルハホールディングスへのTOB(株式公開買付)価格を従来の1株2,280円から2,900円に引き上げると発表し、買収コストの増加が嫌気され、一時前日比-6.07%安となりました
◎価格引き上げにより買い付け総額が約1,253億円に膨らむ見通しとなり、財務負担への懸念から売りが優勢となったようです
◎会社側は、ツルハHDの株価が従来価格を上回って推移していたことなどを受け、確実に連結子会社化するために価格変更を決定したと説明しています
ニトリホールディングス<9843>
◎10:45執筆。11月度の国内既存店売上高が前年同月比5.7%減と、3カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気され、一時前日比-4.74%安となりました
◎会社側によると、期間中の平均気温が平年より高く推移した影響で、寝具などを中心に販売が苦戦したようです
◎既存店客数も同9.2%減と低迷した一方で、客単価は同3.8%上昇しましたが、売上高の減少を補うには至らなかったようです
FOOD&LIFE COMPANIES<3563>
◎10:49執筆。11月度の国内スシロー既存店売上高が前年同月比9.4%増と好調だったことが好感され、一時前日比+6.3%高となりました
◎創業40周年記念の販促で実績が高かった前年同期を上回り、既存店客数が同2.6%増、客単価も同6.7%上昇しました
◎人気VTuber「さくらみこ」とのコラボなどが奏功したほか、インバウンド減少の影響が限定的だったことも安心感につながったようです
良品計画<7453>
◎10:25執筆。11月国内既存店売上高が前年同月比14%減と大幅なマイナスになったことが嫌気され、一時前日比-4.33%安となりました
◎アスクルが受けたサイバー攻撃の影響でEC(電子商取引)サイトを停止したことが響き、売上を約13ポイント押し下げたようです
◎また、「無印良品週間」の開催日数が前年同月より1日少なく3~4ポイント押し下げたことや、主力の生活雑貨が20%減と落ち込んだことも売り材料となったようです
野村ホールディングス<8604>
◎09:26執筆。収益拡大期待から買われ、一時前日比+2.27%高となり年初来高値を更新しました
◎高市早苗政権の積極財政による景気拡大期待や、歴史的な株高を受け、株価は2008年10月以来の高値を付け、PBR(株価純資産倍率)も節目の1倍を一時上回りました
◎また、最高経営責任者(CEO)が、成長戦略に向けた財務リソースの再配分や、総還元性向(純利益に占める配当金と自社株買いの合計金額の割合)50%以上とする株主還元方針の継続を表明したことも支援材料となったようです
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