【株価が動いた理由】武田薬品、ネクセラファーマ、SHIFT、アドバンテスト、トヨタ、三井住友FG(12/19)
目次

武田薬品工業<4502>

ネクセラファーマ<4565>

SHIFT<3697>

アドバンテスト<6857>

トヨタ自動車<7203>

三井住友フィナンシャルグループ<8316>

【株価が動いた理由】武田薬品、ネクセラファーマ、SHIFT、アドバンテスト、トヨタ、三井住友FG(12/19)

武田薬品工業<4502>

◎09:38執筆。皮膚病治療薬の治験で良好な結果を得たと発表し、一時前日比+4.3%高となり年初来高値を更新しました

◎乾癬(かんせん)治療薬候補「ザソシチニブ」の最終段階の臨床試験において、投与を受けた患者の半数以上で皮膚症状が消失またはほぼなくなったようです

◎2027年3月期来期中に米国を含む各国で承認申請する予定で、新たな収益源としての期待感から買われたようです

◎飲み薬で1日1回の投与で済み、副作用もおおむね良好だったことから、主要な経口治療の選択肢になると期待されているようです


ネクセラファーマ<4565>

◎10:38執筆。独製薬大手とのライセンス契約に関するネガティブな発表が嫌気され、一時前日比-15.93%安と急落しました

◎統合失調症向けに開発中の新薬候補について、提携先の独ベーリンガーインゲルハイムから、独占的ライセンスオプション権を行使しないとの通知を受けたようです

◎今後は2026年中に他の製薬企業との提携を目指し、戦略的な検討を進めるとしています


SHIFT<3697>

◎10:35執筆。安値圏からのリバウンドが鮮明となり、一時前日比+7.81%高の続伸となっています

◎ソフトウェアテスト受託などの業績は好調ながら、需給要因で売られていましたが、年末特有の節税目的の売り(損益通算)が一巡したとの観測が広がり、買い戻しが加速しているようです

◎2026年8月期今期も過去最高の売上高を見込むなど基礎的条件(ファンダメンタルズ)は強く、売り過剰状態からの自律反発に加え、空売りの買い戻しを期待した買いも流入しているようです


アドバンテスト<6857>

◎10:04執筆。米ハイテク株高の流れを受け、一時前日比+2.36%高となりました

◎米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り米利下げ期待が高まったことや、マイクロン・テクノロジー<MU>+10.21%の好決算を背景に、ナスダック総合指数+1.37%やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)+2.51%が上昇し、東京市場でもAI(人工知能)関連株に買いが広がったようです

◎これにより、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、イビデン<4062>、日本マイクロニクス<6871>、フジクラ<5803>、住友電気工業<5802>なども上昇しました


トヨタ自動車<7203>

◎09:50執筆。トランプ政権への対応策として、米国での生産を増強するとの報道が好感され、一時前日比+2.25%高となりました

◎報道によると、2026年から米国製の「カムリ」など3車種を日本へ逆輸入して販売する方針を固めたようです

◎米国生産の増強が今後の日米貿易交渉での好材料になると期待されたほか、各国のEV(電気自動車)補助金の減少により、ハイブリッド車に強みを持つ同社の事業環境が良好であることも買いを後押ししたようです

◎なお、日産自動車<7201>や本田技研工業<7267>も、米国製車種の逆輸入を検討しているようです


三井住友フィナンシャルグループ<8316>

◎09:55執筆。日銀の利上げ期待から銀行株が買われ、一時前日比+2.17%高となりました

◎日銀は、この日の金融政策決定会合で政策金利を0.5%から0.75%へ引き上げると報じられており、市場では日銀のタカ派的(利上げ支持)なスタンスへの期待が高まっているようです

◎また、大引け後の植田総裁の会見も注目されているようです

◎これにより、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグループ<8411>、りそなホールディングス<8308>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>なども上昇しました

 

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