【株価が動いた理由】三井E&S、カプコン、任天堂、しまむら、塩野義、神戸物産、サイバーエージェント(12/23)
目次

三井E&S<7003>

カプコン<9697>

任天堂<7974>

しまむら<8227>

塩野義製薬<4507>

神戸物産<3038>

サイバーエージェント<4751>

【株価が動いた理由】三井E&S、カプコン、任天堂、しまむら、塩野義、神戸物産、サイバーエージェント(12/23)

三井E&S<7003>

◎10:56執筆。あるアナリストが目標株価を大幅に引き上げたことが好感され、一時前日比+6.06%高となり3連騰しています

◎アナリストは投資判断「買い」を維持し、目標株価を5,400円から8,300円へ引き上げました

◎造船企業の受注が2028年まで確保されていることなどを背景に、舶用エンジンの好調な需要が今後数年続くと予想しているようです

◎このため、2028年10-12月期までは堅調な業績が続くと分析しているとのことです

◎また、2026年3月期今期の会社計画については、上期の物流システム事業における特殊要因を考慮しても保守的であり、上振れ余地があるとの見方を示しているようです


カプコン<9697>

◎10:41執筆。目標株価の引き上げや自律反発狙いの買いで、一時前日比+4.93%高となりました

◎あるアナリストが、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」へ、目標株価を4,390円から4,440円へ引き上げました

◎2026年公開予定の映画「バイオハザード」や「ストリートファイター」との連動により、関連タイトルのリピート販売が伸びると見ているようです

◎また、中期経営計画目標の10%営業増益達成への懸念はすでに株価に織り込み済みである点や、グローバル展開力が変わらず高い点も評価したようです

◎また、前日まで下落が目立っていたゲーム関連株に自律反発を期待した買いが入ったことも背景にあるようです


任天堂<7974>

◎10:50執筆。前日まで6日続落し約8カ月ぶりの安値水準にあった反動から、自律反発狙いの買いが優勢となり前日比+3.75%高と反発しました

◎前日の米国市場でハイテク株が上昇し、恐怖指数(VIX)が低下するなど投資家心理が改善したことも追い風となっているようです

◎同社株は、主力機「Nintendo Switch 2」の販売伸び悩みやメモリ高騰による採算悪化への懸念、証券会社による目標株価引き下げなどが嫌気され、直近まで売りが続いていました

◎きょうはソニーグループ<6758>やコナミグループ<9766>など、足元で軟調だった他のゲーム関連株も見直し買いで上昇しているようです


しまむら<8227>

◎10:34執筆。2025年9-11月期の利益率が市場予想などを下回ったことが嫌気され、一時前日比-4.83%安となりました

◎2025年3-11月期純利益は351億円(前年同期比4%増)と過去最高を更新しましたが、9-11月期の粗利益率が35.2%となり、前年同期の35.5%やアナリスト予想の35.4%を下回ったようです

◎あるアナリストは、夏物の値下げなどが利益率を押し下げたと指摘し、先行きの利益に対する不透明感に懸念を示したようです

◎同時に、1株を3株にする株式分割と実質的な株主優待の拡充も発表されましたが、決算内容を懸念した売りが優勢となりました


塩野義製薬<4507>

◎09:50執筆。田辺ファーマからALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬事業を買収すると発表し、将来の収益貢献への期待から一時前日比+3.04%高となりました

◎田辺ファーマからALS治療薬「ラジカヴァ」事業を2026年4月以降に約3,900億円で取得すると発表しました

◎年間売上高が1,000億円以上ある同薬を取り込むことで、2027年3月期来期以降の業績に貢献することが見込まれているようです

◎一方、あるアナリストは、大型買収により自社株買いの可能性が低下したことや、2029年の特許満了後の投資メリットについて今後の議論になるとの見方を示しました


神戸物産<3038>

◎10:58執筆。あるアナリストが目標株価を引き上げたことが好感され、一時前日比+2.93%高となりました

◎アナリストは、着実な業績拡大を予想して投資判断「アウトパフォーム」を維持し、目標株価を4,400円から4,900円へ引き上げました

◎円高が進めば収益性が改善し、円安でも価格改定により利益確保は可能としながらも、1ドル=160円を超える円安が進んだ場合は注意が必要と指摘しているようです

◎当面は為替動向に加え、食品メーカーのM&A(合併・買収)が株価の変動要因になると分析しているとのことです


サイバーエージェント<4751>

◎10:39執筆。英資産運用会社による株式買い増しが判明し、一時前日比+1.85%高となりました

◎12月22日受付の変更報告書(5%ルール報告書)によると、オービス・インベストメント・マネジメントの同社株保有割合が、従来の5.39%から6.67%へ増加したとのことです

◎主要株主による買い増し姿勢が示されたことが、投資家の安心感につながったようです

 

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