【株価が動いた理由】住友金属鉱山、東邦チタニウム、アドバンテスト、日本オラクル、安川電機、JR東日本(12/24)
目次

住友金属鉱山<5713>

東邦チタニウム<5727>

アドバンテスト<6857>

日本オラクル<4716>

安川電機<6506>

東日本旅客鉄道<9020>

【株価が動いた理由】住友金属鉱山、東邦チタニウム、アドバンテスト、日本オラクル、安川電機、JR東日本(12/24)

住友金属鉱山<5713>

◎09:45執筆。金価格の最高値更新や、フリーポート・マクモラン<FCX>+2.48%の上昇を受け一時前日比+6.33%高となり年初来高値を更新しました

◎NY金価格が4,505.7ドルで終了し史上最高値を更新し、時間外でも4,541.4ドル前後で推移していることが好感されたようです

◎また、金以外の貴金属価格も上昇し、銀、銅も最高値を更新しました

◎この流れを受け、フリーポート・マクモランなどの資源株が買われ、東京市場でも非鉄金属関連株に買いが波及したようです


東邦チタニウム<5727>

◎10:49執筆。報道で山尾康二社長が、航空機向けチタン需要の回復見通しなどを語ったことが好感され、一時前日比+6.66%高となりました

◎2026年後半から航空機向けスポンジチタンの需要が回復し、右肩上がりになるとの見通しを示しました

◎また、AI(人工知能)サーバー向け部品の材料となるニッケル粉を開発し、2026年から量産に入る計画も明らかにしました

◎さらに、親会社のJX金属<5016>との親子上場について、解消した方が経営しやすいとの認識を示したことも、再編への思惑から買い材料視されたようです

◎これを受け、同業の大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>もツレ高しています


アドバンテスト<6857>

◎10:15執筆。エヌビディア<NVDA>+3%など米ハイテク株の上昇や、米政府による対中関税の先送り報道が好感され、一時前日比+2.64%高と反発しました

◎エヌビディアのAI半導体「H200」の中国への出荷が認められる方針となり、収益貢献への期待から同社株が買われたことを背景に、ナスダック総合指数+0.56%やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)+0.54%も上昇となり、米ハイテク株にも買いが広がりました

◎また、米政府が中国製半導体への追加関税を2027年半ばまで課さない方針を示したことも安心感につながり、東京市場でも半導体関連株が買われました

◎この流れから、東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>、TOWA<6315>、キオクシアホールディングス<285A>、イビデン<4062>、ローム<6963>なども上昇しました


日本オラクル<4716>

◎10:40執筆。2025年6-11月期の単独決算で最終増益を確保したことが好感され、一時前日比+2.67%高となりましたが、利益確定売りで前日比-3.42%安と反落しました

◎企業の基幹業務システムでクラウドへの移行が進み、クラウド事業の売上高が前年同期比38%増と大きく伸長したようです

◎ただ、決算期待で株価が先行して上昇していたことや、親会社のオラクル<ORCL>-1.53%の財務不安などから利益確定売りも出て、買い一巡後は売りが優勢となりました


安川電機<6506>

◎10:11執筆。ベトナムにインバーター向けの電子基板工場を新設すると報じられ、業績への貢献が期待され、一時前日比+4.78%高となりました

◎新設工場は主力製品のインバーター向けで、東南アジア初の生産拠点として、約55億円を投資するようです


東日本旅客鉄道<9020>

◎10:38執筆。伊藤忠商事<8001>と不動産分野での戦略的提携に関する基本合意書の締結を発表し、一時前日比+1.17%高となりました

◎両社のマンション事業を手がける子会社の経営統合に向けた協議を開始したほか、不動産以外の分野でのパートナーシップ構築も進めるようです

◎あるナリストが、両社の資本を活用した大規模開発による成長余地が大きいと指摘したことも、買いを後押ししたようです

 

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