【株価が動いた理由】住石HD、三井金属、荏原、イビデン、日本ペイント、レゾナック、キリン、TOPPAN、オリンパス、ネクセラファーマ、ヤーマン、Appier Group、テルモ(2/16)
目次

住石ホールディングス<1514>

三井金属<5706>

荏原製作所<6361>

イビデン<4062>

日本ペイントホールディングス<4612>

レゾナック・ホールディングス<4004>

キリンホールディングス<2503>

TOPPANホールディングス<7911>

オリンパス<7733>

ネクセラファーマ<4565>

ヤーマン<6630>

Appier Group<4180>

テルモ<4543>

【株価が動いた理由】住石HD、三井金属、荏原、イビデン、日本ペイント、レゾナック、キリン、TOPPAN、オリンパス、ネクセラファーマ、ヤーマン、Appier Group、テルモ(2/16)

住石ホールディングス<1514>

◎11:15執筆。次世代半導体素材として期待される人工ダイヤモンド分野での日米連携が引き続き材料視され、一時前日比+16.39%高のストップ高となり昨年来高値を更新しました

◎日米関税合意に基づく約5,500億ドル(約84兆円)規模の対米投融資において、第1号案件の有力候補として「人工ダイヤモンドの米国生産」が浮上していることが引き続き材料視され、買いが加速したようです

◎赤沢経済産業相が11日から4日間訪米し、米商務長官と本件の早期実現に向けた最終協議に入ったことが刺激材料となり、関連銘柄の筆頭格として物色されたようです

◎次世代半導体素材としての将来性に加え、日米の政策的な後押しを背景とした一段の成長期待から、個人投資家を中心とした短期資金が集中する一段高の展開となったようです


三井金属<5706>

◎10:39執筆。2026年3月期今期純利益予想を上方修正し、一転して過去最高益を更新する見通しとなったことが好感され、一時前日比+13.03%高となり上場来高値を更新しました

◎今期純利益予想を従来予想430億円から770億円(前期比19%増)へ上方修正し、市場予想457億円も大きく上回りました

◎AI(人工知能)サーバー向けの極薄銅箔などの需要が好調なほか、金属価格の上昇や為替の円安進行による収益改善を反映したようです

◎また、福岡県にレアアースなどの材料の研究拠点を新設し、国内でのサプライチェーン(供給網)を強化する方針も買い材料視されたようです


荏原製作所<6361>

◎10:08執筆。2026年12月期今期純利益が866億円(前期比13%増)と6期連続で最高益を更新する見通しとなり、最大100億円の自社株買いも発表したことが好感され、一時前日比+11.61%高となり上場来高値を更新しました

◎生成AI向けの半導体増産を背景に、半導体ウエハーを研磨するCMP(化学機械研磨)装置などの精密・電子事業が業績拡大をけん引するようです

◎また、年間配当予想を66円(前期は59円)とする増配方針や、受注高がはじめて1兆円を突破する計画を示したことも好感されたようです


イビデン<4062>

◎09:51執筆。米指数算出大手のMSCIが、代表的な株価指数「グローバルスタンダード指数」にイビデンを新規採用したことが好感され、一時前日比+5.28%高となり上場来高値を更新しました

◎世界的な株価指数に組み入れられたことで、指数に連動した運用を行うパッシブファンドなどの資金流入を期待して買われたようです

◎実際の銘柄入れ替えは2月27日の取引終了時点で実施される予定です

◎また、今回の見直しで清水建設<1803>も新規採用された一方、神戸物産<3038>、SGホールディングス<9143>、東京地下鉄<9023>、トレンドマイクロ<4704>は除外される見通しです


日本ペイントホールディングス<4612>

◎10:01執筆。2026年12月期今期純利益予想が1,980億円(前期比10%増)と、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなり、一時前日比+12.88%高となりました

◎主力の中国事業において中小規模都市の開拓や高価格帯製品の販売に注力しシェア拡大を図るほか、米国など各地域でも販売が拡大する見込みのようです

◎また、2025年に買収した米化学企業のAOCの収益貢献に加え、今後も積極的なM&A(合併・買収)を継続する姿勢も評価されたようです


レゾナック・ホールディングス<4004>

◎10:15執筆。2026年12月期今期純利益予想が770億円(前期比約2.7倍)となる見通しが好感され、一時前日比+6.85%高となり昨年来高値を更新しました

◎2025年12月期前期に計上した減損損失の反動で大幅な最終増益となる見通しのほか、生成AI向け需要の拡大により、半導体後工程材料の売上高が前期比50%超伸びるようです

◎本業の儲けを示すコア営業利益も1,400億円(前期比28%増)と強い見通しが示され、AI需要の本格化を背景としたさらなる成長期待が高まったようです


キリンホールディングス<2503>

◎10:22執筆。2025年12月期前期純利益が1,475億円(前々期比2.5倍)となり、最大800億円の自社株買いを発表したことも好感され、一時前日比+5.22%高となりました

◎サプリメント販売などの好調によりヘルスサイエンス事業が黒字化したほか、競合のアサヒグループホールディングス<2502>がサイバー攻撃を受けた際の商品供給不足も、キリンHDの販売を押し上げたようです

◎また、発行済み株式総数の6.2%にあたる大規模な自社株買いの実施が、需給改善への期待につながったようです


TOPPANホールディングス<7911>

◎10:47執筆。2025年4-12月期(3四半期累計)純利益が581億円(前年同期比20%減)となったことが嫌気され、一時前日比-8.99%安となりました

◎半導体部材などのエレクトロニクス事業は好調に推移しましたが、政策保有株の売却益が342億円と、前年同期の678億円から大幅に減少したことが利益を押し下げたようです

◎また、フォトマスク事業を担っていた子会社が上場に伴い連結対象から外れた影響もあり、営業利益が448億円(前年同期比15%減)にとどまったことも重荷となったようです


オリンパス<7733>

◎10:15執筆。2026年3月期今期純利益予想を従来予想の940億円から500億〜590億円(前期比58〜50%減)へ下方修正し市場予想の900億円も大きく下回ったことが嫌気され、一時前日比-13.09%安となりました

◎米食品医薬品局(FDA)の査察を受け、安全性の再評価のために泌尿器や呼吸器などの機器の出荷を停止したことが響くようです

◎また、約2,000人の人員削減に伴う一時費用310億円を前倒しで計上することや、米国による関税の影響で内視鏡などの輸出コストが増加したことも重荷となったようです


ネクセラファーマ<4565>

◎10:25執筆。2025年12月期前期決算は赤字が拡大したものの、2026年12月期今期の営業黒字化見通しが好感され、一時前日比+10.82%の急騰となりました

◎前期は、売上高296億円に対し最終損益125億円の赤字と市場予想を下回りましたが、主力製品ピヴラッツや不眠症治療薬クービビックの販売は好調でした

◎今期の営業利益予想を7億〜157億円とし、3期連続の赤字から黒字転換する見通しを示したことがポジティブサプライズとなったようです

◎あわせて役員報酬の減額やアッヴィ<ABBV>などからのマイルストン受領も発表しており、収益改善と構造改革への強い姿勢が評価されたようです


ヤーマン<6630>

◎10:35執筆。2025年12月期前期決算は大幅な赤字となったものの、2026年12月期今期の黒字浮上見通しが好感され、一時前日比+4.58%高となりました

◎前期(変則8カ月決算)は、売上高218億円、営業損益33.7億円の赤字でしたが、不採算在庫の処分や固定資産の減損処理を断行し「膿出し」を完了したようです

◎今期の営業利益予想を5億円とし、前期の巨額赤字から黒字に転換する見通しを示したことがポジティブサプライズとなったようです

◎あわせて年間配当の実質増配(4.25円から9円)や、国内事業の収益構造改革の推進を発表しており、2027年12月期来期以降の本格回復への期待が評価されたようです


Appier Group<4180>

◎10:45執筆。2025年12月期前期実績が計画を下振れたほか、今期の業績予想が市場予想を大きく下回ったことが嫌気され、一時ストップ安の前日比-15.73%の急落となりました

◎2025年12月期前期は、営業利益29.8億円(前々期比50.2%増)となりましたが、会社計画の40.5億円を大幅に下回りました。為替の逆風やAdCreative.aiの連結に伴う費用増が下振れの要因となったようです

◎また、2026年12月期今期の営業利益予想は43.1億円(前期比44.9%増)と大幅増益を見込むものの、市場予想の64.5億円を大きく下回ったことがネガティブサプライズとなったようです

◎今期はEコマースや旅行業等の主要部門で新規獲得を推進するほか、テクノロジー主導の効率化による利益率改善を目指すとのことです


テルモ<4543>

◎10:52執筆。2025年4-12月期(3四半期累計)の純利益が過去最高を更新したものの、業績の伸び悩みや期待された株主還元策の不在が嫌気され、一時前日比-4.45%安となり3日続落しています

◎4-12月期の純利益は1,095億円(前年同期比11.1%増)と市場予想1,070億円を上回りました。海外でのカテーテル販売や血漿採取関連ビジネスの拡大が寄与しているようです

◎一方で、10-12月期単体の利益積み増しが326億円にとどまり、7-9月期の351億円から減速したことが不安視されたようです

◎決算説明会で最高財務責任者(CFO)が現在の株価水準に不満を示しつつも、具体的な自社株買い等の言及を避けたことも、短期的な失望売りに繋がったようです

 

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