💡この記事のポイント
✅株式市場ではAI関連企業への投資が熱気を帯びている
✅なかでもオープンAIとの提携が報道された企業は株価が急騰する状況に
✅オープンAI関連の日米株3銘柄をご紹介
🔎登場する銘柄
✅日立製作所、ショッピファイ、エヌビディア

✅株式市場ではAI関連企業への投資が熱気を帯びている
✅なかでもオープンAIとの提携が報道された企業は株価が急騰する状況に
✅オープンAI関連の日米株3銘柄をご紹介
✅日立製作所、ショッピファイ、エヌビディア
日立製作所<6501>
ショッピファイ<SHOP>
エヌビディア<NVDA>
株式市場ではAI(人工知能)関連企業への投資が熱気を帯びており、機関投資家や国も巻き込んで多額の投資資金が動いています。
なかでも対話型AI「ChatGPT」を手掛けるオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)の一挙手一投足に注目が集まっていて、提携が報道された企業は業績への思惑から株価が急騰する状況になっています。
そこで今回は、AI投資の拡大で業績への恩恵が期待できそうなオープンAI関連の日米株3銘柄をご紹介します。
総合電機・重電で首位。総合路線からインフラ系重視の戦略へ転換を図る。
AI向けデータセンターの電力関連技術などでオープンAIと提携し、送配電設備や空調技術を同社が提供するために、オープンAIのサム・アルトマンCEOと日立の徳永俊昭社長が戦略的パートナーシップに関する基本合意書を結んだことを発表しました。
オープンAIは、同社が抱える変圧器をはじめとした送配電設備、空調や冷却などデータセンターの省エネ化につながる技術を取りこみながら生成AIモデルの開発を進める他、データ記憶装置(ストレージ)などのIT(情報技術)機器の供給を受けることも検討しているようです。一方、オープンAIは大規模言語モデル(LLM)を同社に提供する予定です。
AI向けデータセンターの整備によって業績が拡大することへの期待から買われる展開となっています。
株価は4月7日年初来安値2,590円から7月31日年初来高値4,697円へ上昇。その後9月4日安値3,822円まで下落していましたが、10月7日高値4,532円まで反発しています。
小売業者向けに、クラウドベースのマルチチャネル商取引プラットフォームを提供。
米オープンAIは同社と提携し、ChatGPTにeコマース機能が統合され、ユーザーがChatGPT上で直接商品を購入できるようになる機能を導入したことを発表しました。同社のプラットフォームを利用する加盟店がこの機能に対応する予定で、AIプラットフォームが新たな販売網となることへの期待感から買いが集まったようです。
これを受けて、あるアナリストが目標株価を180ドルから200ドルに引き上げ、買い推奨を維持したことが好感されているようです。
また、トランプ関税の影響が懸念されていましたが、2025年4-6月期決算が良好だったことに加え、2025年7-9月期の業績が順調なことが明らかになったことも好感されているようです。
株価は4月4日年初来安値69.84ドル以降は上昇に転じ、10月6日には一時169.69ドルまで上昇し年初来高値を更新しました。
GPU(画像処理装置)メーカーで世界最大手メーカー。
同社のAIチップを用いてオープンAIのモデルを訓練・展開するため、オープンAIに10ギガワット規模のデータセンター構築を後押しするために最大1,000億ドルの投資する計画であることが報道されています。
あるアナリストは、拡大が続くAI市場において同社の潜在力の高さを評価して、目標株価を従来の200ドルから240ドルに引き上げました。10月6日にオープンAIへの半導体供給契約と資本提携を発表し、前日比+23.7%の急騰となり年初来高値を更新したアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>と、4月の年初来安値から直近の年初来高値への上昇率を比較すると、エヌビディアが約1.21倍で、AMDが約1.96倍です。
株価は4月7日年初来安値86.62ドルから上昇傾向で、10月2日上場来高値191.05ドルまで上昇しました。
記事作成日:2025年10月7日
ファイナンシャルプランナー
横山利香
短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。
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