【株価が動いた理由】日立製作所 +10.26%~オープンAIとデータセンター分野での提携と「AIエージェント」の共同開発を発表し急騰

【株価が動いた理由】日立製作所 +10.26%~オープンAIとデータセンター分野での提携と「AIエージェント」の共同開発を発表し急騰

日立製作所<6501>

💡株価が動いたポイント

✅2025/10/3(金)終値4,300円+400円

✅始値4,120円、高値4,321円、安値4,114円

✅年初来高値4,697円、年初来安値2,590円

✅オープンAIとの提携と「AIエージェント」の共同開発を発表し、前日比+10.26%の急騰となりました


 

◎対話型AI(人工知能)の「チャットGPT」を手がける米オープンAIとデータセンター分野での戦略的パートナーシップに基本合意したと伝わり、買いを集めました

◎オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が現在来日中であり、日立の徳永社長と都内で合意書を取り交わしたとのことです

◎この提携により、日立はオープンAIが世界各地で進めるAI向けデータセンターの整備に対し、変圧器などの送配電設備や省エネに繋がる空調・冷却技術などを提供するとのことです

◎生成AIの開発には大量の電力が必要となるため、オープンAIは日立の技術を活用して、コストを抑えながら電力を安定的に確保する狙いがあるようです

◎オープンAIはソフトバンクグループ<9984>+3.55%やオラクル<ORCL>などと巨大AIインフラ計画「スターゲート」を進めており、今回の提携もこの計画に貢献するものとみられています

◎また、日立はオープンAIのAIモデルを自社のデジタル基盤「ルマーダ」に取り込み、新たなソリューション開発を進めることも検討しており、事業拡大への期待も高まりました

◎また、人間が詳細な指示をしなくても、自律的に業務をこなす次世代技術「AIエージェント」の共同開発も行うようです

◎オープンAIが生成AIの基盤技術「大規模言語モデル(LLM)」を提供し、日立はAIを活用したインフラ(社会基盤)などの保守・運用サービスに強みがある点を生かすとしています

◎日立は今回の提携で、機器の販売・運用と次世代技術の開発の両面で利点があると判断したようです

◎日立製作所の株価は4月7日年初来安値2,590円から7月31日年初来高値4,697円へ上昇。その後9月4日安値3,822円まで下落していましたが、この日は一時4,321円まで上昇しました

 

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