【株価が動いた理由】ブロードコム +2.36%~NYダウ5連騰と引き続き成長期待で4連騰

【株価が動いた理由】ブロードコム +2.36%~NYダウ5連騰と引き続き成長期待で4連騰

ブロードコム<AVGO>

 

💡株価が動いたポイント

✅2024/12/26(木)終値245.36ドル+5.68ドル

NYダウ5連騰と引き続き成長期待で4連騰し、前日比+2.36%の上昇となりました


  

 ◎米長期金利の上昇が一服し、NYダウは買われ5連騰となりました

◎NYダウは12月18日まで10日連続安となっていたところからの5連騰で、多くの銘柄も下落一服から戻す動きが見られました

◎そんな中、ブロードコムはAI(人工知能)関連の新しい主役として期待を集めているだけに、力強い戻しとなったようです

◎次世代AI製品「ブラックウェル」の本格出荷がいよいよ始まるエヌビディア<NVDA>に対し、AIカスタム半導体の受注が好調なブロードコムやマーベル・テクノロジー<MRVL>の攻勢が注目されています

◎AIカスタム半導体の特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)は、AI用に設計しているため、汎用的なGPU(Graphics Processing Unit)よりも、処理速度が速く、電力消費が少なく、コストも安いという利点があります

◎そのため、アップル<AAPL>、アルファベット<GOOGL>、メタ・プラットフォームズ<META>など大手がAIインフラでASICの採用を進めているようです

◎一方で、特定用途に絞られるASICに対してエヌビディアのGPUは、より大規模で多様なAIに利用できるメリットがあり、引き続き需要が旺盛であることに変わりはないと見られているようです

◎業績も株価も好調なブロードコムですが、過去5年の平均PER(株価収益率)17.8倍と比べて現在は37.8倍と割高であり、またAIカスタム半導体は大口顧客の動向に大きく左右されるリスクがあることを懸念するアナリストもいるようです

◎株価は1月5日年初来安値104.15ドルから12月16日上場来高値251.88ドルへ上昇。12月19日安値217.58ドルまで反落しましたが、この日は一時247.28ドルまで上昇しました

 

 

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公開日:2024.12.27

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