【株価が動いた理由】デルタ・エアラインズ +11.99%~国際線やファーストクラス好調による好決算と再開示した今期業績予想が好感され急騰

【株価が動いた理由】デルタ・エアラインズ +11.99%~国際線やファーストクラス好調による好決算と再開示した今期業績予想が好感され急騰

デルタ・エアラインズ<DAL>


💡株価が動いたポイント

✅2025/7/10(木)終値56.78ドル+6.08ドル

✅始値56.2ドル、高値57.82ドル、安値54.8ドル

✅年初来高値69.98ドル、年初来安値34.74ドル

✅好決算と今期業績予想を好感し、前日比+11.99%の急騰となりました




◎2025年4-6月期売上高155億700万ドル(前年同期比0.6%増)が市場予想154億6,000万ドルを上回り、一株当たり利益2.10ドルも市場予想2.06ドルを上回ったことが好感されました

◎主力の国内線は伸び悩んだものの、太平洋路線が前年同期比11%増、大西洋路線が同2%増と輸送力を拡充した国際線が収益を下支えした形となりました

◎また、ファーストクラスなど高単価の「プレミアム」が前年同期比5%増、エコノミークラスの「メインキャビン」が同5%減となり、最高経営責任者(CEO)は「需要の鈍化はメインキャビンのみで、米国経済は堅固だ」と述べました

◎新たに開示された2025年7-9月期売上高予想は前年同期比で横ばい~4%増とされ、一株当たり利益予想は1.25~1.75ドルと市場予想1.34ドルに沿った数値が示されました

◎また、経済状況の不確実性を理由に取り下げられていた2025年12月期業績予想を再び開示し、一株当たり利益予想5.25~6.25ドルは1月時点の「7.35ドル以上」を下回るものの、市場予想5.38ドルとの対比でやや強い数値が示され、買い安心感に繋がったと見られます

◎CEOは、大型減税・歳出法の可決・成立で当面の財政政策が明確となったことなどを理由に、消費者心理や企業心理の改善から旅行需要が加速する環境が生まれていると述べ、今後の収益拡大に自信を見せました

◎これによりバンク・オブ・アメリカ<BAC>系列の証券会社が、市場予想を上回る収益見通しを評価し、投資判断買い」を維持し、目標株価を56ドルから60ドルへ引き上げました

◎また、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が投資判断「買い」を維持し、目標株価を60ドルから67ドルへ引き上げ、モルガン・スタンレー<MS>が投資判断「強気」を維持し、目標株価を88ドルから90ドルへ引き上げました

◎デルタの決算を受けて、アメリカン・エアラインズ・グループ<AAL>+12.71%など他の空運株なども上昇しました

◎デルタの株価は、1月22日上場来高値69.98ドルから4月4日年初来安値34.74ドルへ下落。直近は50ドル前後で推移していましたが、この日は一時57.82ドルまで上昇しました

 

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