【株価が動いた理由】フォーティネット -22.03%~ファイアウォール刷新の収益貢献が小さいと嫌気され年初来安値を更新

【株価が動いた理由】フォーティネット -22.03%~ファイアウォール刷新の収益貢献が小さいと嫌気され年初来安値を更新

フォーティネット<FTNT>

💡株価が動いたポイント

✅2025/8/7(木)終値75.3ドル-21.28ドル

✅始値74.30ドル、高値75.35ドル、安値70.12ドル

✅年初来高値114.82ドル、年初来安値70.12ドル

✅決算が嫌気され、前日比-22.03%の急落となり年初来安値を更新しました


 

◎2025年12月期今期売上高予想を66億8,000万~68億3,000万ドルへ従来予想66億5,000万~68億5,000万ドルから上方修正しましたが、サービス刷新に伴う収益貢献が弱いとの見方から売りが殺到したようです

◎同社は2026年末に終了を迎える不正アクセスなどを防ぐファイアウォールのサービス刷新に向けて顧客との契約更新を進めており、2025年6月末時点で更新サイクルの40~50%が完了したと明らかにされました

◎市場ではファイアウォールのサービス刷新に伴う収益向上が事前に期待されていたものの、更新が半分近く進んだにもかかわらず、収益貢献は小さいと判断され嫌気されたようです

◎今回の決算で主力製品であるネットワークファイアウォール装置の成長見通しが撤回されたことも、ネガティブ・サプライズと捉えられたようです

◎2025年4-6月期売上高16億3,000万ドル(前年同期比14%増)は市場予想16億2,500万ドルを上回り、一株当たり利益0.64ドルも市場予想0.59ドルを上回りました

◎新たに開示された2025年7-9月期売上高予想16億7,000万~17億3,000万ドルは市場予想17億1,000万ドルに沿った数値となり、一株当たり利益予想0.62~0.64ドルも市場予想0.62ドルに沿った数値にとどまりました

◎フォーティネットの決算を受け、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>-5.91%、ゼットスケーラー<ZS>-5.81%、オクタ<OKTA>-4.27%、クラウドフレア<NET>-2.36%といった他のサイバーセキュリティ関連株にも売りが波及しました

◎あるアナリストは、成長見通しの不確実性から、投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げ、目標株価を135ドルから105ドルへ引き下げました

モルガン・スタンレー<MS>のアナリストは、サブスクリプション収入とフリーキャッシュフローが期待外れだったとして、投資判断を「強気」から「中立」へ、目標株価を110ドルから78ドルへ引き下げました

◎フォーティネットの株価は、2月18日年初来高値114.82ドルから4月7日安値81.7ドルへ下落。直近はおよそ100~105ドル程度でもみ合っていましたが、この日は一時70.12ドルまで下落し、年初来安値を更新しました

 

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