【株価が動いた理由】インテル、メタ、アマゾン、エヌビディア、コインベース、オラクル
目次

インテル<INTC>

メタ・プラットフォームズ<META>

アマゾン・ドット・コム<AMZN>

エヌビディア<NVDA>

コインベース・グローバル<COIN>

オラクル<ORCL>

【株価が動いた理由】インテル、メタ、アマゾン、エヌビディア、コインベース、オラクル

インテル<INTC>

◎2025/11/28(金)終値40.56ドル+3.75ドル

アップル<AAPL>+0.46%が、早ければ2027年にもインテルの製造サービスを利用する可能性があると報じられ、前日比+10.18%の急騰となりました

◎有力アナリストが、アップルが最低スペックのMプロセッサーの製造で同社と提携する見通しが大幅に高まったと指摘したようです

◎アップルにとっては米国での製造強化や調達先の分散につながり、インテルのファウンドリ事業にとっては大口顧客の獲得による復活への期待が好感されたようです

 

メタ・プラットフォームズ<META>

◎2025/11/25(火)終値647.95ドル+14.34ドル

アルファベット<GOOGL>+0.07%傘下のグーグル製AI(人工知能)半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」を購入する交渉を行っていると報じられた件が引き続き好感され、前日比+2.26%高となりました

◎これまでエヌビディア<NVDA>-1.8%製の高価なGPU(画像処理半導体)に多額の資金を投じてきましたが、グーグル製TPUへの置き換えが進めば粗利益率の向上につながると、投資家に好感されたようです

◎また、数十億ドル規模とされるこの投資は、AI半導体の調達先多様化を進めるものであり、カスタム半導体に関わるブロードコム<AVGO>+1.35%なども引き続き買われました

 

アマゾン・ドット・コム<AMZN>

◎2025/11/28(金)終値233.22ドル+4.06ドル

◎ブラックフライデーを含む年末商戦でのオンライン消費が好調な見通しであることから、前日比+1.77%高となりました

◎調査会社による感謝祭当日のオンライン支出額が過去最高を記録したことや、ブラックフライデー以降も堅調な支出が予測されており、同社の売り上げ拡大期待が高まったようです

◎また、米国の電子商取引で圧倒的なシェアを持つアマゾンが、配送スピードや早期セールなどの強みを生かしてホリデーシーズンの勝者になるとのアナリスト評価も、買いを後押ししたようです

◎これにより、同じく小売り大手のウォルマート<WMT>+1.29%も買われました

 

エヌビディア<NVDA>

◎2025/11/28(金)終値177ドル+3.26ドル

◎中国のAI企業ディープシークが新たなオープンソースAIモデルを発表したことなどが嫌気され、競争激化への懸念から、前日比-1.8%となりました

アルファベットの高性能AIモデル「Gemini 3」に続き、ディープシークも新たなモデルを発表し、生成AIの競争激化から引き続きエヌビディアのシェア低下懸念につながっているようです

◎エヌビディアの時価総額は10月末に一時5兆ドルを達成しましたが、競争環境の変化に対する警戒感からその水準を割り込み、下落傾向が続いています

 

コインベース・グローバル<COIN>

◎2025/11/28(金)終値272.82ドル+7.85ドル

◎暗号資産(仮想通貨)のビットコインが9万ドル台を回復したことが好感され、前日比+2.96%高となりました

◎ビットコインは一時8万ドルを割り込んでいましたが、売られすぎの水準にあるとの指摘や、年末にかけて上昇しやすい季節的な傾向にあるとの見方が、投資家の買い安心感につながったようです

◎これにより、同業のロビンフッド・マーケッツ<HOOD>+0.23%も買われました

 

オラクル<ORCL>

◎2025/11/28(金)終値201.95ドル-3.01ドル

◎引き続きAI事業への巨額投資に対する収益性への懸念から、前日比-1.46%安となりました

◎アナリストが、受注残の急増がオープンAIとの契約に偏っていることや、同社の信用リスクの高まりを指摘して目標株価を引き下げたことが、改めて意識されたようです

◎また、データセンター建設に伴う負債の増加や、AIインフラ事業の利益率が中核のソフトウェア事業より低いと見られていることも、投資家の警戒感を誘ったようです

 

【関連記事】
高配当の優等生!「累進配当」関連の日本株12選
米利下げ観測高まる!利下げメリット米国株18選
日中関係の緊張で注目の「中国関連」日本株12選
スーパーサイクル到来?半導体製造装置の日米株10選
価格回復!高分配にも期待のJ-REIT6選
ディフェンシブやフィジカルAIで注目!医療関連の日米株11選
重要性高まる「サイバーセキュリティ」関連の米国株8選

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。