【株価が動いた理由】アップル、AMD、キャンベルズ、ケイデンス・デザイン、パロアルト、ダナハー、メドトロニック
目次

アップル<AAPL>

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

キャンベルズ<CPB>

ケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>

パロアルトネットワークス<PANW>

ダナハー<DHR>

メドトロニック<MDT>

【株価が動いた理由】アップル、AMD、キャンベルズ、ケイデンス・デザイン、パロアルト、ダナハー、メドトロニック

アップル<AAPL>

◎2026/02/17(火)終値263.88ドル+8.1ドル

◎投資家がハイパースケーラーの巨額AI投資を警戒するなか、設備投資額が比較的低い同社が「安全地帯」として買われ、前日比+3.16%高となりました

メタ・プラットフォームズ<META>-0.07%が年間1,150億〜1,350億ドル規模のAIインフラ投資を行う一方、アップルの2026年設備投資予想は約129億ドルに留まることが安心感に繋がっているようです

◎自社で膨大な固定資産を抱えず、アルファベット<GOOGL>-1.21%傘下のグーグルとの提携(Geminiの採用)によりコストを抑制する戦略も評価されたようです

◎また、3月4日に「Special Apple Experience」と題した新製品発表会をニューヨーク等で開催し、廉価版のiPhone 17eや、A18 Proチップを搭載した1,000ドル以下の低価格MacBook、新型iPadなどの披露が期待されていることも背景のようです

◎また、バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>+1.17%が10-12月期に同社株を約1,030万株売却(3四半期連続)したことが判明しましたが、依然として最大保有銘柄であることに変わりはなく、売り材料視されなかったようです

 

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

◎2026/02/17(火)終値203.08ドル-4.24ドル

◎この日の通常取引は-2.04%安で終えましたが、取引終了後にエヌビディア<NVDA>+1.18%とメタ・プラットフォームズ<META>-0.07%がAI分野での戦略的提携を発表したことを受け、時間外取引で-2.32%下落しました

◎メタがAIインフラ構築に向けて、エヌビディアのGPU(画像処理半導体)「Blackwell」や次世代「Vera Rubin」に加え、CPU(中央演算処理装置)やネットワーク機器を数百万個規模で導入する複数年のパートナーシップを締結しました

◎世界最大級のAIインフラを構築するメタにおいて、エヌビディア製品が包括的に採用されたことで、ライバルであるAMDのシェア奪取や収益機会の喪失が懸念されたようです

◎このニュースを受け、同様にAI関連のカスタムチップなどを手掛けるブロードコム<AVGO>+2.26%も時間外取引で売られる一方、エヌビディアは小幅に上昇しています

 

キャンベルズ<CPB>

◎2026/02/17(火)終値27.77ドル-1.72ドル

◎同業のゼネラル・ミルズが消費者需要の弱まりを理由に業績見通しを下方修正したことで、食品株全体に売りが波及し、前日比-5.83%安となりました

◎ゼネラル・ミルズが2026年5月期の売上高および利益予想を引き下げ、3年連続の減収見通しを示したことが、ブランド食品各社に対する「消費者の節約志向」を再認識させるネガティブサプライズとなったようです

◎また、トランプ政権や健康志向の消費者による「加工食品」への監視が強まるなか、モンデリーズ・インターナショナル<MDLZ>-4.36%の最高経営責任者(CEO)が「加工食品なしでは世界は自給できない」と反論し、科学的根拠に基づく規制を求めたことも話題となりました

◎CEOは規制順守と添加物議論への適応を強調しましたが、米報道番組での特集や政策の不透明感が投資家の懸念を誘ったようです

◎インフレによる生活費高騰が続くなか、消費者が支出を控えたり、より安価な代替品へ乗り換えたり健康懸念という構造的な課題から、クラフト・ハインツ<KHC>-4.11%、ペプシコ<PEP>-2.42%なども売られました

 

ケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>

◎2026/02/17(火)終値283.46ドル-16ドル

◎この日の通常取引は-5.34%安で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で+4.77%高となりました

◎2025年10-12月期決算は、売上高14億4,000万ドルが市場予想14億2,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.99ドルも市場予想1.91ドルを上回りました

◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想を8.05〜8.15ドルとし、市場予想8.05ドルを上回ったことも好感されたようです

◎AI向け半導体設計の需要増により、受注残高が過去最高の78億ドルに達したことも材料視されたようです

◎最高経営責任者(CEO)がAIは設計ソフトの需要を高めると言及し、先行きへの懸念を払拭したことも好感されたようです

◎これにより、同業のシノプシス<SNPS>も時間外取引で買われています

 

パロアルトネットワークス<PANW>

◎2026/02/17(火)終値163.5ドル-3.45ドル

◎この日の通常取引は-2.06%安で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で-8.4%安となりました

◎2025年11月-2026年1月期決算は、売上高25億9,400万ドルが市場予想25億8,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.03ドルも市場予想0.94ドルを上回りました

◎しかし、2026年2-4月期の一株当たり利益予想を0.78〜0.80ドルとし、市場予想0.92ドルを大きく下回る慎重な見通しを提示したことが嫌気されたようです

◎2026年7月期今期の売上高予想は買収効果で上方修正した一方、統合コストやメモリ価格高騰に伴う収益性悪化が影響したようです

◎サイバーアークなどの相次ぐ買収による統合リスクへの懸念に加え、主力のサブスクリプション収入が市場予想に届かなかったことも重石となったようです

 

ダナハー<DHR>

◎2026/02/17(火)終値206.36ドル-6.22ドル

◎同業のマシモを総額99億ドルで買収することに合意しましたが、買収資金の負債調達に伴う財務負担への懸念から、前日比-2.92%安となりました

◎1株180ドル(プレミアム約38%)での現金買収となるため、短期的にはバランスシートの悪化を警戒する売りが優勢となったようです

◎主力の診断事業に患者モニタリング技術を統合し、5年目までに年間1.25億ドル以上のコスト削減シナジーを見込むなど、中長期での収益貢献を期待する声もあるようです

◎買収完了後の最初の通年で、調整後一株当たり利益が0.15〜0.2ドル押し上げられる見通しのようです

 

メドトロニック<MDT>

◎2026/02/17(火)終値96.41ドル-3.08ドル

◎今期の利益見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気され、前日比-3.09%安となりました

◎2025年11月-2026年1月期決算は、売上高90億1,700万ドルが市場予想89億1,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.36ドルも市場予想1.34ドルを上回りました

◎しかし、2026年4月期今期の一株当たり利益予想を5.62〜5.66ドルに据え置き、中央値が市場予想5.65ドルをわずかに下回ったことや、関税による約1.85億ドルの潜在的な悪影響を織り込んだ慎重な見通しがネガティブサプライズとなったようです

◎将来に向けた研究開発への積極投資により純利益が減少したことや、心臓弁治療の治験結果が競合のエドワーズ・ライフサイエンスに有利との見方も重石となり、7日続落となりました

 

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