【株価が動いた理由】パランティア、ノースロップ・グラマン、マラソン・ペトロリアム、エヌビディア、モンゴDB、ストラテジー、コインベース、アメリカン・エアラインズ、カーニバル、クラウドストライク、エレバンス・ヘルス
目次

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

ノースロップ・グラマン<NOC>

マラソン・ペトロリアム<MPC>

エヌビディア<NVDA>

モンゴDB<MDB>

ストラテジー<MSTR>

コインベース・グローバル<COIN>

アメリカン・エアラインズ・グループ<AAL>

カーニバル<CCL>

クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>

エレバンス・ヘルス<ELV>

【株価が動いた理由】パランティア、ノースロップ・グラマン、マラソン・ペトロリアム、エヌビディア、モンゴDB、ストラテジー、コインベース、アメリカン・エアラインズ、カーニバル、クラウドストライク、エレバンス・ヘルス

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

◎2026/03/02(月)終値145.17ドル+7.98ドル

◎米国・イスラエルによるイラン攻撃を受け、軍事需要の急増やデータ分析の必要性が高まるとの観測から、前日比+5.81%高と4連騰しました

◎売上高全体の約半分を政府向け事業が占めており、米陸軍との100億ドルの大型契約や、海軍によるAIプラットフォームへの4億4,800万ドルの投資など、国防総省との強固な関係が改めて買い材料視されました

◎トランプ政権がAIスタートアップのアンソロピックを「サプライチェーンリスク」として段階的排除を指示した一方、軍事・諜報活動に全面協力する同社の姿勢は、政権下での「確実な勝ち組」としての地位を盤石にしているとの見方が強まっているようです

 

ノースロップ・グラマン<NOC>

◎2026/03/02(月)終値768.02ドル+43.64ドル

◎米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦「エピック・フューリー(叙事詩的な怒り)作戦」の開始を受け軍事需要の急拡大期待から、前日比+6.02%高と急騰し昨年来高値を更新しました

◎紛争の長期化・激化が予想される中、同社が強みを持つステルス爆撃機や無人機(ドローン)、ミサイルシステムへの注文が急増するとの見方が強まっているようです

◎あるアナリストは「2026年の国防予算の急増は確実であり、戦争の長期化がその緊急性を高める」と指摘。同社の宇宙システム部門の回復や、過去最高の約960億ドルの受注残も改めて評価しました

◎これにより防衛関連株が軒並み買われ、アールティーエックス<RTX>+4.7%、L3ハリス・テクノロジーズ<LHX>+3.82%、ロッキード・マーチン<LMT>+2.82%なども上昇しました

 

マラソン・ペトロリアム<MPC>

◎2026/03/02(月)終値209.82ドル+11.61ドル

◎米国・イスラエルによるイラン攻撃を受けた原油価格の急騰が好感され、前日比+5.85%高となりました

◎WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物が一時1バレル=75.33ドル(前週末比+12.4%)と、2025年6月以来の高値を付けたことが強力な追い風となったようです

◎イラン軍によるホルムズ海峡の事実上の封鎖報道を受け、世界の供給量の約20%を占める輸送路の途絶リスクから、エネルギーセクター全体に買いが波及しました

◎これにより、バレロ・エナジー<VLO>+5.01%、コノコフィリップス<COP>+4.21%、フィリップス66<PSX>+3.79%、EOGリソーシーズ<EOG>+3.68%、デボン・エナジー<DVN>+3.26%、オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>+2.12%、シェブロン<CVX>+1.52%、エクソン・モービル<XOM>+1.12%などのエネルギー関連株も堅調に推移しました

 

エヌビディア<NVDA>

◎2026/03/02(月)終値182.48ドル+5.29ドル

◎次世代のAI(人工知能)推論特化型チップを3月16日開幕の世界開発者会議「Nvidia GTC(GPU Technology Conference)」で発表する計画や、フォトニクス技術への巨額投資が好感され、前日比+2.98%高となりました

◎AIの活用が「学習」から「推論」段階へ移行する中、推論プロセスの高速化と省電力化を実現する専用チップを投入するようです

◎新チップにはスタートアップGroqの技術が組み込まれる見通しで、オープンAIが初期ユーザーとして採用する予定とのことです

◎また、次世代データセンターの高速化の鍵となる、シリコンフォトニクス技術の強化に向け計40億ドルの投資を発表し、AIエコシステムの囲い込みを加速させたことも好感されたようです

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>などとの競争が激化する中、圧倒的な市場シェアを維持する戦略が期待されたようです

 

モンゴDB<MDB>

◎2026/03/02(月)終値325.01ドル-3.46ドル

◎この日の通常取引は-1.05%安で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で-24.35%安となりました

◎2026年2-4月期の一株当たり利益予想を1.15~1.19ドルとし、市場予想1.2ドル程度を下回ったことが嫌気されたようです

◎最高売上高責任者を含む主要幹部2名の退任も発表され、経営体制への不透明感も売りに拍車をかけたようです

◎一方、2025年11月-2026年1月期決算は、売上高6億9,507万ドル(前年同期比27%増)が、市場予想6億7,010万ドル程度を上回りました

◎企業によるAIを活用したソフト開発の活発化でデータベース需要が拡大し、サブスクリプション収入が好調でした

◎なお、2027年1月期今期の一株当たり利益予想5.75~5.93ドルは、市場予想5.69ドルを上回る見通しのようです

 

ストラテジー<MSTR>

◎2026/03/02(月)終値137.65ドル+8.15ドル

◎暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)価格の反発に加え、BTCの追加購入を発表したことが好感され、前日比+6.29%高となりました

◎2月23日から3月1日の期間に、同社は3,015BTCを総額2億410万ドル(1BTCあたり約6万7,700ドル)で追加購入しました

◎今回の購入により、BTCの総保有量は72万737BTC(平均取得価格7万5,985ドル)になったようです

◎購入資金は、株式発行プログラムを通じて調達した約2億3,710万ドルの資金を充当したとのことです

◎マイケル・セイラー会長はBTCを「永久に買い続ける」と強気の姿勢を強調していますが、財務の安定性や優先株の配当義務を巡る懸念も指摘されているようです

 

コインベース・グローバル<COIN>

◎2026/03/02(月)終値185.24ドル+9.39ドル

◎ビットコイン価格の急反発を受け、前日比+5.33%高となりました

◎米国・イスラエルによるイラン攻撃の開始直後、BTC価格は一時6万3,000ドル台まで下落したものの、イラン最高指導者ハメネイ師の死去報道により、軍事作戦の早期終結への期待からBTC価格が一時7万ドル台に迫りました

◎また、2月の米製造業景況指数(ISM)が市場予想を上回り、良好な景況感が投資家心理を支えたことも背景のようです

◎さらにBTCを大量保有するストラテジーが、直近1週間で3,015BTCを追加購入したと公表したことも好材料となったようです

◎これにより、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>+3.86%も買われました

 

アメリカン・エアラインズ・グループ<AAL>

◎2026/03/02(月)終値12.52ドル-0.55ドル

◎中東情勢の緊迫化に伴う燃料コストの上昇や旅行需要の減退懸念から、前日比-4.2%安となりました

◎米国・イスラエルによるイラン攻撃を受け、航空燃料の原料となる原油価格が一時12%急騰したことが嫌気されたようです

◎中東地域の空域封鎖により、ドバイやアブダビなど同地域を発着する便が運航停止に追い込まれ、収益悪化が懸念されたようです

◎これにより、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL>-2.9%、デルタ・エアラインズ<DAL>-2.2%なども売られました

 

カーニバル<CCL>

◎2026/03/02(月)終値29.14ドル-2.41ドル

◎米国・イスラエルによるイラン攻撃を受けた地政学的リスクと燃料費高騰への懸念から、前日比-7.63%安となりました

◎中東情勢の緊迫化に伴い原油先物価格が急騰し、クルーズ運営における燃料コストの増大が収益を圧迫するとの警戒感が強まったようです

◎また、同業のノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスが発表した決算で、売上高が市場予想に届かなかったことも重石となったようです

◎これにより、ロイヤル・カリビアン・クルーズ<RCL>-3.25%も売られました

 

クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>

◎2026/03/02(月)終値384.86ドル+12.88ドル

◎投資判断の引き上げや「AI脅威論」による売りは行き過ぎとの見方から、前日比+3.46%高となりました

◎あるアナリストが、投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、目標株価520ドルを維持しました

◎AIが既存ソフトを代替するとの懸念から年初来で21%下落していましたが、アナリストは「絶好の買い好機」と指摘したことが好感されたようです

◎3月3日に発表予定の2025年11月-2026年1月期決算が、短期的な株価上昇の材料になると期待されているようです

◎過去6ヶ月で実施した総額14億ドルの戦略的買収により、アイデンティティ市場への参入基盤が整ったことも評価されました

◎別のアナリストも、同社の広範なプラットフォームが競合するAIモデルに対して優位性を持つとみているようです

 

エレバンス・ヘルス<ELV>

◎2026/03/02(月)終値294.07ドル-25.93ドル

◎メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)が同社への制裁方針を示したことを受け、前日比-8.1%安となりました

◎リスク調整データの提出要件に「不遵守の疑い」があるとして、メディケア・アドバンテージ処方薬プランへの新規加入停止などを命じられたことが嫌気されたようです

◎あわせて、主要部門の執行副社長であるピーター・ヘイタイアン氏が5月に退任すると発表されたことも背景のようです

◎トランプ政権によるメディケイド受給資格の変更に伴う会員数減少や、1月に発表した今期の弱い業績ガイダンスも引き続き重石となっているようです

 

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