【株価が動いた理由】TI、テスラ、IBM、サービスナウ、フリーポート、コムキャスト、キューリグ・ドクター・ペッパー、ユニオン・パシフィック、ネクステラ・エナジー、サーモ・フィッシャー、ユナイテッド・レンタルズ、ブラックストーン
目次

テキサス・インスツルメンツ<TXN>

テスラ<TSLA>

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>

サービスナウ<NOW>

フリーポート・マクモラン<FCX>

コムキャスト<CMCSA>

キューリグ・ドクター・ペッパー<KDP>

ユニオン・パシフィック<UNP>

ネクステラ・エナジー<NEE>

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック<TMO>

ユナイテッド・レンタルズ<URI>

ブラックストーン<BX>

【株価が動いた理由】TI、テスラ、IBM、サービスナウ、フリーポート、コムキャスト、キューリグ・ドクター・ペッパー、ユニオン・パシフィック、ネクステラ・エナジー、サーモ・フィッシャー、ユナイテッド・レンタルズ、ブラックストーン

テキサス・インスツルメンツ<TXN>

◎2026/04/23(木)終値282.23ドル+45.92ドル

◎2026年1-3月期決算と4-6月期の見通しが市場予想を大幅に上回り、データセンター向けの急成長が好感されたことで、前日比+19.43%の急騰となり上場来高値を更新しました

◎1-3月期決算は、売上高48億2,500万ドル(前年同期比19%増)が市場予想45億3,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.68ドルも市場予想1.36ドルを上回りました

◎AIデータセンター向け売上高が約90%増、産業向けも30%以上増と好調だったとのことです

◎また、4-6月期の売上高予想50億~54億ドルが市場予想48億6000万ドルを上回り、一株当たり利益予想1.77~2.05ドルも市場予想1.57ドルを上回ったことも好感されたようです

◎最高経営責任者(CEO)は「産業分野で、ここ半年程度、継続的な成長が見られている」と語りました 

◎好決算を受け、バンク・オブ・アメリカ<BAC>-1.22%のアナリストは、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を235ドルから320ドルに引き上げました

◎これにより、マイクロチップ・テクノロジー<MCHP>+9.89%、オン・セミコンダクター<ON>+9.88%、NXPセミコンダクターズ<NXPI>+6.82%、アナログ・デバイセズ<ADI>+5.88%なども買われました

 

テスラ<TSLA>

◎2026/04/23(木)終値373.72ドル-13.79ドル

◎2026年1-3月期決算は市場予想を上回ったものの、設備投資の大幅な積み増しにより今期のフリーキャッシュフローがマイナスになるとの見通しが示され、投資回収の遅れを懸念し、前日比-3.56%安となりました

◎1-3月期決算は、売上高223億8,700万ドル(前年同期比16%増)が市場予想221億ドルを上回り、一株当たり利益0.41ドルも市場予想0.35ドルを上回りました

◎一方で、AIや新製品開発に向けた今期の設備投資額の見通しを、従来の200億ドルから250億ドル超へ引き上げたことが嫌気されたようです

◎イーロン・マスクCEOはロボタクシーによる大きな収益化が2027年以降になると述べており、巨額投資が短期的な利益に繋がりにくいとの見方が強まったようです

◎決算発表を受け、アナリストの平均目標株価は約11ドル下落し約402ドルとなりました

 

インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>

◎2026/04/23(木)終値231.08ドル-20.78ドル

◎2026年1-3月期決算は市場予想を上回ったものの、ソフトウェア関連事業の成長鈍化や今期の業績見通し据え置きが嫌気され、前日比-8.25%の大幅安となりました

◎1-3月期決算は、売上高159億1,700万ドル(前年同期比9.5%増)が市場予想156億3,080万ドルを上回り、一株当たり利益1.91ドルも市場予想1.81ドルを上回りました

◎しかし、ソフトウェア部門の売上高成長率が11%と前の期の14%から鈍化したことに加え、AIが既存事業を代替するとの懸念から、成長の持続性に疑問を呈する声が上がったようです

◎2026年12月期今期の売上高見通しを据え置いたことで収益拡大への不透明感も意識されており、ソフトウェア市場全体の地合い悪化も相まって売りが膨らんだようです

◎これにより、ワークデイ<WDAY>-9.42%、セールスフォース<CRM>-8.69%、アトラシアン<TEAM>-8.63%、アドビ<ADBE>-6.62%、インテュイット<INTU>-6.21%、オラクル<ORCL>-5.98%、スノーフレイク<SNOW>-5.89%、マイクロソフト<MSFT>-3.96%なども売られました

 

サービスナウ<NOW>

◎2026/04/23(木)終値84.78ドル-18.29ドル

◎2026年1-3月期決算で中東紛争による大型案件の導入遅れや利益率見通しの下方修正が嫌気され、前日比-17.74%の急落となりました

◎1-3月期決算は、売上高37億7,000万ドル(前年同期比22%増)が市場予想37億5,000万ドルを上回り、一株当たり利益0.97ドルは市場予想と一致しました

◎しかし、2026年12月期今期の調整後営業利益率予想を従来の32%から31.5%へ下方修正したほか、中東での契約遅延がサブスクリプション収入成長率を0.75ポイント下押ししたことが嫌気されたようです

◎あるアナリストは、セキュリティー新興のアーミス買収による利益率圧迫や今後1年間の契約高成長率の鈍化を指摘し、目標株価を185ドルから150ドルへ引き下げました

◎AIが既存ソフトを代替するとの懸念が広がる中、収益成長の持続性を見極める動きが強まっている背景のようです

 

フリーポート・マクモラン<FCX>

◎2026/04/23(木)終値61.48ドル-8.88ドル

◎2026年1-3月期決算は市場予想を上回りましたが、インドネシアの鉱山事故に伴う今期の販売量見通し引き下げが嫌気され、前日比-12.62%の急落となりました

◎1-3月期決算は、売上高62億3,400万ドル(前年同期比8.8%増)が市場予想57億2,899万ドルを上回り、一株当たり利益0.57ドルも市場予想0.47ドルを上回りました

◎一方で、2025年9月に発生したグラスバーグ鉱山での泥流事故の影響により、2026年12月期今期の販売量見通しを銅は34億ポンドから31億ポンドへ、金は80万オンスから65万オンスへそれぞれ下方修正したことが重石となったようです

◎鉱石輸送インフラの改修待ちによりフル操業の再開が遅れており、収益への先行き不透明感が広がったことが、好決算を打ち消す形となったようです

 

コムキャスト<CMCSA>

◎2026/04/23(木)終値31.64ドル+2.27ドル

◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回ったことに加え、懸念されていたブロードバンド事業に底打ちの兆しが見えたことが好感され、前日比+7.72%高となりました

◎1-3月期決算は、売上高314億5,700万ドル(前年同期比5.3%増)が市場予想304億1,490万ドルを上回り、一株当たり利益0.79ドルも市場予想0.72ドルを上回りました

◎国内ブロードバンド契約の解約数が6万5,000件と、市場予想17万3,700件の減少を大幅に下回ったことが安心感を誘ったようです

◎動画配信サービス「Peacock」の売上高が初めて20億ドル(前年同期比71%増)を突破し、加入者数も4,600万人に達したことも評価されたようです

 

キューリグ・ドクター・ペッパー<KDP>

◎2026/04/23(木)終値28.53ドル+1.99ドル

◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回ったほか、米国での清涼飲料事業が2桁成長を記録したことが好感され、前日比+7.49%の上昇となりました

◎1-3月期決算は、売上高39億7,600万ドル(前年同期比9.4%増)が市場予想38億3,595万ドルを上回り、一株当たり利益0.39ドルも市場予想0.37ドルを上回りました

◎主力ブランドの「ドクターペッパー」や「セブンアップ」を含む米国飲料事業が12%増と大幅に伸長したほか、エナジードリンク市場でのシェア拡大も寄与したようです

◎コーヒー事業は販売減により2.3%減と苦戦したものの、飲料部門の力強い伸びが全体を牽引した模様です

◎今月初めにオランダの飲料企業JDEピーツの買収を完了しており、今後はコーヒー事業と清涼飲料事業の2社への分割計画を推進する方針を強調しました

◎買収関連費用で純利益は減少したものの、今期の売上高見通しを259億~264億ドルに据え置くなど、先行きの安定した成長期待が買いを誘った背景のようです

◎これにより、コカ・コーラ<KO>+2.21%、ペプシコ<PEP>+1.24%も買われました

 

ユニオン・パシフィック<UNP>

◎2026/04/23(木)終値271.26ドル+21.86ドル

◎2026年1-3月期決算で一株当たり利益が市場予想を上回ったほか、業務効率の改善により1-3月期として過去最高の利益を記録したことが好感され、前日比+8.76%の急騰となり年初来高値を更新しました

◎1-3月期決算は、売上高62億1,700万ドル(前年同期比3.2%増)と市場予想62億2,861万ドルを僅かに下回りましたが、一株当たり利益は2.93ドルと市場予想2.86ドルを上回りました

◎全体の輸送量が1%減少する中で、強力な価格決定力と石炭・穀物輸出の回復が収益を牽引したようです

◎営業利益率が59.9%へ改善したことに加え、生産性向上や資産利用率の改善が記録的な水準に達した点も好感されたようです

◎同様に好決算を発表した、CSX<CSX>+6.94%も買われました

 

ネクステラ・エナジー<NEE>

◎2026/04/23(木)終値96.25ドル+6.25ドル

◎2026年1-3月期決算で一株当たり利益が市場予想を上回ったことに加え、AIデータセンター向けの旺盛な電力需要とグーグルとの提携が好感され、前日比+6.94%高となり、上場来高値を更新しました

◎1-3月期決算は、売上高67億100万ドル(前年同期比7.3%増)が市場予想72億6,536万ドルを下回ったものの、一株当たり利益は1.09ドルと市場予想1.03ドルを上回りました

◎子会社のネクステラ・エナジー・リソーシズが、大規模なAIデータセンター向けに30カ所の電力供給「ハブ」建設を計画していることが評価されたようです

◎また、アルファベット<GOOGL>-0.13%傘下のグーグルと提携し、アイオワ州の廃止された原子炉の再開を目指す方針も材料視されたようです

◎再生可能エネルギーへの税額控除の維持など規制面での追い風も背景に、ジョン・ケッチャムCEOが決算説明会で「驚異的な成長期のために設立された企業だ」と自信を示したことも投資家の期待感を高めた背景のようです

 

サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック<TMO>

◎2026/04/23(木)終値466.7ドル-47.28ドル

◎1-3月期決算で一株当たり利益が市場予想を上回り、今期の業績見通しも引き上げましたが、実質売上高の伸びが市場予想を下回ったことが嫌気され、前日比-9.19%の急落となり年初来安値を更新しました

◎1-3月期決算は、売上高110億500万ドル(前年同期比6.2%増)が市場予想108億6,480万ドルを上回り、一株当たり利益は5.44ドルと市場予想5.25ドルを上回りました

◎全体の増収を牽引したのは買収と為替の追い風で、実質的な需要を示す実質成長率は1%と市場予想1.2%を下回ったことが嫌気されたようです

◎特に分析機器部門が実質2%減、診断関連部門が同3%減と低迷したほか、学術・政府機関からの需要減により米国や中国市場での売上が軟調だったことがネガティブ視されたようです

◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想を24.64~25.12ドルへ引き上げたものの、臨床データ企業のクラリオを約90億ドル規模で買収したことに伴う負債増への懸念や、インフレによるコスト上昇圧力も投資家心理の重石となった模様です

 

ユナイテッド・レンタルズ<URI>

◎2026/04/23(木)終値986.78ドル+183.9ドル

◎2026年1-3月期決算が市場予想を大幅に上回り、今期の業績見通しを引き上げたことから、前日比+22.92%の急騰となり年初来高値を更新しました

◎1-3月期決算は、売上高39億8,500万ドル(前年同期比7.2%増)が市場予想38億7,484万ドルを上回り、一株当たり利益9.71ドルも市場予想8.95ドルを上回りました

◎データセンターやインフラ、電力、鉱業など多岐にわたる新規建設プロジェクトが好調だったことに加え、2026年のFIFAワールドカップに向けた北米でのスタジアム改修需要も追い風となったようです

◎2026年12月期今期の総売上高予想を従来の168億~173億ドルから169億~174億ドルへ、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)予想も従来の75億7,500万ドル~78億2,500万ドルから76億2,500万~78億7,500万ドルへそれぞれ上方修正しました

バンク・オブ・アメリカのアナリストは、投資家の低い期待を大きく上回る内容だったと評価し、投資判断「買い」を維持しました

 

ブラックストーン<BX>

◎2026/04/23(木)終値122.33ドル-7.4ドル

◎2026年1-3月期決算は市場予想を上回ったものの、主力のプライベートクレジット事業における収益鈍化や資金流出が嫌気され、前日比-5.7%安となりました

◎1-3月期決算は、売上高34億3,337万ドル(前年同期比24.2%増)が市場予想34億854万ドルを上回り、一株当たり利益1.36ドルも市場予想1.34ドルを上回りました

◎プライベートエクイティ部門が牽引し運用資産総額は1兆3,040億ドルに拡大した一方、最大の「クレジット・保険」部門の利益が前年同期比26%減となったことが嫌気されたようです

◎AIによる既存ソフト事業の代替懸念などを背景に、同分野のファンドから資金流出が広がったことも投資家心理を冷やした背景のようです

◎スティーブン・シュワルツマンCEOは、AIデータセンターへの巨額投資が将来の成長の鍵になると強調しており、インフラ部門のリターンも7.8%と好調でしたが、足元のクレジット事業への不透明感が強く意識されたようです

 

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