インテル<INTC>
◎2026/04/24(金)終値82.54ドル+15.76ドル
◎2026年1-3月期決算と4-6月期の見通しが市場予想を大幅に上回ったことが好感され、前日比+23.59%の急騰となり2000年以来の上場来高値を更新しました
◎1-3月期決算は、売上高136億ドル(前年同期比7%増)が市場予想124億ドルを、一株当たり利益0.29ドルも市場予想0.02ドルを大幅に上回りました
◎1-3月期の粗利益率は41%に達し、前年同期の39.2%から改善したほか、4-6月期も39%を見込むなど収益性の改善が評価されたようです
◎データセンター部門の売上高が前年同期比22%増の51億ドルと好調だったほか、主力のサーバー用プロセッサー「Xeon」がAIインフラ整備の恩恵を受けているとのことです
◎4-6月期の見通しは、売上高予想138億~148億ドル(中間値で前年同期比11%増)が市場予想130億ドルを、一株当たり利益予想約20セントも市場予想9セントを上回る見通しです
◎リップ・ブー・タン最高経営責任者(CEO)は、「顧客の需要は増え続けており、全力を尽くしているが供給が不足している」と述べました
◎好決算を受けあるアナリストは、投資判断「買い」を維持し、目標株価を95ドルから100ドルに引き上げました
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>
◎2026/04/24(金)終値347.81ドル+42.48ドル
◎競合のインテルが決算でCPU市場の力強い回復を示したことを受け、前日比+13.91%の大幅高となりました
◎インテルの4-6月期の業績見通しが市場予想を大幅に上回り、AIの焦点が「学習」から「推論」や「エージェント型AI」へ移行する中でCPU需要が急増している実態が好感されたようです
◎あるアナリストは、エージェント型AIへの構造的変化がサーバー用CPUに対する前例のない需要を生んでいるとし、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を220ドルから375ドルへ大幅に引き上げました
◎別のアナリストは、今年後半から来年初めに投入予定の新チップ「Venice」がさらなる成長を牽引すると指摘し、インテルからシェアを奪い続けている点も評価したようです
◎供給が需要に追いつかない状況が続いており、製品ポートフォリオ全体での価格引き上げによる利益率の拡大が見込めるとの分析も買いを後押ししたようです
◎これにより、アーム・ホールディングス ADR<ARM>+14.75%、クアルコム<QCOM>+11.12%、エヌビディア<NVDA>+4.32%なども買われました
アマゾン・ドット・コム<AMZN>
◎2026/04/24(金)終値263.99ドル+8.91ドル
◎メタ・プラットフォームズ<META>がAIシステムの一部にアマゾンの独自開発CPU「Graviton(グラビトン)」を採用する契約を締結したと発表し、前日比+3.49%高となり上場来高値を更新しました
◎メタが「数千万コア」規模のAWS Gravitonを導入し、人の作業を自律的に代行する「エージェント型AI」の計算資源として活用することが材料視されたようです
◎大規模モデルの学習にはGPU(画像処理半導体)が不可欠な一方、エージェント型AIによる推論やコード生成、複雑なタスク調整といったCPU負荷の高いワークロードでの需要急増に対応する狙いとのことです
◎アマゾンのアンディ・ジャシーCEOは最近の株主宛書簡で、独自チップ事業の売上高が年換算で200億ドルを超えており、外販を含めれば500億ドルに達する可能性があると言及しました
◎今回の契約は自社製チップの外部顧客獲得による収益貢献に加え、AIインフラ投資コストの相殺を期待する買いを呼び込んだ模様です
◎なお、Gravitonはアームのアーキテクチャを採用しているとのことです
チャーター・コミュニケーションズ<CHTR>
◎2026/04/24(金)終値180.13ドル-61.65ドル
◎2026年1-3月期決算でインターネット加入者数の減少幅が市場予想を大きく上回ったことが嫌気され、前日比-25.49%の急落となりました
◎1-3月期決算は、売上高136億ドル(前年同期比1%減)が市場予想135億ドルを上回りましたが、一株当たり利益は9.17ドルと市場予想9.96ドルを下回りました
◎インターネット加入者数が12万人減と市場予想9万2,000人減以上に落ち込んだことで、固定無線や光ファイバー接続、さらには低軌道衛星との競争激化によるシェア喪失への懸念が強まったようです
◎あるアナリストは、通信大手による光ファイバー網の拡大やアマゾンなどの衛星通信事業を背景に競争環境がさらに厳しくなると指摘し、投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げました
◎これにより、前日に好決算を発表し急騰していたコムキャスト<CMCSA>-12.89%も売られました
コンステレーション・エナジー<CEG>
◎2026/04/24(金)終値313.53ドル+20.76ドル
◎あるアナリストが強気な投資判断で調査を再開したことに加え、AIデータセンター向けのクリーンエネルギー需要を取り込む成長性が評価され、前日比+7.09%高となりました
◎アナリストが、1月に発電所の開発/運営を手掛けるカルパインを266億ドルで買収したことによる規模拡大を評価し、投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を380ドルで調査を開始したことが好感されたようです
◎また、2026年12月期今期の一株当たり利益予想を11~12ドルとし、2029年までの利益成長率を年平均20%と予測しているほか、自社株買い枠を50億ドルに増額したことも好感されたようです
◎原子力や地熱など55ギガワットに及ぶ発電能力は国内クリーンエネルギーの約10%を占めており、カーボンフリー電源を求めるハイテク大手の需要に応える戦略的地位が改めて注目されたようです
HCAヘルスケア<HCA>
◎2026/04/24(金)終値432.46ドル-41.57ドル
◎2026年1-3月期決算で手術件数の減少や今期の業績見通し据え置きが嫌気され、前日比-8.76%安となりました
◎1-3月期決算は、売上高191億900万ドル(前年同期比4.3%増)が市場予想190億8,780万ドルを上回り、一株当たり利益7.15ドルも市場予想7.12ドルを上回りました
◎呼吸器疾患の流行が例年より低調だったことや年初の冬の嵐が影響し、同一施設での外来手術件数が1.7%減、入院手術件数が0.3%減と落ち込んだことが嫌気されたようです
◎また、2026年12月期今期の売上高予想を765億~800億ドル、一株当たり利益予想を29.1~31.5ドルとする従来予想を据え置いたことも重石となったようです
ニューモント<NEM>
◎2026/04/24(金)終値120.7ドル+9.64ドル
◎2026年1-3月期決算が市場予想を大幅に上回ったことに加え、過去最高のフリーキャッシュフローや巨額の自社株買い枠の設定が好感され、前日比+8.67%の急騰となりました
◎1-3月期決算は、売上高73億700万ドル(前年同期比45.8%増)が市場予想65億5,001万ドルを上回り、一株当たり利益2.9ドルも市場予想2.18ドルを上回りました
◎金の平均販売価格が1オンス当たり4,900ドルと前期比で16%上昇したほか、四半期として過去最高の31億ドルのフリーキャッシュフローを創出したことが評価されたようです
◎また、新たに60億ドル規模の自社株買い枠を設定したことが株主還元への積極姿勢として好感され、地政学リスク等による金先物価格の変動懸念を打ち消す形となったようです
◎2026年12月期今期の金生産量見通しを約530万オンスとする従来予想を据え置いたことも、事業の安定性を示す材料として買いを後押ししたようです
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