【株価が動いた理由】日経平均

【株価が動いた理由】日経平均

日経平均

  

◎2024/9/12(木)終値36,833.27円+1,213.5円

◎米国市場がハイテク株中心に上昇したことと、円高ドル安進行が一服したことから、半導体株や輸出関連株中心に8営業日ぶりに反発し、前日比+3.41%の大幅高となりました

エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファンCEO(最高経営責任者)が、「信じられないほどの需要に直面している」とAI(人工知能)の需要の強さを語ったことから大幅高となり、米株市場も大きく反発した流れを受けて日本株も上昇しました

◎これにより国内の半導体関連株も前日比で、アドバンテスト<6857>+9.19%、ディスコ<6146>+4.9%、東京エレクトロン<8035>+4.81%、SCREENホールディングス<7735>+3.17%と軒並み大幅高となりました

◎また、8月の米消費者物価指数(CPI)を受けて米国の0.5%大幅利下げは遠のき、日米の金利差縮小に歯止めがかかるとの見方から、1ドル=142円台後半まで円安ドル高に進みました

◎その後、日銀の田村審議委員が追加利上げに前向きなコメントをしたことで、一時142円台前半まで円が買われましたが、米国の0.25%利下げ見通しも固まりつつあり円高傾向に一巡感が出ているとして、再度142円台後半まで円は売られました

◎この円高ドル安の一服を受けて、トヨタ自動車<7203>+3.75%、村田製作所<6981>+5.32%などの輸出関連株も買われました

◎また日経平均への寄与度の高い、ファーストリテイリング<9983>+3.77%、ソフトバンクグループ<9984>+7.95%なども大幅高となりました

◎日経平均採用銘柄の内、222銘柄が上昇、3銘柄が下落と全面高の様相です

◎日経平均は7月11日史上最高値42,426.77円から、8月5日安値31,156.12円まで26.6%下落。その後9月2日高値39,080.64円まで戻した後は36,000円前後でもみ合いとなっていましたが、この日は一時36,902.21円まで上昇しました

 

 

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公開日:2024.9.12

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